電気工事に役立つ(の?)系コラム


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コラム1:
  さて、第二種電気工事士の資格で一体何ができるんでしょうか?  という問に対し、
家中の白熱電球を蛍光灯に変えてブルジョアにする!
……という、便所の100ワット並に無駄な労力を消費中のY-maruです。こんなヤツが運営中のぷらきあ亭ですが、どうぞよろしく(とはいえ期間限定)。
  では、第二種電気工事士で何ができるかというと、一般用電気工作物の電気工事作業の従事という決まりがあるわけです。で、『一般用電気工作物』とは何ぞや、ということになるのだけど、簡単に説明してみましょう。
  そもそも『一般用電気工作物』とは、一般住宅小規模な店舗事業所など、600V以下で受電する場所の配線や電気設備のことを指してます。も少し詳しく説明すると、以下の通り。


@電圧は600V以下
Aでも、火薬作ってるところはハブんちょ

……これ大前提。この上で、以下のどれかに該当するものが一般用電気工作物な訳です。

@電力会社から電気を供給してもらって動く電気工作物や小出力発電設備
A逆潮流で、電力会社に繋がる小出力発電設備
B自家発電(小出力発電設備を持ってる)で、なおかつ外に電気が流出しない状態
C家屋に小出力発電設備があって、通常は逆潮流で使っているような場合

……ということになります。ちなみに、逆潮流というのは、需要家から電力会社に向かう電力のことを指してます。ここ重要、次のマニアック共通三次に出るからね(出ません)!

  あ、あと一つ補足。たびたび出てくる『小出力発電設備』という単語。発電といえば『火力』『水力』『風力』『地熱』『原子力』……  あ、普通の家じゃ原子力はないな。可能性があるのはお茶の水博士ん家くらいだしな。……で、それらの発電設備なんだけど、小出力だけあって限界があります。

@ソーラー発電と風力発電は、出力20KWまで
A内燃機関式の火力発電は、出力10KWまで
B水路式の水力発電は、出力10KWまで
Cダム式やダム水路式はハブんちょ

……簡単すぎたけど、こんなんでいいでしょう。詳しく知りたい方は、
電気試験センターで調べてみてください(この時点でだいぶ投げやり)。では、コラム2で会いましょう(その前にもつのかこの企画?)
コラム2:
  「ケッ、どいつもこいつもエゴ丸出しか……」
  タマちゃんを思う会VSタマちゃんを見守る会のバトルを見た感想。やはり人間なんてそんなもんさ、ねぇ。


  お久しぶりです。怠けてました。
  どうも。たびてつ友の会に大ハマり中のY-maruです。只今第五巻(会報5)を読んでます。沢渡  静の幼少の頃の姿がヤケに桜井いずみにソックリなのはたぶん目の錯覚でしょう。うむ、間違いない。
  さて、お陰さまで我が家もうやむやなうちにリフォームすることが決定し、オゼゼの問題に頭を抱える毎日ですが、皆さんのおうちにはどのような電気配線がされているでしょうか?
電気工事を施工するにあたっては、一般的なケーブル工事
高電圧も可能ながいし引き工事
金属管やVE管を用いた電線管工事
見た目がスリムな線ぴ工事
沢山の電線が挿入できるダクト工事
等、様々な種類の施工法があります。ただし電線管工事の中にキラーカンと三上寛は含まれませんが。
  ですがこれら工事。ただ闇雲にやればいいって訳ではありません。きちんとした決まりがあったりします。例えばケーブルは直接コンクリに埋め込むな、とか……

  で、ごく普通の家であれば、施工できる場所というのが限られてくるのですが、それには以下のような区分があることを知ってましたか?


1.展開した場所(開けた場所)
2.点検可能な隠蔽場所(点検場所)
3.点検できない隠蔽場所(隠蔽場所)


  まあ、このHP作ってる環境は開けた場所という事になるわけで。じゃあ点検可能な隠蔽場所というのはどこかというと、主に押入れの中とか、天井裏とか。逆に点検できない隠蔽場所だと、天井のふところ部分(1Fと2Fの境目)だったり風呂場の床下(コンクリート施工)だったり。正確な定義としては、前者が『点検口があって点検が可能な場所』、後者が『点検口のない場所』。まあ、壁の中なんかも点検できない隠蔽場所という事になるわけです。また、

床から2.3mを超過した場所…………点検できない隠蔽場所

  なんて決まりもあります。脚立使ってまで危険を冒す人はいないと思われるので、この数値。まあ、ジャイアント馬場くらいですかね、危ない思いするのは?
  あと、この分類の中でもさらに2つに分類される項目があります。それは、




a.乾燥した場所
b.湿気のある場所



……と、いう感じ。つまり組合せは全部で6種類あるという訳です。おさらいすると、




い:展開していて、乾燥した場所
ろ:展開していて、湿気の多い場所
は:点検可能で、乾燥した場所
に:点検可能で、湿気の多い場所
ほ:隠蔽されてて、乾燥した場所
へ:隠蔽されてて、湿気の多い場所




  ここから考えれば、Y-maruの工房は『い』に該当し、風呂場は『ろ』に値するわけです。
  さらに考えると、ミッキー共の走行会会場は『は』となって……
  AV女優の声が容易に貫通するモロい壁は『ほ』で、ミッキー共の屍骸が多数転がってる床下が『へ』……
  なるほど。身の回りには意外と多くの区分が存在するなぁ。えーっと……


  ……あ、『に』がないや。点検可能で、湿気の多い場所?
  どこだろうどこだろうどこだろうどこだろうどこだろうどこだろうどこだろう?


ピキーン!


寝ションベンしたままの布団が入った押入れの中だ!






……色々な意味でイヤなんスけど?
コラム3:
  さて、前回施工区分に関するコラムをしましたが、今回はその続きです。
  『い』〜『へ』まで区分わけといて、じゃあどこにどんな工事ができるのか?  という話をしてなかったので、今回はソコを話しましょう。
  さて、工事の方法と施工できる場所としては……

@ケーブル工事…………どこでもOK!

A金属管工事……………どこでもOK!

B合成樹脂管工事………どこでもOK!

C金属可とう管工事……どこでもOK!


  この4つは屋内だろうが屋外だろうが、どこに施してもOKという工事。


D線ぴ工事………………『い』『は』

E殆どのダクト工事……『い』『は』


  この2つは『い』と『は』。すなわち点検が可能で乾燥した場所ならOKという工事。

FCD管工事……………
         どこでもOKだけど、コンクリートに埋め込んで使う工事。

Gがいし引き工事………
         『い』『ろ』『は』『に』。点検が可能な場所ならOKという工事。

Hフロアダクト工事……
         『ほ』。隠蔽されて、乾燥した場所。主に床下が望ましい。

Iセルラダクト工事……
         『は』『ほ』。点検できるできないに関わらず、隠蔽されてる場所。


  この4つは特殊な例。基本的にはこの10種類の工事さえ覚えておけばいいのではないでしょうかねぇ。
  ちなみにこれは、300V以下の電圧においての話。300Vを超過すると、また色々と変わってくるのですが、今回は省略しましょう。



   一般的に、ごく普通の家庭(とりあえずY-maru家)においての主流は、やはりケーブル工事。これが鉄筋コンクリートになると、金属管工事CD管工事。壁を貫通する場所では合成樹脂管工事など。
   ダクト工事なんかは家庭内――――というよりは、主にオフィスだったり工場だったりでよく見ます。ホレ、床下にコンセントが埋め込まれてたりしてるのは、そのダクトのお陰だったりするんだよね。
   がいし引き工事は、ふた昔以上も前の工事方法で、壁に直接取り付けられない電線を、『がいし』で離隔して配線する方法。今でこそケーブル工事が全盛だけど、今でもネオン管工事なんかはこの方式を採用してますね。
   線ぴ工事は、身内では『モール』なんて呼んでたりしているヤツで、通路などを跨ぐように配線するときの、カバーみたいなヤツ、と言えば想像できるだろうか?  こちらは新規で配線を――――  というよりは、負荷を増設したい時や取り回しを変更したい時に使う。薄手でスリムなので、見栄えの良い仕上がりとなるのがいいんだよ。但し、300V超過では使用できないんだけどね。





  と、いった感じで。今回はココまで。
  さあ、申込も後僅か。まだ申し込んでない人は、とにかく急いで申し込みすべし!!
コラム4:
  怠け気味の更新でお馴染み。どうもY-maruです。願書締め切り(正確には受験料入金)が過ぎ、いよいよ本腰入れて勉強しださなければいけなくなっております。4月に入って新しい職場、新しい学級、環境の変化に慣れずにいるかとは思いますが、ここは一つ、何事にもくじけないで頑張ってください。くじけていいのは
クラッチがスベってオーバーホールに伍萬圓払ったコヤ丸だけで十分です!  ……つーか、整備くらいしろ。

さて、配線設計の項目ペラペラめっくてると、どうにもこうにも厄介な単語があるわけです。そう、
『需要率』
『不等率』
『負荷率』
  何だか率が乱立(ハイここ笑う所)しておる訳ですよ。もー、ファイナルアンサー?  とか聞いてみたくなっちゃう訳よ。そう、アンサー、チェック!  ……あ、違う番組やねん。
  そんな訳で、今回はこの3つについて、ちょっとコラムしてみたいと思っております。


@需要率


  ……まあ、アレだ。家中の家電品の電源を全てONにすると、電力量計の円盤がホントに空飛びそうなくらい高速回転するワケよ。あれは、アラゴの円盤と同原理で動いてるんだけど、とにかく使った分だけアレが回るワケだ。
  でも、不思議な事に、そんなに高速回転している家は、そうそう見ないはずでは?
  需要率というのは、ある一定期間、一定の場所において、最大でどれだけの負荷を使ったか(これを最大需要電力という)、それに対し、その場所における負荷の合計(これを設備容量という)はいくらか、というふたつの要素の比率のことをさしている訳ですよ。


