自作アイリスは@を見るか?の巻
Kenkoのアイリスという特殊効果フィルタをご存知でしょうか?
どうやら現在は製造されていないようですが、レンズ前に取り付ける星等の型を抜いた遮光フィルタで、
これによりバックの点光源のボケを変形させるというものです。
この商品を目にした時から(少し昔の話・・・)疑問に思っていたことがありました。
星型などではなく、もっと複雑な図形、そう、文字などでもこのフィルタは有効なのか?と。
フィルムではテストする気も起こらなかったのですが、
デジカメならいくらテストをしてもかかるのは電池代だけです。
思い立ったが吉日、いっちょやってみるか!というわけです。
で、早速、紙をくり抜いて

こんなものを作りました。(マジックで塗ってありますです)
QV-2900UXのレンズ口径が25mm程度なので、
当然それより小さく、@の最大径が18mmで作りました。
これをレンズとプロテクタフィルタの間に置きます。
これだけ・・・

勿論こちらから見ると文字が裏になるように。
ではテスト結果など見てやってください。(モデル・にゃんにゃんにゃんこ)
![]() |
![]() |
| @フィルタ使用 点光源・LED | @フィルタ不使用 点光源・LED |
![]() |
![]() |
| @フィルタ使用 点光源・金属反射 | @フィルタ不使用 点光源・金属反射 |
撮影データは望遠端(320mm相当)に3ディオプトリの接写レンズを使用。絞りはF3.5(開放)。
レンズ先端からにゃんにゃんにゃんこまでの距離25cm(合焦位置)、点光源までの距離70cm。
やったぜカトちゃん、大成功です。
しっかりバックのボケが@になってます。
屋外でも作例を作ってみました。
クローズアップレンズは使っていません。

望遠端(320mm相当)で最短撮影距離(90cm)の太陽の塔に合焦、絞り開放(F3.5)シャッター速度1/8
バックの点光源間までの距離は200m位かな?
しかし屋外で作例を作るのは恥ずかしいな・・・ホント。
で、これを日中の普通の撮影に使うと

こんな感じになります。う〜ん。
この時は接写レンズは不使用で望遠端、最短撮影距離付近に合焦。絞りは開放。
ついでに前出の星型も作ってみました。

こんな感じ。
![]() |
![]() |
![]() |
| No.1相当のクローズアップレンズ使用 (+1Dの老眼鏡レンズ) QV-2900の望遠端(320mm相当)で 絞りは開放(F3.5) 自作アイリスは不使用 |
左の条件に星型のフィルタを使用 | 同じく@のフィルタ使用 |
邪道っぽいですが、おもしろいでしょ?
手が器用で望遠系のデジカメをお持ちの方、
是非「薔薇」など切り抜いて実験結果を教えてください。
03/04/27追記
このテクニックを使うには、大口径、明るいF値、35mm換算で200mm以上くらいの望遠をもっているカメラが必要になってくるのではないかと思われます。
そして撮影時には、望遠側で絞りは開放ということになります。
絞りを小さくするとフィルタの形にケラレが生じるか、うまくフィルタの形にボケません。
広角側で使っても同じことが言えます。(広角側では全くボケません)

こんな!(広角端での使用例)
効果は前出の条件に、レンズの有効径とフィルタの穴の大きさの比、レンズの構造、点光源との距離等さまざまなことに左右されるようです。
面白いものができたら是非教えてくださいね。
03/04/22