今更役に立たないDiMAGE Z5のレポートなどひとつ



まず持ってみる

各所にゴムが配されて、手が滑ることはない模様

が、Z1のような手に吸い付くようなグリップ感ではなくなってるのは痛し痒しか



それにZ1では赤く囲った切り欠き部分が、右手でカメラをぶら提げた時に安定感を与えてくれていが      
                    Z5では指のかかる部分が凸面でできている為に少し不安定な印象をもってしまう

Z1はそういった点でグリップした時のことをよく判ったデザインだったのではないかと今更ながらに思う

が、Z5ではシャッターボタン位置が見直され、そこはとても良くなっております

(Z1は良く判っている言ったがシャッターボタンが内側に寄り過ぎてる点は不可解だったな・・・)



では起動して機能面のチェックを

おっ!AF速い!Z1も発売時には爆速と評する向きもありましたがその比ではない!

しかもZ1では「横線には反応しない」「逆光に近い場面では反応しない」「木目のようなところでは反応しない」といった塩梅で

撮影をあきらめる事が多かったが、Z5はほとんどそれらを克服して、どこでも速攻合焦OK

これはすごい

すごいだけに、合焦時の画面フリーズの長さが惜しい

私の用途では問題無いレベルと思われるが、飛んでる鳥や飛行機を撮影するのは至難の業でしょうな



次にマクロ性能など検証してみましょうか

Z5でのスーパーマクロモード
最短撮影距離、約1センチにて撮影
Z1でのスーパーマクロモード
最短撮影距離、約4センチでの撮影

クローズアップレンズなど使わない、本体のスーパーマクロ性能のみでの比較

35mmカメラ換算で約63mm相当の焦点距離に固定されてしまいますが         
                さすがに1cmまで寄れると結構大きく写すことが出来ますな

しかし使ってみてZ1とZ5ではマクロモードの扱いが大きく違うことが判明

Z5では、通常モードでの合焦範囲は W側 0.6m〜∞ T側 1.6m〜∞
               マクロモードでは W側 0.1m〜1.0m T側 1.2m〜2.5m
    スーパーマクロモードでは 1cm〜100cm 

となっており、広角端でも少し寄ろうとするとマクロモードに切替えなければなりません

「否、Z1も同じ仕様になってるはずだよ」と仕様書を見て思う方もおられるでしょう

が、実はZ1の場合、マクロモードと通常モードの違いはフルタイムAFがoffできるかどうかの違いしかなく

通常モードでマクロモードに表記されている最短撮影距離〜∞での撮影が可能でした

このあたり、厳密にモードを切替えさせられるのはちょっと面倒になりましたな



で、上の紅梅での比較写真を見て、嫌でも色味がえらく違うことに気づくわけです

設定は同じ ホワイトバランス・AWB        
カラーモード・ナチュラル
シャープネス・標準
コントラスト・弱い
露出補正・+-0

Z1は赤寄りのセッティングだからな〜と思ったけれど、白梅を撮ってがっかり

Z5にて撮影 Z1にて撮影

あきらかにZ5の方が緑被りしてる・・・

しかし、ただガッカリしてるわけにはいかないので善後策を考えてみる

そう、緑被りする分を元からバイアスをかけておけばいいのでは?

緑被り分、似た色味の物でMWB設定してやればなんとかなるのでは                    

                    ということで身近にあった緑っぽい封筒を使ってみた

Z5 AWBにて Z5 上記の封筒を使ってMWBを設定

ハハハ、この程度の機械を騙すのは何てことないな

速攻で問題解決!

するわけもないので、この点はサービスに相談してみますわ

・・・・・・・・・

で、相談してみた所「Z5の仕様の範囲内」ということでした・・・

仕様ではしようがないので、Z5をだまくらかす方向で研究を進めることとしましょうか





↑ISO別のサンプル(等倍切り出し)



↑ISO320・2560x1920ドットの画像を400x300ドットにリサイズした元画

特に赤のベタ部分が汚くなるので、普段はISO50〜100で使うことになりますな

とは言え、Z1でもISO200は非常用として使っていたので                        
             手ブレ補正が付いた分、やはり事実上手ぶれに強くなったと言えるでしょうか



その他に気付いた点など

その壱

Z5には手ブレ補正機能を搭載しておりまして、それにかなりの自信をお持ちなのはよいのですが

室内で露出オート(A・Pモード)・手ブレ補正ONでストロボを使うと                
                 シャッタースピードは1/40secという低速に設定されてしまいます

しかし手ブレ補正では被写体ブレは補正できないので                      
               なまじ明るめの室内などで動き回る子供など撮影した場合
ストロボで静止した像に妙な縁取りが付いてしまい                       
                 ブレた写真に見えてしまったりするのではないでしょうか?

Zシリーズはカメラマニアでないファミーリー層狙いのコンセプトだったはずなのに          
                      妙な設定をデフォルトにしてしまったものですな

(ちなみに手ブレ補正offの場合は1/160secにセットされます)


そしてZ5の露出制御はコンパクト機にしては珍しく正確なものだと思われます

たいていのコンパクト機では露出計任せにしていると、かなり明るめの結果になり             

            白とびしてしまう傾向にあるため、Z1でも常に-1/3ぐらい露出補正をしていたのですが

Z5では上にあるサンプルの白梅を見てもらえば判る通り           

                 白いものをちゃんとグレイに再現してくれています

「ちゃんと」の意味が判らない方は反射光式露出計の仕組みをしらべてみてください

これはマニュアル一眼レフカメラを使っていた人間にはやりがいの有る仕様だと思いますが

やはり、ファミリー層を狙ったカメラとしては賛同を得ることのない設定の仕方だと思われます

一般ユーザーは絶対的にパナやキヤノンのカメラが出す画像のように明るくて彩度の高い画像を好みますから


その弐
 
変な挙動

再生モードのまま、起動・終了させると               

             終了時にレンズが1センチ程せり出して戻るという意味不明な動作をします

この件についても問い合わせてみましたが、これも「Z5の仕様」とのことでした

バグの取り忘れとしか思えませんがファーム修正とかは考えて無いとのこと

まあ、私の場合はアダプタリングを付けっぱなしにするので               
                レンズを動かした分の電池が減る程度の損失しかないからいいけど・・・

・・・・・・・・・・・・

今しがた風呂に入りながらこの件について再考していて           

             はたと気付いたことがあります、それは「カエルの食事法」です

知ってる人は知っている、知らない人は全く知らないと思いますが            

                  カエルは食事の時、目をぱちくり瞬きします

といっても、人間のようにまぶたを閉じたり開いたりするのではなく            

         目を閉じる時には目自体を下げ顔に収納するという感じでやる瞬きを

そしてそれは人間のように目を潤す為ではなく                     

                 目のを使って口の中にある食物を胃に押し込む為に行なわれているのです!

そう、Z5がレンズをせり出して戻すのは                        
終了時に画像ファイルを電子的だけではなく
                             物理的にどこかに押し込んでいるのですよ

きっとそうにちまいない!


その参

ソフマップでのZ5の買取上限額は14.000円です(06/03/11現在)



といった感じでしょうかね

あと3週間でコニミノはカメラ製造から撤退するわけです

まぁ、お疲れさまでした、いろんな意味で・・・

06/03/11