需要率=(最大需要電力/設備容量)×100[%]


  ……ちなみに、学校・事務所・銀行なんかは概ね70%、その他の場所では概ね50%くらい。
  また、何となく感づいてはいると思うけど、この率は100%を越える事はありません。もし100%を超える場合、考えられるのは……


東電あ、いや、盗電


A不等率

  たとえば、最大需要電力がそれぞれ違う家庭がいくつかあったとしますよ。その家庭が、ヨーイ、ドンで一斉に負荷を使えばえらいこっちゃ、になるんだけど、まずそんなことは有り得ない。
  例として、最大需要電力が600[KW]の池田さん家、700[KW]の草間さん家、800[KW]の中野さん家(よく考えてみたら恐ろしい家ばかりだ……)があったとする。夜しか電気を使わない池田家、早朝しか電気を使わない草間家、ほぼ毎日電気を使う中野家では、最大電力が出る時間帯にズレが生じるわけです。3軒の需要電力を総括した結果と照らし合わせると、総括した結果は各家の最大需要電力を合計した値よりも小さくなるはず。
  そういった家庭に、例えばひとつの変圧器で電気を供給する時、能率よく変圧器が活用されているかを表すのが、この不等率。この値は常に1より大きく大きければ大きいほど能率よく使われているということになるワケよ。


不等率=(各需要家の最大需要電力の合計)/(総括したときの最大需要電力)


  実際の例として、某変圧器からの給電先に、60Wの電球125個が需要率0.8で、100Wの電熱器20台が需要率0.6でそれぞれ繋がっていて、不等率が1.2であれば、総括した時の最大需要電力は……


1.2={(60×125×0.8)+(100×20×0.6)}/(総括したときの最大需要電力)


  ……となるから、


(総括したときの最大需要電力)=(6[kw]+6[kw])/1.2


  結果、10[KW]という答えが出てくる訳ですな。



B負荷率

  日本は四季のある国である。春は温かく夏暑い、秋は涼しく冬寒い。当然、その時期によって電気を多く使ったり使わなかったり。特に夏場はエアコン天国、電気はいくらあってもすぐに底をつくという、フードファイターもビックリな悪燃費。対して春先や秋口ではあまり電気はつかわない。
  これは四季に関わらず、日常生活でも同じことがいえて、例えば午後から夕刻に掛けて、電気はもっとも多く利用されている反面、夜間や早朝はほとんど電気を使わない。つまり、1日を通して考えてみると、使っている時間帯と使っていない時間帯に大きな開きがあるという事。この平均を取ったものと、一番電気を利用した時の電力との比較を取ったのが負荷率とよばれているもの。これが大きいほど、供給設備はよりよく利用されているという証になる。


負荷率=(ある時期の平均需要電力[kw])/(ある時期の最大需要電力[kw])×100[%]


  ……で、この『ある時期』というのがクセモノで、その期間が、『一日』『一週間』『一ヶ月』『一年』と採り方を替えることで、負荷率の名前も、『日負荷率』『週負荷率』『月負荷率』『年負荷率』と名前が変わる。まあ、基本的にはおなじもと考えてよいです。


……と、まあ、こんな感じ。実際のところ、試験でも出てくる割合が低い上に、イマイチ判りにくく、その上結構重要な内容だったりする訳で。まあ、何とか頑張って覚えてみましょう。
……それでは、また来週〜(ホントか?)




コラム5:
……えー、長らく放置プレイの当コラムも5回目を迎えました。
今日は電線の話でもしてみましょうかのぅ(遠い目)。

  電気工事において使われる線(いわゆる導線というヤツ)は、主に電線とよばれているもの。1ミリ以上の直径を持つ銅の線を、ビニールやポリエチレンやゴムで絶縁したもので、被覆は一重。なので直接壁に取り付けられないから、がいしを使ったり管の中に収めたり
  で、その電線を数本合体させ、さらにビニールやポリエチレンやゴムで、さらに絶縁したものをケーブルといい、こちらは被覆は二重。俗にいうところの『Fケーブル』とは、この種類に属しています。
  勘違いしやすいのは、これら電線やケーブルと、コードをごっちゃにして考えちゃう人。コードってのは、直径髪の毛ほどの軟導線を50本近く束ねてゴム等の絶縁物で覆ったものをいい、流せる電流も7アンペアから、多くても15アンペアくらいと思っていい。主に、テーブルタップみたいなヤツに使われる線。そんな線で人んち電気工事するなーーーーっ!
  ……各電線の違いはわかってもらえたかな?  で、ここからが問題。こういった電線は、一体どれくらいの電流が流せるか、ということ。導体の抵抗というのは、直径が大きくなるほど小さく(すなわち電流は流れやすくなる)、長さが伸びるほど大きく(すなわち電流は流れにくくなる)なる性質を持ってる。それを踏まえた上で、軟導線の許容電流は以下のようになるワケよ。

電線の直径(あるいは断面積) 流せる電流の許容値
1.6mm 27A
2.0mm 35A
2.6mm 48A
5.5mm2 49A
8mm2 61A


  ……で、まあこれを覚えなくてはいけないワケである。これを知らないと、場所によってどの太さの電線を使ったらいいか、その見当すらつかないからだ。
  でも、覚えるのはいささか面倒で……  ならば、語呂あわせでいきましょう。

イチロク、ニーナナ。
ニミリ、サンゴー。
ニーロク、ヨンパー。
ゴゴシク、イロハ。


……怪しいお経みたい。先に言っておくが、決してアヤシイ宗教ではない。
  では、気を取り直してもう一度。

イチロク、ニーナナ。1 6  2 7 

ニミリ、サンゴー。2 0  3 5 

ニーロク、ヨンパー。2 6  4 8 

ゴゴシク、イロハ。55 49  16 8 





  で、実際の例から考えると、配線される電線てのは、たいがい電線管の中を通ってるか、ケーブルのように被覆が二重になっているかのどちらかである。人間が厚着するのと同じで、被覆が多くなると、その分熱が発生し、流せる電流が少なくなってしまう。これを係数として表現したのが、あの有名な『電流減少係数』なのである。


管内の電線の本数
(ケーブル線心数)
電流減少係数
1〜3 0.7倍
0.63倍
5〜6 0.56倍
7〜 0.49倍

サンナナ、ヨンロクサン、ゴーゴーロク、シチシチシジュウク


……と、覚えてみましょう。

コラム6:
……アップロードに失敗しておりました。どうりで見れないと思った。
何だか、溜まりに溜まったコラム、一つもアップされてないしー。どうやらパスの指定を間違っていた御様子。ファイル名に全角使っちゃダメだよね〜  と、いう訳で。
  今回は、かなり気が早いが、平成15年度第二種電気工事士の、技能試験について大胆に予測してしまおうかと。
  一人で予測するのは淋しいので、アシ一号(勝手)のナルディア様(そう書かないと『ぐー』で殴られる)とのセッションを。





ナルディア様(以下、N):Y-maruが電気工事取ったのはいつごろ?
Y−maru(以下、Y):高校三年の時だね。確か平成9年度の午前の部だった。
:試験会場は?  今年は一日一回で統一されたけど、その頃って確か午前と午後に分れてなかったっけ?
:そうそう。筆記は池袋で、技能は蒲田。ま、だいたい有名どころだけどね。
:でも、最近じゃ東京会場は目黒の駒場じゃなかったの?  あの、目黒区唯一の工業高校……
:今年からそうじゃないみたい。詳しいことわからんけど。
:ふーん。でも、問題の傾向なんかは、変わってないんでしょ?
:基本的には。ただ、年々へんてこりんな問題でてるね。位相の関係だとか、ブリッジ回路だとか。たぶん技能試験でも同じことが言えるんじゃないの?
:言える。平成10年度から差込コネクタが出て来たでしょ?  あれがまあ、へんてこりんと言えばそうなるかな?
:同じくらいの時期に、電線管も出て来たでしょ。まあ、もっぱらねじなし管かPF管なんだけど。よくあんだけポンポン高そうなの出してて、金なくなんないな、と。
:いや、たぶん裏では涙ぐましい……
内職でもしてんのか?  電試センターの人達(苦笑)
:……で、話を戻すけど、今年の予想なんて立ててるの?
:いや、全然(笑)。
:何だそりゃ?(苦笑)
:まあ、電線管が来ることは間違いないかな、と。
:ほうほう。
:たぶん、総合的な能力を試すのであれば、電線管と何か、になるけど……
:何か?  例えばパイロットランプとか3路スイッチとかかなぁ?
:まあ、それもある。というか、最近はそれが主流なんだけどね。まあ、意外性を持たすなら……
:持たすなら?(わくわく)
ジョイントボックス(端子付)
:にゅぉぉぉぉぉぉぉっ!?  来ましたね〜。
:まあ、まずないけど。
:どうして?
:実際問題として、増設を考えたりすると、T付JBよりもワゴの方が増設しやすいし、工事も楽。……まあ、大ワッカ大会したい人がいれば別だけど。
:いないいない、そんな人(笑)
:だから、出てくるとすれば、図面がきちんと読めるかどうか、というのがポイントになるんじゃないかな、と予想してるんだけどね、実は。
:具体的にはどんな感じ?
:例えば平成12年度の午後の問題。3路スイッチの他に、露出コンセント繋げる所あったでしょ。あれって、接続点から配線器具までって、ホントは300mm必要なんだけど、間違って150mmで取っちゃう人がいっぱいいたみたい。結構おかわりしてた人、多かったよ。
:まあ、線のおかわり、累積1、だからね。
:そうそう。軽欠陥1なワケよ。
:そうすると、平成14年度なんかも、アレじゃない?  午前の問題だっけ?
:?
:あれって複線図に直すと、3本の接続2ヶ所あったでしょ。だけど、入ってた3本用の差込コネクタは1個。
:ああ、はいはい。
:どちらか一方は差込コネクタ、どちらか一方はリングスリーブ。聞いた話だと、両方とも差込コネクタだったり、両方ともリングスリーブだったり(笑)
:まあ、リングスリーブのおかわりは自由だけどね。差込コネクタは、書いてなかったから軽欠陥か。
:それ以前の問題で、題意相違。ま、問題よく読め、と。
小細工で今年は攻めてくるんじゃないかな。俺はそう思うね。
    ……で、ナルさんは?
:え?
:予想だよ。どんな予想立ててるの?
がいし引き工事(きっぱり)
:そりゃまたマニアックな……(苦笑)  今となってはネオン管工事くらいしかないでしょう?
:じゃあ、端子付……(笑)
:もういいって(笑)
:わたしは、四路スイッチがそろそろ、と思ってるのよ。あと、スイッチやコンセントも、最近ニュータイプが出たでしょ?
:ああ、あの押しボタンみたいなやつね。
:平成4年にハイ角連用からフルカラーに替わったように、そろそろどうかなぁ?
:構造的にあんまりかわらないから、値段の安いフルカラーがまだまだ主流なんじゃない?
    でも、四路スイッチは考えたねぇ。確か、一種の技能で出ただけだね。
:目ぼしい所としたら、そんなところじゃないかな?  あとは、ホタルスイッチとか。
:パイロットランプの逆点滅とかは?
:今まで出てないけど、配線が簡単だから、どうかなぁ。わたしは出ないと思う。
:そうすると、そんな所か……
:あとは、単相三線式なんてのも考えられるわね。今、新築で建ってる家のほとんどが単3でしょ?
:つーか、新築で単2、聞いたことない(苦笑)。
:まあ、今の電力事情考えれば当たり前なんだけど。『電気なんていらねんじゃ!』って家もあるかもしれないし。
:でも、知っていてソンはないか。ただ、基本的な施工ができるかどうかを調べるなら、単2でもいいんじゃない?
:ま、どういう風に出てくるか、だけどね。
:じゃあ、ナルさん的予想は、四路・単3、ニュースイッチ、という所か。
:で、Y-maru予想は、複雑な問題、と。……例えば?
:二本接続はワゴ玉、三本はとも巻、四本はスリーブ
:受験者殺す気ですかい(笑)!
:配線がクランク状で、よーくみたら一本が450mmだったり。
:何かヤダ。それ……
:全てIV線。接地側と非接地側以外は全部赤色配線で、なおかつ3路スイッチとか?
:修羅場になるわね、会場が。
:楽しみだなぁ〜♪
:『…………や』



