第七回電気工事技能競技大会レポート



  9月27日に都内某所(というか赤坂界隈)で、東京都高等学校による電気工事の祭典・電気工事技能競技大会が開催された模様。ぷらきあ亭スタッフ一同(というかY-maru一人)は至急現場に急行した。いくぜY丸號!(絶対にミラ嬢なんて呼ばないんだいっ!)


  工業高校生の『ものづくり』教育の一環として始まったこの大会も、早くも7回目を迎えた模様。東京都の主要高校が集まり、自慢の腕を競う。というか、俺も出たいんだよね〜、という話は置いておいて。今回の大会のエントラントは以下の通りでした。

@日本工業大学付属東京工業高等学校(2チーム)
A昭和第一高等学校(2チーム)
B安田学園高等学校(2チーム)
C都立本所工業高校
D都立足立工業高校
E科学技術高等学校

  ご存知ディフェンディングチャンピオン東京工業は今年も2チーム体制。初参加の安田学園がどこまで食らいつくか。昭和第一は常連の貫禄を見せられるか。都立勢が私立天下の牙城を切り崩せるか。科学技術高校の隠された実力とは……!?

そんな訳で、写真を撮ってみました。


会場前より。それぞれ、机を持ってきたり電ドル持ってきたりと、それはそれは大忙しなわけで。



安田学園陣営。初参加として、ダークホースになれるか……!?



開会式。えらい先生の話を聞いた後、選手宣誓。東京工業高校の川崎信太郎選手



出走前点検、というか準備中。各チーム、店を広げます。



こちらは科学技術高校のお店。チームによって三者三様。



  今回の課題はこれ。実際には全部PF管を使用します。ちなみに制限時間は2時間半、スイッチを押すことで三相のインダクションモーター(略すと●ンモー)の正回転と逆回転を制御します。なお、自己保持回路を組んであるので、ボタンは押しっぱなしにしなくてもいいようです。インターロックはリレー側とスイッチ側についてます。配線としては、かなりおもしろいものでした。(゚д゚)ウマー


午前10時、試合開始。PF管からやるチーム、制御回路からやるチーム、色々なワケですよ。



安田学園陣営。分担制にして効率よく作業を進める。



油断は無用。俺ぁやるぜ、と安田陣営のさいto選手。



  ……と、ここで会場にどよめきが起こった。開始後1時間37分で科学技術高校フィニッシュ。早すぎる、誰もが思った。
  ……さらにどよめきが起こる。開始2時間で、ディフェンディングチャンピオン東京工業Bチームがフィニッシュ。小清水・岸部組、なんと1年生チームだった。
  ディフェンディングチャンピオンの意地か、三着は東京工業Aチーム、次いで昭和第一、安田学園、足立と続き……
  ここで会場がどよめき、そして驚愕した。安田学園Aチーム、原因不明のトラブル発生。誤作動か、装置の異常か、正常動作が起こらない……!?
  菊池組組長がチェックするも原因不明、と、その時、配布時に抜かれていなければならないスイッチのショートバーがついたままになっているのが判明。これが原因か!?  外して動作をチェックすると……  無事動いた!  やはりショートバーが原因だったのだ。
  結局、安田学園Aチームは予定より1時間遅れでの終了。しかし主催者側の確認ミスにより、申告の2時間15分でカウントして頂いたようです。


さて、採点時に立ち会った(というか野次馬)ので判ったこと。やはり採点基準は、『いかに安全に電気を使える工事をしているか』という点と『美観』という点が重要になっていることが判った。無論、『配線が正しいか』とか『取り付けはしっかりしてるか』という、基本中の基本は当然として、である。安全面で言うと、ビニールテープを巻いたり絶縁をしっかりしたり、ということかと思っていたら、リングスリーブ圧着の方法にも色々あるようで。


Y-maruは被覆をスリーブに噛ませることが多いですが……


  厳密に言えば被覆からスリーブまで、心線が2ミリくらい見えてないといけないらしいです。いい勉強になりました。また、総括で審査員の方が言ってましたが、スリーブ圧着の後、先端のとがった部分をペンチで叩く訳ですが(とがった部分がビニルテープを破らないようにするため)、本当はやすりでやらなきゃいけないという点、ニッパでやれば叩かなくても先端の尖りがなくなるという点、参考になり過ぎです。今度試してみます。

……そんなこんなで試合終了。いよいよ結果発表です!



※リザルト※
1位……東京工業高校Bチーム

……って、1年生チームが(;´Д゚)!?

2位……東京工業高校Aチーム

……って、やっぱりワンツー(; ´Д゚)!?

3位……昭和第一高校Aチーム

……常連校の意地見せたぁっ!

そっから下は公表されず。結局、ディフェンディングチャンピオンの防衛成功で幕を閉じた技能競技大会。来年こそは、その牙城を崩せるのだろうか……!?  来年を待つがよい!




いっこばっく