あさいこどもクリニック

1才以降のワクチン


まず  ワクチンの基本情報を押さえておく
・ ワクチンでかるくかかった状態にして 本来の病原体にかかったときにかるく済ませる手段がワクチンです
・ 生ワクチンは不活化ワクチンより効果が高いも 一生涯の免疫をつけることはできません。 BCGを除く生ワクチンは数年あけて2回以上の接種をするのが基本です
不活化ワクチンは単回では効果があまりないので 決められた回数(将来的には現在の規定回数が増えるワクチンもあります/近い将来ポリオを含む4種混合の回数がふえる予定です)をきっちりとうける必要があります
・ ワクチン注射部位の発赤/しこり/当日翌日の24時間以内の発熱は ワクチンの通常の副反応で 軽度の副反応になります
・ がっちりと押さえこんで動かさないようにすることが 安全に接種する重要なポイントです
・ 接種箇所に貼る小さな絆創膏は 血を服につけないようにするのが目的なので 当日かえったら剥がしておきましょう[何日も貼っておくと かぶれやすいです]
・ 30分以内に急性症状(じんま疹やゼーゼー)がおこることがまれにあるので、接種後30分間は医療機関の近くに居ておきましょう
母子手帳のワクチン頁がワクチン履歴を見るときの基本になります。母子手帳を紛失しないようにしましょう


 ワクチン/予防接種 来院時に必ず必要なもの:
3点セット
@ 母子手帳
A 予診票がついている予防接種手帳(DPT-IPV/麻しん風しん混合/水痘/日本脳炎/DTは予防接種手帳に予診票があります 切り離さないでそのままお願いします(間違って切り離した際はセロテープで仮固定していただくと有り難いです) その他のワクチンは2階廊下に予診票を常備しています/予め記入持参お願いします) 
各予診票の内容は同じなので 複数ワクチン同時接種の際は 1枚だけ内容をきっちり記入して/残りの予診票は子供さんと親御さんの署名だけをしていただくだけでかまいません
B 保険証/医療証(本人確認/大阪市在住確認)


予防接種申込書(imageファイルはこちら)を 来院時に記入していただいてからワクチン接種になります 受付カウンターにも置いています/予めご記入いただいておくとスムーズにすすみまーす  機械読み取りになるので わかりやすい数字/文字で 誤記入した箇所は黒く塗りつぶしていただくといいでしょう


♪ 【初めてのかた用の問診票を 廊下に設置しています できれば予めご記入いただいていると有り難いです


■ 事前取り置きの確認が必要なワクチンは
  ・ 子宮頸がん予防ワクチン  です

【生後2ヶ月からの標準的な接種スケジュール】
生後2ヶ月になったら ロタワクチン【有料11800円】飲んだあとヒブ/肺炎球菌小児用/B型肝炎ワクチンを同時
生後3ヶ月すぎに ロタワクチン2回目【有料11800円】飲んだあとB型肝炎/4種混合/ヒブ/肺炎球菌小児用を同時
生後4ヶ月すぎに 4種混合/ヒブ/肺炎球菌小児用を同時
生後5ヶ月すぎに 4種混合を単独 そのあと1週以上あけてBCGにすすむ
生後6ヶ月〜11ヶ月のあいだに BCGを保健福祉センターで接種
生後7ヶ月〜11ヶ月のあいだに B型肝炎ワクチン3回目を接種
1才こえてすぐに 麻しん風しん混合/水痘みずぼうそう/肺炎球菌小児用を同時
1ヶ月あけて おたふく【有料5300円】/ヒブ追加を同時
1才半前後に水痘みずぼうそう2回目/4種混合追加を同時
3才〜7才5ヶ月のあいだに 日本脳炎2回のあと1年あけて追加
年長児に 麻しん風しん混合2回目/おたふく【有料5300円】2回目を同時
9才〜12才時に 日本脳炎4回目(第2期)
11才12才時に ジフテリア/破傷風混合を接種
大学入学時に 麻しん風しん混合【有料9300円】3回目 そのあと おたふく【有料5300円】3回目/水痘みずぼうそう【有料7300円】3回目を同時【推奨】 
---- 当クリニックではこの年齢までの接種が可能です/事前とりおき不要 ----

50才以上で 水痘ワクチン【帯状疱疹予防の目的/有料】【推奨】
60才〜64才 肺炎球菌小児用です【有料】【推奨】
65才以上 肺炎球菌成人用ですとインフルエンザワクチンを同時


1才になったら
まず 麻しん風しん混合MR と水痘と肺炎球菌乳幼児用プレベナーの3つ同時接種をしましょう
4週間あけてから おたふく(流行性耳下腺炎/有料5
300円)ワクチンと ヒブワクチン追加を一緒にしましょう

他のワクチンとの同時接種も安全にできます

■ 麻しん風しん混合MR 1才と 小学校就学の前年 の2回 (平成25年3月までは中学校1年生/高校3年生も受けていました
麻しん風しん混合MRワクチンのあと 1ヶ月以上あけて 次のワクチンうける