(永久の街:ソルティアスより中継  大ウソ  )



  さあ、今年の電気工事士、あなたはどんな問題と遭遇する?


コラム7:
  さて、いよいよ本戦(筆記試験)が今度の日曜日に迫ってます。皆様、時空融合ゴール・プタロスの準備はよござんしょか?
  そんな水曜日にこんなの書いてますが、筆記試験前の最後のコラムをお届けします。え、なんで最後かって?
  ハハハ、やだなぁ、決まってるじゃないですか。


更新がドンガメなんだyo!(ヒップホップ風に)


  そんな訳で、ちょっとマスターしといた方がいいんじゃないの的ポイントのお話です。この第二種電気工事士においては、特別な公式がズラリと並ぶわけでもなく、単純な四則演算とオームの法則がわかれば何とかなっちゃうもんですが、たとえばこんな問題が出てきたら、どうやって計算するでしょうか。えいっ!



  はい、まずはコレ。幹線の許容電流が49Aのところに、こんな感じで負荷をつなげてみました。要するに、10Aのモータ(つまり電動機ですね)が2台、ヒータ(つまり電熱器です)が1台。これをつなげてみましたが、では大元のブレーカはどれくらいにしたらいいの?  という問題。一応、平成14年の午前の部で、似たような(つーか、同じヤツ)がでてるので、こちらも紹介。

図のように、電動機Mと電熱器Hが幹線に接続されている場合、低圧屋内幹線を保護する幹線側の過電流遮断機の定格電流の最大値[A]は。ただし、幹線の許容電流は49[A]で、需要率は100[%]とする。(参考文献:2003年版第二種電気工事士筆記試験標準解答集・改【オーム社】)



  あー、楽勝だねぇ、という感じで問題に取りかかったわけですが、ん?  何かがおかしい。どうも違うような……
  で、よーく調べてみたら、許容電流がらみで、こんな問題も出てきてしまいました。





  あららら。こちらは幹線の許容電流を求める問題ですねぇ。一応コレも問題原文を読むと……


図のように三相電動機と三相電熱器が幹線に接続されている場合、幹線の太さを決める根拠となる電流の最小値[A]は。ただし需要率は100[%]とする。(参考文献:2003年版第二種電気工事士筆記試験標準解答集・改【オーム社】)



  まあ、もうお解りかとは思いますが、この二つ、似たようなことを書いておいて、求めるモノは違う上に、やり方まで違うというオッツォロシイ問題となっております。まあ昔から、身長とヒューズの容量はちょっと大きいくらいがいいなんてことを言っていたモンですが(言ってません)、このままオメオメと引き返すとユパ様に斬られそうなので、一応解き方をやってみようかと。
  ちなみに、最初の問題は@幹線の過電流遮断機定格電流の最大値を求める問題
下の方がA幹線の許容電流の最小値を求める問題です。






@のバアイ〜電動機はそこにおるか!〜


まず、つながってる負荷をチェックします。はい、そこに電動機はありますか?  なければラッキーです。幹線の許容電流がそっくりそのまま定格電流となります。まあ、過電流遮断機は安全装置なんで、できれば幹線の許容電流以下の容量をチョイスしましょう。具体的にはこんな感じ。


  不幸にもモータが見つかってしまったそこのアナタ!  謹んでご冥福を……(死んでません)。もしモータがある場合は、モータだけの定格電流の和がキモになります。ちなみに今回の場合は、合計すると20Aになり、他に電熱器の定格電流が15Aです。では、これからこういう計算をしてください。

壱:まず、モータだけの定格電流の和を確認する……今回は20Aです。
弐:その値を3倍します……20×3=60Aですね。
参:その60Aに、残った電熱器の定格電流の和を合計する……60+15=75Aでし。


  ワーイワーイ、喜ぶのはまだまだです。まあここいらでお茶でも飲みながら、ひとやすみひとやすみ。
  で、ここででてきた75Aという電流値、この値が、とある条件をクリアしていればOKなんです。その条件とは……


今求めた値が、幹線の許容電流の2.5倍の値を超えていないかどうか。

……というもの。ちなみに、この問題の幹線電流49Aの2.5倍は、パッと計算すると122.5A。求めた値は75Aだから、よっしゃ、問題ないじゃん!  ということになる訳です。
  ま、要するに、条件をクリアしていれば、こーんな式になるワケです。




  ま、今回は定格電流の最大値を求めるのが問題なので、めでたく75Aという結果がでました。要は、これよりも小さな容量のブレーカを使用してくださいな、という訳で。


と・こ・ろ・が。


  許容電流の2.5倍を越えちゃいましたぁ、といううっかり八兵衛なそこのアナタ、ご心配なく。もしうっかり2.5倍超過しちゃった場合には、その値以下の容量をチョイスすればいいのさ。そう、この122.5A(今回の場合)というのが、ブレーカの定格電流の最終防衛ラインということなのさ。つまり、こう。




ほら、これで解決ざんす。要は、『モータの許容電流は3倍!』これ、最強(ゴノレゴかよっ!?)




Aのバアイ〜電動機花びら大回転の巻〜

  では今度は、幹線の許容電流を求めたい場合の計算方法。やはりこれも、モータがあるかどうかが肝付兼太……  あいや違った、キモとなる訳です。

それでは、まず最初に、負荷のつながり具合を見てみましょう。モータの定格電流とヒータ等の定格電流を、それぞれ合計してみましょう。はい、どっちが多いですか?

壱:ヒータ等の定格電流の方が大きい。もしくは、モータなんかない場合。


  これはもう楽勝。許容電流は、全ての定格電流を足したものになります(下参照)




弐:モータの定格電流の方が大きい場合。


  モータの定格電流の合計を1.25倍して下さい。あとはヒータ等の定格電流を全部足します(下参照)



参:モータの定格電流の方が大きい上に、50A以上もありやがる場合。


  モータの定格電流の合計を1.1倍して下さい。あとはヒータ等の定格電流を全部足します(下参照)





  ね、こんな感じ。ちなみに今回の例題においては……

モータ(電動機)の定格電流の合計=50+20=70A
ヒータ(電熱器)等の定格電流の合計=15+10=25A

……で、モータの定格電流の方が大きい上に、50A以上もありやがるので、

70×1.1=77A

……あとは合計するだけです。

幹線許容電流の最小値=77+25=102A

……と、いう風に求めるわけです。




Bおまけ〜需要率って何よ?〜

詳しくはコラム4を参照するとして(え〜!?)、こいつの使い方を説明。需要率が出てきたら、でてきた答に需要率をかけてあげて下さい。たとえばAであれば……

もしも需要率が80%ならば……
102×0.8=81.6A→81A

……つー感じで。
あと、何故にモータばかり3倍だの1.25倍だの1.1倍だの、という意見に対する回答。モータの場合、速度ゼロの状態から動き出すときに強大なトルクを必要とするので、その時に定格の4〜8倍の電流がドカンと流れます(これを始動電流と呼んでるよ)。このため、モータが負荷の場合は、チョイ多めに見繕ってやる必要があるのです。ホラ、


モータの定格電流とヒューズの容量はちょっと大きいくらいがいい


なんてことを昔から言っていたモンですが(言ってません)



……まあ、こんな感じでシメます。本戦まであと数日、みなさん、がんばりんしゃい!


ps:まあ、たまには
こういうトコでも見て、ひとやすみひとやすみ……

(クレームはdeore君まで!)

