■ プロフィール ■

指揮者 柳澤寿男 プロフィール
Toshio YANAGISAWA, conductor

©木之下晃

1971年長野県生まれ。パリ・エコール・ノルマル音楽院オーケストラ指揮科に学ぶ。また指揮を佐渡裕、大野和士に師事。スイス・ヴェルビエ音楽祭指揮マスタークラスオーディションに合格し、名匠ジェイムズ・レヴァイン、クルト・マズアに師事。2000年東京国際音楽コンクール(指揮)第2位。以降、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、新星日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢などに客演。最近では2011年12月、波田陽区、鼠先輩、長井秀和といった3人のタレントを語り手に「人間の決断と平和」をテーマにストラヴィンスキー「兵士の物語」のプロジェクト総監督を務め好評を得る。2012年は、札幌交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、群馬交響楽団などに出演する。

海外では、2005−2007年マケドニア旧ユーゴスラヴィア国立歌劇場首席指揮者。2007年3月、99年のNATO(北大西洋条約機構)軍の空爆以降、UNMIK(国連コソボ暫定行政ミッション)統治下のコソボ自治州において、コソボフィルハーモニー交響楽団に客演。同年10月、コソボフィルハーモニー交響楽団常任指揮者に就任(2009年5月、首席指揮者に昇任)。2010年7月、コソボフィルハーモニー交響楽団日本公演を実現。同時にサラエボ・フィルハーモニー交響楽団、セルビア国立放送交響楽団、アルバニア国立放送交響楽団、プラハ交響楽団(2012年9月予定)、サンクト・ペテルブルグ交響楽団など旧ユーゴスラヴィアを中心に活躍する日本人指揮者として認知されつつある。2007年6月、バルカンの民族共栄を願ってバルカン室内管弦楽団を設立。10月、「ニューズウィーク日本版・世界が尊敬する日本人100」に選出。2009年5月、バルカン半島の民族対立の象徴の地のひとつとも言えるコソボ北部のミトロヴィッツァで、UNDP国連開発計画、ABD特定地域対象プログラム、UNKT国連コソボチーム、KFOR国際安全保障部隊、コソボ警察などの協力を受け、セルビア人・アルバニア人・マケドニア人音楽家を楽団員にしたバルカン室内管弦楽団の歴史的演奏会を実現し大成功を収めた。約20年ぶりともなる各民族の共演は大きな話題となり、バルカン室内管弦楽団は旧ユーゴスラヴィア崩壊後の断絶された文化圏の架け橋ともなっている。2009年11月、国際交流基金の招聘により、漆原啓子(ヴァイオリン)、吉村美華子(ピアノ)、三枝成彰(作曲)、星野知子(女優)の共演とともに東京公演を実現。また2010年5月にはボスニア人を更に楽団員に加えサラエボ公演を実現。同年9月にはニューヨーク国連総会に伴って行われた、バルカン・リーダーズ・サミットでバルカン各国の大統領・首相を目前に演奏を披露。同時にニューヨーク人間の安全保障協会主催による`Power of Muze Concert`で、バルカン室内管弦楽団はアメリカデビューを果たした。2011年5月には、音楽の殿堂とも言うべきウィーン楽友協会ホールでの公演を実現。11月にはUNDP国連開発計画アルバニアとともに教育を受けないロマ民族の子供たちとともにコンサートを開催し、大きな感動を呼び話題となった。

柳澤寿男のバルカンでの活動は、NHK総合テレビ「NHKニュース・おはよう日本」、NHK BS1テレビ「BS特集〜和解へのハーモニー」「BS特集〜響け!内戦の記憶を越えて」「きょうの世界」、TBSテレビ「筑紫哲也NEWS23」、SBC信越放送「LOTTAPACE〜哀しみと祈りのハーモニー」など数多くのメディアで報道され続けている。また2009年に放送された、BSジャパン(テレビ東京系)「戦場に音楽の架け橋を〜指揮者柳澤寿男コソボの挑戦」が、第6回日本放送文化大賞グランプリ受賞。2011年、信濃毎日新聞社「信毎選賞」を受賞。2012年夏には、柳澤寿男とバルカン室内管弦楽団が出演する、モントリオールの映画監督マルコム・クラーク氏のドキュメンタリー映画「The World Without War」が全世界公開。著書に「戦場のタクト」〜戦地で生まれた奇跡の管弦楽団(実業之日本社)。

現在、バルカン室内管弦楽団音楽監督、コソボフィルハーモニー交響楽団首席指揮者。

2012.2.18 update


※氏の苗字は正しくは「柳」ではなく「木」へんに「夘」です。

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