 水痘(すいとう/みずぼうそう)ワクチン
平成26年10月から定期接種です
1才2才児は無料/3−6ヶ月以上あけて2回目をうける
1才2才児以外は有料です 税込み7300円

 おたふくかぜ(流行性耳下腺炎/ムンプス)ワクチン  税込み5300円
4−5年あけて2回目の追加接種をすると 数10年の免疫が見込まれます
日本では 高齢者医療と年金に費用がかかりすぎているため 定期接種は残念ながらまだ目処がたっていません

■ 日本脳炎ワクチン 3才〜7才5ヶ月 9才〜12才 が標準
平成23年6月より 接種もれ対策が拡大されました 接種もれのある平成7年6月1日生まれ以降の子供さんに接種できるようになっています【ただし、7才6ヶ月〜8才11ヶ月の子供さんは除外規定があります】
初回2回 追加1回 9才すぎて1回(2期)
2期の予診票が予防接種手帳にない場合は当院の予診票を使用します【保健福祉センターにもありますが 内容は同じなので当院の予診票で代用します

■ ジフテリア破傷風混合ワクチン
   11才〜12才


♪ 複数ワクチンの同時予防接種は
別ページ複数ワクチンの同時接種をご覧ください

♪ 不活化ワクチンは 皮下よりやや深めに垂直に近づけて接種しています
ヒブ/プレベナーetc不活化ワクチンは日本だけ皮下接種が行われていますが 日本以外の国では筋肉注射が本来の接種形態なので 肉付きのいい箇所を選んで皮下よりやや深く5−8ミリの深さに垂直に近づけて接種しています
ちなみに生ワクチンは免疫を長期に保持させたいことから やや浅め3mmほどの深さに50度くらいに傾けて接種しています

♪ 接種部位は
肉付きがよくて 太い神経にさわらない部分 です
 0才児は ふとももの外側
 1才児は ふとももの外側 と 肩の筋肉中央部
 2才以降は 腕のウラ下1/3 と 肩の筋肉中央部 です
 0才児は腕よりふとももの肉付きのいい箇所にしてもらいましょう


◆ ロタワクチン/ヒブ/肺炎球菌/DPT-IPV/B型肝炎ワクチン/日本脳炎/ジフテリア破傷風混合DT/不活化ポリオ は 事前取り置き確認なしで予約可能です

◆ 事前取り置きの確認が必要なワクチンは 
    子宮頸がん予防ワクチン  です


■ インフルエンザワクチン
  季節性/新型の混合ワクチンです
  発熱予防の効果はあまりありません
  詳しくはインフルエンザワクチンの情報をご覧ください

■ 子宮頸がん予防ワクチン: ガーダシル/サーバリックス 
平成25年6月 原因不明の痛みが外国に比べて多いことから 積極勧奨が当面差し控えられまています
2回目/3回目のかたはそのまま接種をつづけてください
初回接種のかたの受付は当面控えています
小学6年・中学1年・2年・3年 高校1年 女子
平成23年度に1回目or2回目を接種した高校2年生は 無料のままです
事前に代表電話へ接種日とワクチン取り置きの電話をしたのち 予約をいれてください
平成23年2月から無料(大阪市在住者)
母子手帳と保険証(本人確認のため)が必要です
予診票と申込書は受付で記入していただきます
筋肉注射なので 3日間 肩を動かすときに痛みが残ります
恐怖心から失神する子供さんも1万人に1人とまれですがいるようなので 接種後30分はクリニックの周辺にいておいてください
極端に恐怖心が強い子供さんの受付はお断りしています

◆ 子宮頸がん予防わくちん:ガーダシル/サーバリックスの効果と限界
● 子宮頚がんをひきおこす パルボウイルスの12タイプのうち 60%をしめる 16型と18型に予防効果を示します
● 性交渉のない子供さんにおいてのみ60%の予防効果があります
● 性交渉のある 20才代の女性では 予防効は数10%と低くなります
以上の理由から ガーダシル/サーバリックスを接種しても
100%子宮頸がんを予防できるわけではありません 子宮頸がんワクチンを受けた後も 性交渉を控えめにして 子宮頸部粘膜の免疫が低下する生理前後や体調がすぐれないときには性交渉を控えながら 20才から婦人科での検診をうけると子宮頸がんの確実な予防につながります
● 不特定多数との性交渉を避けることにより 性感染症(エイズ/クラミジア/淋菌/梅毒/ヘルペスウイルス/子宮頸がんウイルス)にかかるリスクが少なくなり 将来の不妊や発がんの予防になります
● ガーダシルは4価ワクチンなので 尖形コンジローマの予防効果が加わります
● 5−6年後に発売予想される9価ワクチンは90%以上の予防効果が見込まれますが有料になります 9価ワクチン(有料)が発売されるまで性交渉を控えるという選択肢もあります

ワクチンの保管は 業務用【当院はこちらを使用】冷蔵庫を使用して3℃で温度管理しています【家庭用冷蔵庫ではドア-の開閉で容易に高温となりワクチンの免疫付与効果が劣化します/ 接種予定の医療機関で家庭用冷蔵庫をワクチン保管に使用していないことをHPで予め確認しておくことをできればお奨めします】