コラム8:
  平成15年度第二種電気工事士の筆記試験も、6月8日につつがなく終了いたしました。受験生の皆様、ご苦労様でした。
  ぷらきあ亭でも、Y-maruとナルディア様で予備試験をやってみたので、今日はその結果ともども、解答と解説をお届けしようかと思います。と、いう訳でナルディア様の登場ざんすー!






ナルディア様(以下:):わーいわーい、勝った勝ったぁ〜!
Y-maru(以下:):つーか、3問差は誤差範囲じゃないの?
:全然♪
ショボーン(´・ω・`)
    ……んなことはいいとして、まあ、やってみた結果は以下のとおりなんだけど。


こちら、Y-maruの解答。


こちら、ナルディア様の解答。

    Y-maruは46問、ナルさんは49問。
:ま、とーぜんよね♪
:ま、負けは認めますが。(答案を見ながら)……をい。
:な、何よ〜
:防雨形の記号って、確か……
:EXでしょ(えっへん)!
:それ、防爆形(笑)。

:ええっ!(素で驚き)
:つーか、どうして庭先で防爆形なんすか?  ここはオサマ・ビン・ラディンの家ですか!?
:な、なんでかねぇ……
:しかも、案の定ここで間違えてら。まったくこの爆発娘め……
:何かおっしゃられて?  46点の人。
:うぐっ……  いつか跪かせてやるぅ……
:……てな訳で、今回の平成15年度です。午前午後のシステムをやめた初の試験となりましたが、いかがでしたでしょうか?  まあ、ぷらきあ亭メンバーの感想としましては、『ちょろかった』というトコロでした。ねぇY-maru?
:はいな。案の定と言うか何と言うか、新傾向の問題は電気理論に集中していて、他のところは例年の使いまわしという印象でした。コラムに書いていた内容もジャストミートしてたしね。
:ねー、もう絵に書いたように。何か心当たりでもあったの?
:いや、単純に俺、アレ系の問題が苦手でさ。それだけなんでど。
:なんちゅー当てずっぽうさ(苦笑)
:でもさ、あの系統の問題って、幹線の許容電流か、ブレーカの許容電流のどっちかを聞いてくる事はあっても、まさか両方出るとは思わなかっただけに、ちょっとニンマリだね。
:してやったり、といったトコロね。
:結果論だけどね。
:で、他に目新しかったところは?
:うーんと、特にないかな。
    ただ、問題の出し方として、いやらしい問題が増えたような気がする。
:例えば?
:例えば36問目。クリックボールの使用目的なんだけどさ、全部がそれらしいこと書いてあった。まあ、読めば判るんだけどさ。
:まあ、どう考えてもおかしいのあるよね……  ホルソでコンクリに穴開けたり。
:羽根ぎりで鉄板に穴開けたり。そんなことしたら羽根ぎりが残念な結果に……(笑)
:はははは♪
:あと、俺が間違えた44問目。これもさ、すぐそこにベルトランスありやがるから、てっきり小勢力回路かと……

:60V以下、最小電線太さ直径0.8mmのアレだよね。
:そしたらよく見たらよー!  トランスの一次側じゃねえかyo!
:な、なぜにヒップホップ調?
:ちきしょー!  俺の2点を返せーっ!
:ぎゃーっ!  どさくさに紛れてチチ揉むなーっ!





※編集部※
  Y-maruが壊れてしまいましたので、治るまで解答を御覧下さいませ。
  おーい、サムソンとギムリュア呼んで来ーい!

11 21 31 41
12 22 32 42
13 23 33 43
14 24 34 44
15 25 35 45
16 26 36 46
17 27 37 47
18 28 38 48
19 29 39 49
10 20 30 40 50





:えー、ようやっとY-maruが正気に戻りましたので、先に進めますよ〜。
:へいへい。えーっと、問題の傾向に関しては、まあ最近の傾向とほぼ同じなので、特に解説もアレもないのですが、まあ、そんな感じです(どんな感じ?)。
    それでは、ウチらが間違えたところや、おや?  というような場所の問題解説、やってみようかね〜
:わたしも解説するわよ〜!




※ここから先は、問題をお持ちの方のみお楽しみください。

つーか、問題ないと何のこっちゃ、ですが。

問5……この問題は、単相三線式の中性線がチョン切れたとき、500Wの負荷にどれくらいの電圧降下が発生するか、という問題。

N:このテの問題は、よくひっかかり易いんですよ〜。
    負荷はもともと100V用なので、P=V/Rという、電力を求める式を変形して抵抗値を出してあげます。500W、100Vの器具なので、R=V/Pという式になります。あとは値を代入して……  っと。
    えー、ざっと20Ωです。これと同じことを2KWの負荷にもやると、こちらは5Ωです。ここで合成抵抗を求めると、ぜんぶの和なので25Ωということになります。
    ここまでくればしめたもの。今回の状況では、200Vの電源に25Ωが繋がってるので、王蟲の……  あいや違った、オームの法則で電流を求めると、ちょうど8A。あとは抵抗値と電流の積――――オームの法則で、20×8=160V、ということになるワケですよ。うん。
    このテの問題の場合、電力容量が小さければ小さいほど、電圧降下が大きくなってしまうという事がわかる訳ね。単相三線式の場合、中性線が切れると負荷にかかる電圧が不安定になるので、中性線が切断するような要因(ヒューズなどの保護装置)はつけないようにしましょう、ということが言われているんですよ〜




問8……電線抵抗と、各負荷に流れる電流がわかっている時の、電力損失に関する問題。

Y:負荷が平衡(簡単に言うと、中性線の電流が差し引きゼロになる状態)になった回路の電力損失を求める問題。つーか、俺このテの問題苦手なんだよね……
    まず理屈から言っちゃうと、平衡負荷の場合、単相三線式の電力損失は2RIという式で求められるんです。で、よく見ると外線に流れる電流は、各負荷に流れる電流10A+10Aの、計20Aなので、これから電力損失を求めてみることになります。
    ち、な、み、に♪(気持ち悪いぞ! byナルディア
    ここでいう電力損失というのは、電線が持ってる抵抗分によって消費してしまう電力のことを指してます。力率とはほとんど関係ないので、間違えないよーに。……んで、計算すると、2×0.02×20×20=16W!  当然、この値が低いほど損失が少ないという事になるのだが、電流は負荷によって決定するので、損失をなくすには電線を太くするか、抵抗率の低い材質に変えてあげるのが望ましいのですよ。まあ、銅よりも抵抗率の低いものといえば……  まあ、とかかな?




問12……組合せとして誤ったものを選ぶという問題。

N:やーいやーい、ひっかかってやんの♪(嬉しそう)
    実はこの零相変流器と漏電警報機という組合せ。十分起こりうるんです。え、なぜかって?
    回路的な問題で、零相変流器の二次側というのは、解放してはいけないという決まりがあるんです。解放というのは、すなわち何も繋いでいないという状態。たまーにメータ変えようとして、遮断機落とすの忘れる人いると、メータ外した瞬間に変流器の二次側電流が地絡(ま、漏電という状態よね)するんです。警報機はそのときに使います。遮断機をチョン切る前にメータを外そうものなら、『漏電してるぞゴルァ(゚Д゚)!』と警報してくれるんです。いやー、便利っすね〜
    ……で、そうなると一番不適切な関係(何だか卑猥な聞こえ方ねぇ)てのは、ネオン変圧器と高圧水銀灯ということになります。ネオン変圧器は、その名のとおりネオン放電灯に印加する高圧を発生させるので、水銀灯には使わないんですよ〜





問15……ケーブル決定戦!  一番強い漢は誰だ!  という問題。

Y:自分でやっといて何だが、すげータイトルだ。
    今回のエントリーは、MIケーブル、VVFケーブル、キャブタイヤケーブル、CVケーブルの四種類。一応それぞれの特徴を挙げると……

CVケーブル(架橋ポリエチレンケーブル)……軽くて熱に強い。
キャブタイヤケーブル…………………………磨耗、衝撃、屈曲に強く、移動配線用。
VVFケーブル(ビニル外装平形ケーブル)……一番有名なケーブル。標準的なスキルを持つ。
MIケーブル(無機絶縁ケーブル)………………機械的強度大、耐熱・耐候・耐水・耐焔と、すべてに強い。

    えー、前々から思ってますが、MIのMははぐれメタルのMかと思われます(ちがいます)が、この中で一番強いのは、MIケーブルということになります。各種発電所や製鋼所なんかに使われることが多いです。ちなみにMIのMは『ミネラル』、Iは『インスレーション』の略のようです。






問17……接地工事を省略できる条件は?  という問題。

N:まず、D種接地工事が省略できる条件をみてみましょう。
●地面とブツとの電気抵抗が100Ω以下のとき。
●本体と別に、操作盤が絶縁性の机なんかの上にある場合。
●人が触る可能性がほとんどない場所。
●絶縁が二重になってる機械。
●漏電遮断機(感度15mA、動作時間0.1秒以内)がある場合。


……逆に、省略できない条件はというと、
◎水場。
◎長い金属製電線管(おもに4m(三相)か8m(単相)か。)
◎確実に触るだろオイ!  という金属製の外箱とか台とか。


    すると、この問題の場合、『イ』はモロに水場です。『ハ』はオン/オフを繰り返す装置ゆえにアウト、『ニ』は、4m超過(三相回路は4m以下であれば省略できます)なのでパス。まあ、漏電遮断機がついている『ロ』が正解という、一番の安パイが答えだった、といういい見本ですね。







問22……ルームエアコンの施工に関する問題。

Y:三相で、なおかつ2[KW]を超える場合、配線用遮断機からの専用回線となります。決してコンセントでとってはいけません。ましてや、ルームエアコンは屋内配線とコンセントで接続するなんて堂々と書いちゃって、ねぇ奥さん?(誰よ?)






問30……電気用品に関する間違い探し問題。

N:……基礎知識だよ。JISっていうのは、『Japan Industry Standard』すなわち日本工業規格のことを表し、要するに日本国内における工業製品の統一化を計っているのです。
    以上で解説終了。……え、簡単すぎる?  よーく見てごらんなさいよ。よーく。ホラ、わかったでしょ。
    輸入した特定電気用品には、JISマークを付さなければならない……  これ以上説明の必要がおありで?(えっへん)

    ちなみに、法改正によって、甲種と乙種の電気用品マークが代わりました。かつて『三角テ』と呼ばれていたものから、『菱形にPSE』というマークに代わりました。PSE、PSE……


狂牛病!? (ちがいます)




問46……防雨形のマークの問題

答えは結論:WPが防雨形です。わかりましたかナルディアさん、んん?(自信たっぷり)
ちなみに、このテのマークは様々な種類があるのですが、先述のとおりEXは防爆形Hは医用LKは抜け止め形をそれぞれ表してます。というより、場所は屋外、しかも壁に沿った場所。LKはまだいいとしても、Hは何ですか、ここは野戦病院ですかぁ?、EXはオサマ・ビン・ラディン宅なんですかねぇ。ねえナルディアさん?








:……というわけで、主要な問題の解答をやってみました。もっと詳しいやつは来月号の『工事と受験』『電気と工事』に掲載されるでしょう。また、電試センターの方でも解答速報やってます(ここよりも遥かにわかりやすい)。主要リンクは、ナルディアさんに連れてってもらってください。

おーい、サイモン(ワイワイワールド)……
  違った、ナルディア様ぁ〜



……寝てるよオイ!

おーい、起きろ〜!!

くりっく♪

うーん、オーム社……


くりっく♪

うーん、電気書院……


くりっく♪

うーん、試験センター……


うーむ、寝ながらでも仕事を忘れないとは、流石だよな俺ら。まあ、ここでも見て一息ついたり、傷心を癒してくれ。

……という訳で、次は技能試験。複線結線図の書き方講座でも見て、自主練に励んでくださいませ。それでは〜

コラム9:
 ; ;更新大サボリですこんばんび(すんませんすんませんすんません……)。ようやっとたびてつ友の会全巻コンプリートしました。まあ、それはそれとして。昨日一昨日と、朝霧のアジトで電気工事してきました。疲れましたアヒャー。
まあ、詳しいことはココ見てくれれば大体OKかとは思われますが。さて、技能試験も残り一週間を切りましたが、調子は如何なもんでしょうか。
 ; ;今年の傾向は相変わらず変化ナシといったといころでしょうが、去年から材料等選別試験が傾向変化してちょっとややこしくなりました。平面的な図から、実際の屋内配線を意識した問題になりましたが、複線図に直すために必要な練習は今までどおり変わりはありません。ただ、複線図は果てしなくゴチャゴチャしますので、くれぐれもパニくらないように。
 ; ;それでは、この辺で(短っ!)
コラム10:
 ; ;ラジアスクランプ売ってねーっ!?
 ; ;どうもこんにちわ。企画用にとラジアスクランプを探すも、どこにも売ってなくてショボーンなY-maruです。いよいよ数日後に迫った技能試験、皆さんは練習してますかねぇ?
  単位作業試験が未だに時間内に終わらない人、いるんじゃないですか? ; ;そろそろヤヴァい時期にきてますね。でも、どうしても終わらない…… ; ;そんなお嘆きの貴兄にお届けするアドバイス。今日はコレでいこうかと。


@とりあえず、無駄なことはすな!
 ; ;とりあえず、限られた時間内で作業を終わらせるには、無駄な動作はすべて排除するべし。という話。例えばタンブラスイッチや引掛シーリング等といった『差込』系は、ストリップゲージこそついているが、大体10mm(つまり1センチ)剥けば基本的に全ての器具に取り付け可能だったりします。そしてその1センチを目勘定でやってしまえば、それだけで十分時間の短縮になります。

A『効率よく』が私のモットーなの(by松永恭子)
 ; ;作業を効率よくやるためには、とにかく一つの工具でできることは大体やってしまえーっ! ; ;ということ。例えば、複線図に直したときに、『この線にはこの器具がつくのか……』というのが判っていれば、VVF⇒IV⇒被覆剥ぎ取りまでが一回で出来てしまうワケです。あとは器具をつけるだけ、という状態にしておけば、作業は早いです。

B今日はこの作戦でイクぞ!(ガンガンいこうぜ)
 ; ;作戦の立案は大切であると言ったものです。で、その立案と言うヤツ。大まかでいいんですが、だいたいY-maruが電気工事をするにあたり、気をつけているポイントというのがあり、それは何かというと……

<1>……複線結線図・電線加工寸法を書く。
<2>……電線をチョン切って配置通りに並べてみる。
<3>……被覆をハギハギする。
<4>……ねじ系器具を結線する。
<5>……差込系器具を結線する。
<6>……線を繋ぐ。

 ; ;という流れに従って行えばいいんでないかと。ま。詳しくはココ山岡……あいや違った
ココを読むべし。


……そーんな感じ。では、ウデ試しも兼ねて、こんな問題はいかが?



※2本はワゴ、3本はとも巻、4本は小スリーブでお楽しみください。
※H12AMの問題に準拠してます。
※20分切れたあなたは『テクニカル・モンキー』の称号を名乗っていいです(もうヤケクソ)。
※パイロットランプは常時でも同時でもいいです。どーせ同じようなもんだし。
コラム11:
超激務に付、更新が出来ない中、よくやった俺(ごめんなさい)。……で、電気工事をしなくてはいけなくなりまして、下見に行ってきました。詳しくは
ここを参照してください。
平成15年度の総括、ヒマ出来たらやりますんでもーちょっと待っててくださいませ。それでは。
コラム12:
こないだの電気工事の話の続き。無事済ませてきました。報告はこちらから。あまり上手ではなかったけど、新しい材料に触れ、新しい工具も新調できてハッピーな訳です。巷では電気工事士はレベルが低い(ましてや第二種は特に)と言われておるようですが、電検三種のようなビックネームよりも遥かに敷居が低く、そして取得していることで頼りにされ、そして工事をすれば喜ばれる。これって第二種電気工事士の最大のセールスポイントだと思いません?
  だからこそ、ダイハツ系ツアラーY-maruは、第二種電気工事士をもっと世間に広めるべく、活動していきたいと思っているのだよウホホホホホ!

  閑話休題。9月9日になりました。技能試験の結果発表が発送されていると思います。ご存知電試センターではインターネットを使った合格発表が利用できます。まだ結果が来ていない人は、受験票持ってココへJUMPだ!

  追伸:総括の方、滞りまくってます。ごみんなさい。
コラム13:
  お待たせしました(待たせすぎました)。す、すまねぇっ!
  ……と、いう訳で、今更どのツラ下げて、という感が否めないものの、平成16年度シーズンにあわせて三たび復活したこのコラム。いの一番にやっておこう、ということで、平成15年度の第二種電気工事士技能試験の総括をやってみようかと(もうほとんどの人が忘れてるよな……)。
  ご存知のとおり、技能試験では『材料等選別試験』『単位作業試験』の2つが出て来る訳ですが、時間配分のほうは例年どおり、『選別』25分、『作業』35分という感じになっております。ま、これはいつもの話なのですが。




<材料等選別試験>

選別試験は、前年度から導入された、建築図に配線図を書き込むスタイルを採用しています。平成13年度以前の問題しかやってない人はさぞ驚いたでしょうが、基本は同じです。分電盤結線図を見ると、4系統あることに気づくと思います。そう、複線図も4種類あるというわけです。それぞれの系統別複線図は以下のとおり。

・a系統



・b系統



・c系統



・d系統



  数が多いだけで、実際のところやってみると一つ一つの複線図はオニのように簡単です。特にヒネリがあるわけでもなく、ごく普通につなげばいいでしょう。
  なお、この問題ではアウトレットボックスの方に差込コネクタを使うようですが、選別上の条件に書いてある、『5本接続の場合は5本用差込型コネクタを使用する』というヤツ。これ、ダミーなんでよろしく。今回、5本の接続は1箇所もありません
  また、VVFジョイントボックスにはリングスリーブを使うそうですが、d系統で中スリーブを使うシチュエーションがあるので、重ねてよろしく。

ちなみに答は、以下のとおりです。


『あ』 『い』 『え』 『お』 『か』 『く(4)』 『こ』
『し』 『す』 『せ』 『そ(1)』 『た』 『つ』 『て(7)』 『と(2)』
『ぬ(4)』 『の(2)』 『は』 『ふ』 『へ』 『み(4)』 『も(4)』
『ゆ』 『り』 『れ(1)』 『わ』
『A』 『D』 『E』 『H』 『J』

( )内は、個数を求める問題に対する、正解の個数です。
では、各部分の解説をば。



@メタルラス壁貫通がある

……系統c。チの防雨型シーリングライトへの配線。このため、『あ』のバインド線と、『す』の合成樹脂管が必要になり、同時に『H』の樹脂管用面取器が必要です。


A調光器がある

……系統a。ハのスイッチは調光器なので、『つ』が必要である。


B差込コネクタ

……今回の選択肢は、4本用と5本用。5本用は使用しないのでチェックしないように。


C分電盤の中

……4系統分岐するための配線用遮断機『く』が4つ。これはコンセント等が15A用なので、20Aの遮断機を選ばなくてはいけません。というか、ここに出てくる問題の殆どが20Aブレーカでいいみたいだけど。そして、結線図に書かれているとおり、30Aの漏電遮断機『こ』を選びましょう


D中スリーブ

……系統dの、接地側電線4本を接続する際、4本中1本が2.0mmの単線を使用しているので、『そ』の中スリーブを1個使用しなければいけません。


Eねじなし電線管

……今回の工事で使用される電線管は(E19)。Eがついている場合はねじなしの金属管を使用するというマークなので、見落とさないように。『し』の管を使い、『も』のコネクタを使います。コネクタの数は必ず偶数になるはずですが、何でかは判りますね?


F防雨型

……WPがついている機器は、かつては『防水型』の記号だったけれど、ここ数年で表記が変更され、『防雨型』ということになったのです。よーく注意しましょう。よって『わ』は使います。


……と、まあ。ざっとこんなところですかねぇ。





<単位作業試験>

  続きましては単位作業試験。まあ、35分なんで楽勝ですな。どれどれ……


ビニル外装ケーブル丸型



んだそりゃ!?




  まさかこんな形で出てくるとは……
  まあいいや。とりあえず気を取り直していこう。どうせ平形と大差はないさ……





  問題はこれ。それでは、順を追ってやっていくことにしましょう。基本的なやり方は例年通り、慣れればダブルスコア(35分で2個分作る)も可能だね!


@材料



  今回新しく出てきたものといえば、VVRケーブルのみである。これを攻略できればあとは楽勝である訳で。
パイロットランプの同時点滅は、もう大丈夫だよね〜?


A複線結線図



  こんな感じ。これが1分以内にできれば免許皆伝。できなかったらココで修行じゃ。あと、ついでに寸法も出せるようになっておきましょう。寸法についてはココ参照。




B電線の切断



  加工寸法どおりに切るとこんな感じ。今年度から少々材料は多めに支給されている様子。理由は、おかわりする人が多すぎるから(笑)。ちゃんと寸法取れよなっ!


CVVRケーブル



  なにぶん短いので、いらんところの被覆がスッポ抜ける可能性があるとのこと。あらかじめこういう風に折り曲げておいて……



  被覆を剥ぐ。すると、見慣れた線のほかに、オマケが……



  根元あたりでナイフ入れて、ブチ切っておきましょう。で、ひんむくと……



  こんな感じになります。


D輪作り



  そうそう、輪作りもやっときましょう。いろんな流派があったりする訳ですが、とりあえずY-maru流のやり方を。まずは写真のようなクランクを作って……



  ふたつめのクランクのところでチョン切ります。そして、



  こんなふうにペンチで掴んで……



  手首のスナップを使って、くにっ、と。



  あとはくにくにやっていけば、できあがり。ネジ1個入る程度の大きさなら合格。



E器具への結線



  強いて言えば、ケツのところの処理。テーブルの上とかに置いたとき、IV線部分が壁面(この場合はテーブル)に触っていないかどうかチェック。万が一触っていると、絶縁不良ということになっちゃいます。
  に、しても、絶縁で不良とは。親は何をやっていたのかしらねぇ、ひそひそ……




Fいよいよ接続!



  さあ接続です。アウトレットボックスにブッシングをセットしましょう。一応取り付ける向きなどは問われないようですが、やはり見栄え良く行きたいものです。あと、ブッシングに線を通すときは、マイナスドライバーを使いましょう。ナイフでやると、穴を開けるつもりが、ざっくり切れて使えなくなっちゃうことも……



  リングスリーブの刻印には十分注意(この場合は『小』)。できれば被覆の切断面から1〜2mm程度離したところで圧着しましょう。
  複線結線図見ながら、まちがえないように慎重に接続していきます。



G完成



  できあがり。ちなみに写真撮りながらでも20分あればできます。ビギナーの方は30分を目安に、中級者なら25分以内を、達人ならダブルスコアを叩き出してみましょう。


  アウトレットボックス周りの写真。


  ジョイントボックス(があることにして)周りの写真。


  スイッチ裏。ナナメわたりは極力避けるように。




  ……と、言う訳で。H15年度の総括はこんな感じ。感想としては、やや手応えに欠けるかな、といったところ。とはいえ、合格する人しない人、笑った人泣いた人、様々かと思います。今年だめでも来年あるさ、しぶとくやってりゃそのうち受かる、的な考えで望めば、きっといつか桜が咲くことでしょう。
  H16年度の受付ももうじき始まります。さあ、そろそろエンジン掛けるとしますか。


そんな感じで。H16年度も当「ぷらきあ亭」をよろしくお願いされたいと思う所存。みんな、がんばれー!


コラム14:
さて、この電気工事関係HPいちの放置プレイ推進中HPことぷらきあ亭ですが、そろそろ16年のシーズンが始まりそうなんで、ぼちぼち重い腰を上げてみるわけです。
とりあえず、H16からの新たな試みとして、大きく三つほどポイントが挙げられるわけです。それは何かというと……

@インターネットで受付ができる!

今まで願書の出願を書面にて行っていたが、今年からはインターネットでも申し込みができるという、ITの香りプンプンするこの試み。電試センターから申し込みができます。もういちいち願書を取りにいかなくてもいいんですよー!

A受験料は5200円!

ちなみにY-maruが受験したとき、10300円。下がりに下がって超インフレ国家試験、なんと7年前より50%オフだってさ。
シャ〜!

B技能試験で使う材料が公開!

これが今回のもっとも重要なポイント。材料が公開されるというのは、すなわちそこからどんな回路が問題となるかが推理できるということ。これは技能試験恐怖症(35分でも終わらない人)には最強のウェポンとなるはずっ!

えーっと、どれどれ……(ペラッ!)


600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリシースケーブル平形。


こ、これってEE−EM(別名:エコケーブル)……


シャ〜!  ナイフじゃ剥けねーよ!


……そんな訳で、いきなり五月病に突入しそうなブラックかつ力技なネタを振りまいて、本日は終了。ちなみに受付終了は4月12日の17:00まで。申し込みをしたらきちんと受験料を払いましょう(インターネットは24時間申込可能!)

詳しくは、
電試センターの中にある、インターネット受付を参照されたし。

ちなみに、同ページに記されてる食材をぜんぶ使った単線図を描いてみると、こうなってしまう……

ちなみに、BSch用電気工事ライブラリを、ヒマにかまけて自作。テキトーに置いておくので、使いたい人はどうぞ。
実測1キロない圧縮ファイル
BSchの作者・水魚堂様のページ


コラム15:
平成16年度の筆記試験まであと4日となりました。この期に及んで放置プレーでお届けしているぷらきあ亭です。どうもこんにちは、超手抜工事マンセーなY-maruでございます。
さて、先日、領国界隈にある某安田学園のファルコン君と、メッセで模擬試験やってました。何でも、彼のクラス(ちなみに高校二年生)では30名受けるらしくて、その中で5人受かれば万々歳だと。おいおい、ちょっと待て、と。せめて10人は行こうよ、と。
そんな訳で、昨日ファルコン君相手にメッセで模擬試験してました。ちなみに出題形式は某みのもんたがやってる四択クイズ風。ちなみに間違えた場合は漏れなく(いろんな意味で)ヤヴァイ画像を送りつけるというステキ仕様。そんな彼の仕上がりは上々、何とか合格できそうです。そんな訳で今回は、筆記試験の勉強をするにあたって、ここは必ず抑えとけ的なヒントのようなものを紹介したいと思います。まる。


@通勤通学のお供に〜鑑別は毎日20問、90%以上の合格率にしとけ!〜    □

……出題形式に変更がなければ、鑑別は必ず10問出る。その10問が完璧に解ければ、残りは20問である。ちなみに、写真見て、これなあに?  という問題なので、電気の知識が乏しくても点数が取れる。ここで稼いでおけ!  そのために、しっかり鑑別のページで勉強しておくように。目指せ9割正解!


A複線結線図は書けるか?    □

……配線図ではこれが書けるかどうかで点数が変わってくる。これはウチの複線結線図描き方講座を見て、完璧にしときたいところ。何せ筆記が受かったとき、複線結線図は絶対に必要になるからね。


B鑑別ができれば、材料工具は楽勝だろう?    □

……鑑別の勉強をするときは、必ず『何に使えて、どう使うのか』というのをしっかりやっておくこと。そうすれば、一般問題の中にある電気工事用の材料工具で点数が取れるはずです。メンドくさがらなければ、そういう特集でもやってみたいとひっそりと思っておりますが。


Cオームの法則、電力、抵抗の計算くらいはできてると嬉しい。    □

……まあ、オームの法則は覚えておいた方がいいかな、と。電力については、電流と電圧をかけたものが電力です。式でいうとP=I×V[W]です。あとできれば、合成抵抗の算出と、電線の抵抗の算出くらいは覚えておくとオイシイです。これで2〜3問は頂けます。

D接地工事はかならず出る!  絶縁抵抗もほぼ出るかも!

……接地工事の種類、抵抗値はほぼ毎年出てきます。接地工事の省略についても同様です。例としては……
@300V以下はD種接地工事(100Ω以下)。
A300V超過の低圧はC種接地工事(10Ω以下)。
B高圧以上はA種接地工事(10Ω以下)。
C※漏電遮断機(定格感度電流15mA以下、動作時間0.1秒以下)がついてる、乾いた場所の機器は接地工事省略可能。
D※C種、D種は、漏電遮断機(動作時間0.5秒以下)がついてるときは500Ω以下でよい。

接地工事に関しては、これだけ覚えておけばいいでしょう。これでどうにかなります。特に@とDは要チェキ!  この項目については、なにげに配線図の問題でも出てきて、接地抵抗はいくらだ?  みたいな設問の仕方(H10AM、H9AM、H7AM他)で出てくるのでなにげに穴です。

絶縁抵抗については、以下の事だけ覚えておけば問題ない。
@単相回路の絶縁抵抗(対地電圧150V以下)……0.1MΩ
A三相回路の絶縁抵抗(対地電圧150V超過300V以下)……0.2MΩ
B300Vを越える回路……0.4MΩ
C線間絶縁抵抗の測定……負荷は取り外す、スイッチはONにする。
D電路と対地の絶縁抵抗測定……負荷はつないだまま、スイッチはONにする。
E困ったときは顔を両手で押さえて、叫べ!『メガー、メガー……』(茶色いスーツ着用推奨)

……ここも毎年1問は確実に出る模様。押さえて1問ゲットしとけ!


E図記号も覚えておけ!

特に、LK、H、EX、WPといった付加記号については覚えて起きましょう。ここを聞かれる問題というのも結構あります。まあ、あとは点滅器、コンセント、照明器具、電動機類をやっとけばほぼ間違いなしでしょう。





……あとは、できるだけ多くの模擬試験を解くこと。本を見て解いたつもりになるのではなく、メンドくさくても必ず一日一回50問フルに解いて見ること。グッドラック!
コラム16:
……で、ちょっと気になったので追記。
さて、電気工事においては、時折、こんな表示がある訳です。『電気的に接続』、『電気的接続を施し〜』。これってとういう事なんでしょうかね。とりあえず以下の写真を見てつかあさい。


ちょっとわかりにくいので、画像を加工して……


この部分。ケーブルラックの接合部を挟んで、緑色の線(接地線)でつながってますね。
実は、これが電気的接続なのです!!


この解釈としては、こういったことが言える訳です。

@機械的接続……ネジやリベット、溶接などで物品同士をつなぐこと。
A電気的接続……電線を使って、物品同士をつなぐこと。

オイオイ、金属は電気を流すのだから、ネジ留めでも問題ないじゃないか、というのは誰もが思う疑問。しっかし、抵抗の小さい電線で確実に接続する事で、万が一漏電などの事故が発生したとき、人体に影響を及ぼすことなく漏電電流を大地に放電できるということで、この電気的接続はかなり大事な要素となるわけです。

例えば、ケーブルラックの繋ぎ目などに。


例えば、金属管とボックスの電気的接続に。


例えば、アウトレットボックスと金属管の電気的接続に。


……電気的接続、してみませんかぁ?
コラム17:
  クソ忙しい仕事の合間を縫ってお届けしているぷらきあ亭(放置プレイ)。久々の休日なのでキーボード叩いてます。昨日は屋外での作業だったので、腕は見事にチャーシュー……

そんな訳で一週間前に行われた第二種電気工事士の筆記試験の結果を発表致すでございます。


11 21 31 41
12 22 32 42
13 23 33 43
14 24 34 44
15 25 35 45
16 26 36 46
17 27 37 47
18 28 38 48
19 29 39 49
10 20 30 40 50
……まあ、問題については、特に特筆すべき点はなし。だって目新しいもんあんましなかったし、そんなに難しくなかったから。
  それでは考察をしてみましょう。まず点数の取りやすいところからいくと、

@鑑別
……チョロい(笑)。問題35でケーブルという新しい分野が出てきましたが、モロにTAINEN(耐燃)と書いてあるので、答えは『ハ』。某所の高校生ファルコン君は、見事にお間違えになられておりました。あぅ。


A配線図
……二階建て。ちょっと問題がブルジョワジーになっていた(笑)。まあ、問題は過去の出題を再出したものが殆どだったので、そんなに難しくはなかったでしょう。特筆するなら、0.5秒で動作する漏電遮断機がついているということがミソ。あと、LDはライティングダクトのこと。誰よレーザーディスクだなんて言ったのは(古っ!)。


……Y-maru推測で、18問以上ここで点を取れれば勝ちといったところか。



B一般問題
……計算メンドくさいの多数。変な話、ただ合格するだけならば問題8はヤマカンに賭けてもいいかな、と思う。そのかわり、問題6、問題7、問題9、問題11は確実に取っておきたい。言ってみれば理屈さえ知ってれば楽勝のサービス問題だから。

……問題25は引っかかりやすいところ。漏電遮断機のない三相200V配線の接地はD種(旧:3種)なので、100Ω以下、直径1.6mm以上の接地線使用の条件に当てはまるものを探せばよいわけで、必然的に『イ』『ハ』はペケ。『ニ』は抵抗値が大きすぎるのでペケ、……と、いう訳で『ロ』なんです。

……問題28は新傾向の問題っぽい。ここ近年で似たような問題を見たことがない。ちなみにこの答えは『ロ』、すなわち単相3線式までが使用可。それを越えると絶縁抵抗も0.2MΩになってしまうし。ちなみに三相3線式は主に工場なんかで使われる電源で、家庭用に使うような状況はほとんどないです。

……問題29、史上稀に見るサービス問題。これを間違えた人はウチの
コラム第一回を見てもらうとして、一般用電気工作物の中に高圧受電は一切含まれませんよ、ということ。ゴチになります。





……という感じで平成16年度の電気工事士筆記試験、無事終了という訳で。
コラム18:

血戦間近!  2004




……と、いう訳で、いよいよ明日ですねー技能試験。皆さん勉強の方抜かりはありませぬかー?

今年は材料の提示があったりして、試験の予測も立てやすくていいんではないかと思われますが、基本的にやることは同じ、あとはひたすら練習を繰り返して完璧な状態にしていればいいと思います。

試験は今年も例年通り、材料等選別試験と単位作業試験から成立している模様です。選別試験の方は、コンスタントに40問が叩き出されていると心強いでしょう。平成14年度より、実際の家の平面図に屋内配線図が書き込まれているといったパターンになっているので、今から慌てて勉強する方は、(選別試験に限って言えば)平成14年午前午後、そして平成15年の問題をカバーしておけば心強いのでは?

単位作業試験は、材料の提示があったので無問題。あとは練習するのみですが、EE-EM(ポリエチレンケーブル)は、ナイフで剥く事が困難な上、時々ストリッパーでも剥けない時があります。ストリッパー愛好者は、面倒でもナイフの持参と練習をしておくことをオススメします。でも、これだけ言っておいてEE-EM出なかったら……
((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル


……と、いう訳で例年通り模擬問題を考えてみました。模擬問題のテーマは以下の通り。

@  系統数は5か、多くて6。
A  去年がPLだったから、今年は3路くさい。
B  VVRかEE−EMのどちらかが出そう。
C  下手すりゃ両方とも出そう。
D  作業内容よりも条件内容に特化したものが出題されそう。

……つー感じで、以下の二問。もし間違いがあったら適度に直して御使用くださいませ。








それでは受験生方、検討と御武運を祈る。

コラム19:

7月25日に行われた、第二種電気工事士技能試験。皆様方お疲れ様でした。すでに数日が経過しており、あちこちの専門書や関係HPでは、模範解答や解説が掲載されている事でしょう。こんなページ見るよりかはそっちの方が遥かに情報量が多くて安定しているわけで。

……で、その合格速報が
ここ。受験番号で検索してくれます。


で、それを踏まえたうえで、思った事を一点。

温っ!?

……超楽勝。というか、平成5年の午前とおんなじ問題じゃん。無駄に予想問題を作ったY-maruが拍子抜けするだけに、今年は合格率が高そうかな〜


「ダメでしたぁ〜」


なんで!?


……その理由はのちのち解説します。では、まず最初に材料等選別試験から。




今回の問題は、例によって建築図に屋内配線を書き込んだスタイルとなっているもので、モルタル建築(メタルラス壁)と書いているところがポイントとなります。また、今回は3系統でそれぞれ複線図を描かなくてはいけないのですが、去年が4系統だったのを考えると、それほど難しくはないと思います。各系統の複線結線図は以下を参照してください。




  では、写真と照らし合わせながら、正解か不正解かを判定していきましょう。ちなみに例年通り、今年も正解数は40で、合格ラインは32です。丸付けしたあと、○の数から×の数を引きましょう。果たして……

  • (○)あ:バインド線……メタルラス貫通の防護管支持に使いますね。
  • (○)い:IV線1.6mm……系統cのねじなし管部分で使いますね。
  • (×)う:IV線2.0mm……これは使いませんからっ!  残念っ!
  • (○)え:VVFケーブル1.6mm2心……絶対必要です。
  • (○)お:VVFケーブル2.0mm2心……遮断機から系統別の配線をつなぐ部分で使います。
  • (○)か:VVFケーブル1.6mm3心……これも3路スイッチの辺りで使いますね。
  • (×)き:VVFケーブル2.0mm3心……これは使いませんからっ!  残念っ!
  • (×)く:厚鋼電線管16……これは使いませんからっ!  残念っ!
  • (×)け:薄鋼電線管25……これも使いませんからっ!  残念っ!
  • (○)こ:ねじなし管19……系統cのアウトレットボックス相互に使いますね。
  • (○)さ:合成樹脂管22……モロに防護管となります。
  • (○)し:埋込連用タンブラスイッチ……5個使用します。
  • (○)す:埋込連用3路スイッチ……2個使用します。
  • (×)せ:埋込連用リモコンスイッチ……これは使いませんからっ!  残念っ!
  • (×)そ:埋込連用異時点滅表示灯内蔵スイッチ……これも使いませんからっ!  残念っ!
  • (×)た:埋込連用パイロットランプ……やっぱり使いませんからっ!  残念っ!
  • (○)ち:フラッシプレート1口用……3枚使用します。
  • (○)つ:フラッシプレート2口用……「ホ」「ヘ」スイッチのところや、2口コンセントのところに使います。
  • (○)て:アウトレットボックス……系統cで使いますね。
  • (○)と:VVF用ジョイントボックス……3個使用します。
  • (○)な:差込コネクタ2本用……系統cにて。個数指定はありませんが、7つ必要となります。
  • (○)に:差込コネクタ3本用……1個使用します。
  • (○)ぬ:差込コネクタ4本用……2個使用します。
  • (○)ね:リングスリーブ(小)……系統a、系統bで飛ぶように使われる事でしょう。
  • (○)の:リングスリーブ(中)……系統bの接地側線(白色4本)のところで、1本だけ2.0mm線があるので、これを使います。
  • (○)は:19用ロックナット……後述のボックスコネクタにロックナットがついてないので、選びます。
  • (×)ひ:25用絶縁ブッシング……径が合わなくて使えませんからっ!  残念っ!
  • (×)ふ:25用サドル……径が合わなくてガバガバになりますからっ!  残念っ!
  • (○)へ:19用ねじなしボックスコネクタ……2個使用します。
  • (×)ほ:自動点滅器……これは使いませんからっ!  残念っ!
  • (×)ま:丸型引掛シーリングローゼットボディ……これも使いませんからっ!  残念っ!
  • (○)み:角型引掛シーリングローゼットボディ……3個使用します。
  • (○)む:埋込型スイッチボックス……木造建築の壁の中に電線を這わす際、スイッチ部分に使用して埋込器具を取り付けます。
  • (×)め:床埋込型コンセント……これは使いませんからっ!  残念っ!
  • (○)も:防雨型接地極接地端子付コンセント……玄関で使用。つーか、傍記大杉。
  • (○)や:埋込連用コンセント……あちこちで使います。どの系統にも1つ以上は使います。
  • (×)ゆ:埋込連用接地端子……これは使いませんからっ!  残念っ!
  • (×)よ:埋込連用接地極付コンセント……これも使いませんからっ!  残念っ!
  • (×)ら:埋込連用接地極付20A用コンセント……使うところありませんからっ!  残念っ!
  • (×)り:蛍光灯……プルスイッチ内蔵してませんからっ!  残念っ!
  • (○)る:プルスイッチ内蔵型蛍光灯……1個使用します。
  • (○)れ:天井埋込型ダウンライト……1個使用します。
  • (×)ろ:換気扇……これは使いませんからっ!  残念っ!
  • (○)A:19用パイプベンダ……ねじなし管のSベンドとかに確実に使いますね。
  • (×)B:25用パイプベンダ……これは使いませんからっ!  残念っ!
  • (×)C:ダイス……ねじなし管ですからっ!  残念っ!
  • (×)D:六角レンチ……これも使いませんからっ!  残念っ!
  • (○)E:面取器……防護管の面取りも忘れずにしておきましょう。
  • (×)F:ホールソ……鉄板出て来ませんからっ!  残念っ!
  • (×)G:タップ……めねじどこにも切りませんからっ!  残念っ!
  • (○)H:塩ビ管カッタ……防護管をVE管から切り出すのに使いますね。
  • (×)I:ジャンピング……コンクリはぐったりしませんからっ!  残念っ!
  • (○)J:金づち……ここには出てませんが、ステップルでVVFを保持する際に使いますね。



……ざっとこんなもんでしょうか。ちなみにここに出てないもので、ほかに必要そうな材料工具(試験の範囲外)としては……
  • サドル(19用)
  • ステップル(1号)
  • ステップル(2号)
  • 埋込連用取付枠
  • シーリングライト
  • ゴムブッシング(19用)
  • ゴムブッシング(25用)
  • 絶縁ブッシング(19用)
  • 配線用遮断機(20A)
  • 配線用遮断機付漏電遮断機(30A)
  • 防雨型シーリングライト
  • 接地棒
  • 金切りのこ(もしくはパイプカッタ)
  • パイプバイス
  • 羽根ぎり
  • クリックボール+リーマ
  • 油さし
  • やすり
  • ウォーターポンププライヤ
  • メジャー


……と、これらのものが必要になりそうです(思いつきなので順不同)。




  では、続いて単位作業試験。今年の問題は、まんま平成5年の午前の問題。強いて違うところといえば、連用取付枠が追加された事(H5AMでは枠省略だった)、VVRとEM−EEFが追加された事が挙げられるわけで。あとは試験時間が35分から30分になったこと。とはいえ、これくらいなら20分で十分でしょう(逆に言うと、この問題が20分以上掛かると、他の問題が出たときに時間切れになりうる可能性がある)。
  ちなみに、複線結線図はこんな感じ。



  で、意外にもこの問題でしくじった(と自覚している人)に話を聞くと、ついつい色をそろえるということを意識して、こんな配線にしちゃったそうな。



  図にも書いてある通り、接地側線に白を使わなければいけないのに黒を使っている時点で、ジ・遠藤……  意外にもこの間違いを犯した人が、Y-maruの知り合いで5〜6人はいたとかいないとか。……なぜ?



材料はこんな感じ。特に目新しいのは、間違い防止のための青色VVFくらいか。



電線被覆を剥いた所。EM−EEFは剥きづらいので、注意しよう。



途中のプロセスは省略。完成するとこんな感じになる。



Aの部分。手前が電源側、奥がレセプタクル側、右はCの3路スイッチに接続。



Bの部分。ここはリングスリーブ接続。左にレセプタクルがある。


  と、いうような感じです。とりあえず感触としては、今年のはサービス問題だったのではないかな、という所。今後、3路スイッチとパイロットランプ、そして多種多様な電線とその使用方法はマストになってくること間違いないので、色々な電線やケーブルを取り扱えるようになることと、3路スイッチとパイロットランプの配線は100%マスターしておくことが合格の近道となるのではないでしょうか?








追伸:あと数年で工業高校自体をやめちゃいそうな、目黒区唯一の工業高校の生徒から、ウチのページが大変役立っていて、ありがとう、と感謝された。感謝するのはいいが、マダム林原の妊娠と出産スキャットマンえびふらいとレクシュ百翔長、そして正しいマフラーの飛ばし方と、こんなのばっかりのウチのページ、本当に役立っているのでしょうか、甚だ疑問ではありますが。



中央道でマフラー飛ばしながら単位作業試験でダブルスコア。こんな管理人、羨ましいですか?

コラム20:

  うーん、そう言えば平成17年度の第二種電気工事士の受付って間もなくだよなぁ。
  それじゃ、ぼちぼちこっちも起動させるとするか……  そんな訳でお久しぶりですY-maruです。気がつくととっくに津軽弁の日は終了していたり、それに代わるトップページがメガーだったりと、何考えて作ってるのか甚だ疑問なこのぷらきあ亭ですが、まあ興味のある方は御付き合いの程を。
  さて、そんな再開一発目のネタ、何にしようか、と……




(ぺらっ)




  うん、分岐回路とか出てきた。
  ……という訳で、今日のネタはこれにします。さて、分岐回路というのは、主幹線から枝分かれした回路のことを指す(図1参照)訳なんですが……








  なんだかこれにも決まりがあるらしいです。ま、電流をドバドバ流す訳なので、それ相応の対策はしておかなければいけませんから。一応色んなテキストを読むと、この辺の定義として、3つの文が記されているようですが。たとえば……

@分岐点より3m以下の場所に、開閉器、過電流遮断機(この二つを、以下『開閉器類』と呼ぶことにします。メンドいから。)を設置する。

A分岐点より3mを越えて8m以下のところに開閉器などを設置するときは、分岐回路の許容電流が幹線の過電流遮断機の定格電流の35%であること。

B分岐点より8mを越えるところに開閉器などを設置するときは、分岐回路の許容電流が幹線の過電流遮断機の定格電流の55%であること。




  う〜ん、ハイ!(松井のマネ)  よく判りませんね。
  そこで、Y-maruの独断と偏見で、ちょっと文を書き換えてみます。うまくいったら拍手してね。



@分岐回路には開閉器類を必ずつける。

A分岐点から開閉器類までの距離が3m超過8mまでだったら、分岐回路の許容電流は幹線の過電流遮断機の35%以上にする。

B分岐点から開閉器類までの距離が8m越えちゃったら、分岐回路の許容電流は幹線の過電流遮断機の55%以上にする。

  ……すいませんすいません、これが限界です。
  ま、そんな限界値をうまーく使いこなし、もっと説明をしてみると、こういうことになるのかな(図2参照)?








  この図の場合、幹線の過電流遮断機が45Aですよ、よ。ではそれぞれちょっと計算してみると……

45[A]×0.35=15.75
45[A]×0.55=24.75

  つまり、図2の回路で、分岐点と開閉器類までの距離が3m超過8mまでだったら、その分岐回路に使用する線は、許容電流15.75A(ま、実際には16A)以上の電線を使いましょう、という事ですね。同じような理由で、8m超過しちゃう場合は24.75A(こちらも実際には25A)以上の電線を使いましょうよ、という訳ですね。うん、我ながらいい解説だ(「本当にぃ〜?」注:Nさん)
  ちなみに補足すると、この場合使える電線は、IV線で言うと1.6mmの単線。より線だと2スケのが使えますね(ちなみにどちらも27A)。ただ、碍子引きするならともかく、電線管に収めたりケーブル工事したりする訳ですから、電流減少係数を考えるとVV系ならギリギリ2.0mm(24.5A)、安牌いくなら2.6mm(33.6A)が理想でしょう。ちなみにより線なら3.5スケで十分まかなえます。




  じゃあここで問題。図3のようなシチュエーションで、分岐回路にVVR22mm2のケーブルを使ったとすると、分岐点から開閉器類までの距離で一番長いのはどれかな?







  じゃあ解き方だよ〜。
  まず、幹線の過電流遮断機の定格は200Aだから、これを0.35倍と0.55倍してみましょう。はい、いくつになったかな?  たぶん前者が70、後者が110になるはずです。言い方を変えると、次に出てくる線の許容電流が、70よりも小さかったら3メートルまで。70以上で110より小さかったら8メートルまで。110以上だったら制限なし、ということになるんですね。
  はい、じゃあ次に使ってる線の許容電流です。今回はメンドいので、22スケのケーブル許容電流を80.5Aにしてありますので、それを使いましょう。

  すると……




  80.5>70




  とりあえず3メートルラインは突破しましたね。じゃあ次は……




  80.5<110




  おしいぃぃぃぃぃぃぃっ!  タッチダウンならずっ!
  ……取り乱しました。8メートルラインは突破できませんでした。つまり、この図3のようなシチュエーションで、8メートル以上の配線はするなよ、ということが判ったわけです。
  つまり、答えはハ:8[m]という訳です。




まとめるとこんな感じ。

@幹線の過電流遮断機の定格を調べる。
Aその値を0.35倍(3メートルライン)してみる。
Bついでに0.55倍(8メートルライン)にもしてみる。
C電線の定格電流を調べる。
D電線の定格電流が、3メートルラインに達していなければ最大値は3m、8メートルラインに達していなければ最大値は8m、それ以外なら制限なし。




  分岐回路に過電流遮断機を設置する方法と条件、こんな感じでいいっしょか?  では、今年受ける方々、ぜひイイトコまで頑張ってください。ではぁ〜




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