我が家の周囲には犬を飼っている家庭が多いが、

うちは飼っていない.

そのせいかどうか野良猫や近所の猫がよくやって

来る。

左の写真の猫もそのうちの一匹だ

 野良なのか、飼い猫なのかわからない。

最初は気にもしなかったが我が家が気に入っ

のか、頻繁に訪れるようになった。

牛乳や餌を与えてやるが、あまりガツガツせず「せっかくくれたんだから味見してやろうかい」

程度で、いつも少し残して帰る生意気な奴だ。

上の写真がカメラ目線になっていないのは我が家の住人が持っている餌のほうを見ているから。

このあと網戸を閉め忘れたら図々しくも廊下へ上がってきて座り込んでいた。

すぐ上に上がりたがるのは飼い猫だったからかも。

上の写真:私の縁台が猫に占領されている。

寝ているところを邪魔されて不機嫌なようだ

どうやら自分の縄張りだと思っているらしい

私は猫好きではないが、これも何かの縁、

来る者は拒まず。
左の写真:猫玉状態。

最近この猫の身元が判明した。

三軒ほど離れた近所の飼い猫らしいが、名前

があるのかどうかは聞いていない。

夏は右眼が病気だったようだが、すっかり良く

なっていて毛の艶まで良くなっている。

この写真は好物の餌を差し出されて舌なめ

ずりしているところ。

うちの庭はどうやら猫天国らしい。

2006年12月中旬に仔猫が2匹ふらりとやってきた。

近所で産まれたのか、捨てられたのか、迷子なのかわからない。

ほっとけばすぐ出て行くだろうと思っていたが、ところがそうはいかなかった

よほど居心地がいいらしく、放り出してもすぐ帰ってくる。

写真のように2匹ともアメリカンショートヘアの血を引いているようだ。

誰かが飼ってくれればいいが、そんな人が簡単に見つかるわけもなく、といって保健所へ持っていけば

殺してくれと言うのと同じ事だし。
人里離れた山奥へ置き去りにしてきても生き延びられよう筈もなし・・・・・。

たとえ民家の近くでも、この寒空に餌ももらえず、挙句の果てにクルマに轢かれるかもしれず・・・。

たかが身元不明の猫2匹など、生きようが野たれ死にしようが気にならない人もいるだろうし、また

「飼えばええじゃないか」と言う人もいるだろうが、生き物を飼うという事はその健康社会的なモラル

(近所に迷惑をかけない)等すべての責任を背負う自覚が必要になる。

そんな訳で猫好きでもない私は突然飛び込んできた厄介者の処遇に思案している。

うちで飢え死にされてもかわいそうなので、一応餌は与えてはいるが、どうしたものか・・・・。

「あなたならどうする?」

 
それはそうと2匹とも雄で、たぶん兄弟だろうが性格は正反対で、茶色は実に人懐っこく

誰にでもすり寄って足元にまとわりつくが、灰色は警戒心が強く常に人と一定の距離をとろうとする。

とにかく仲が良く、茶色の首をつまんで外へ連れ出すと灰色は物陰に隠れながらも必死で追いかけてくる。

寝るときは上の写真のように木桶の中でくっついて離れない。

いつもやってくる近所の猫(上段の写真の猫)の子供かと思ったが、近くを通っても横目でチラッと見るだけ

見るだけなので、親子関係にはないようだ。(尻尾の模様はよく似ているけど・・・・・・)

                                  2006年12月23日

 

あれから1年、それがしのホームページの愛読者(らしき御仁)から、上の仔猫についてよく聞かれる事がある。

「もう捨てたか?」

「貰い手は見つかったか?」

猫チャンたちは元気?ホームページ更新されてないけど…」等等。

捨ててもいないし貰い手もいないまま、我が家で居候している。

ただ、あくまで野良猫を保護しているだけなので名前もつけていないし、予防注射もしていない。

今年の2月には茶色の猫が家の前の道路で何らかの事故で、右後脚の大腿部を完全骨折した。

目撃したわけではないが、近所の人が同じ時間帯に急ブレーキの音を聞いたらしいので、多分2輪か4輪に

轢かれたのだと思う。

普段寝ている段ボール箱の中で、痛みで震えている仔猫に対する保護者の選択肢は三つある。

(1)動物病院へ連れていけば治療費に何万円もかかるから、そのまま放っておく。
(2)たかが野良猫、面倒だからこの際思い切って山奥へ置き去りにするか保健所へ持っていく。
(3)仕方ないと割り切り、動物病院で治療を受けさせる。

だが猫に選択肢はないし、生きる権利を主張する手段を持っていない。

それがしは猫好きでもないのになぜか迷わず、近くの動物病院へ連れて行き、手術して貰った。

骨折部に金属ピンを入れて固定してくれたが、運動制限され、狭いケージの中で一ヶ月近く不自由極まりない

生活を過ごす羽目になった。(松葉杖が使えないから仕方ない)

見かねて天気のいい日には庭に連れ出して日向ぼっこを
させてやる。
首の周りのピンク色のカバーは傷口を噛んだり舐めたりしない
ようにと付けられたもの。

「オッサンこれ外してくれヨ、うっとうしいがな」

と文句を言っているところをパチリ。

「野良猫のくせに生意気言うな,自業自得じゃしばらく辛抱
せえ」と言い返してやったが、通じたかどうか。
イケメン猫

昼間ドテッと寝転んでいても夕方になると、さすが夜行性の動物らしく眼がランランと輝いて野生そのものの表情になる。

左の灰色が大きく見えるが、実は右の茶色のほうが大きい。

そのくせ取っ組み合いをしたら必ず灰色が上になり、茶色は逃げ腰になる。

だがこの茶色は特技をもっている。

「蝉捕り名人」なのだ。

高さ4mくらいの垂直の槙の木の上迄一気に駆け登り、蝉を咥えて、頭を下にしてまっすぐに降りてくる。

思わず拍手したくなるような素早い名人技だ。

いつか、その決定的瞬間をカメラで捉えて、このページに掲載したいものだ。

捕った獲物は地上でもて遊ぶだけだが、灰色はそれを横取りしてガジガジとかんで食べてしまう。

灰色は蝉だけでなくカマキリでもカエルでも食べるとんでもない奴だ・・・・人間にも性格が正反対の兄弟がいるのと同じ。

蝉のいない季節になってから猫も退屈なようで、日がな一日陽だまりでボケーッとしている。

灰色は特技はないが、いささか喧嘩っ早い。

猫シリーズ第1弾に登場した近所のTさんちの猫が餌を横取りに来たら「わしらの餌を食うな、とっとと帰れ!」と雄たけびをあげながら

飛びかかり、噛み付き、引っかき何でもありの格闘技イベントが始まる

自分の倍位いの相手だが、絶対ギブアップせず噛み付いて離れない。

そうなると人間が仲裁に割って入り、無理やり引き離すしかない

そんな時、茶色は観客席で傍観している。(闘争心のカケラもないのだ)動画Part1動画Part2へリンクしてます。

エサを食べては寝て、起きたら大あくび、これから散歩。       これだから居候はやめられない。

兄弟ゲンカ?一触即発のにらみ合い。でも本気のケンカはしない。大きくなると子猫の時みたいにじゃれあう事もない。

暑い時は風の通る日陰のコンクリートの上が最高らしい。

             太陽にほえろ!

 

ポリポリ 視線の先にはトンボが一匹。
ネコ 対 カマキリ ネコ 対 クマゼミ
野生の証明 死んだ?いや死んでない。

 

 2009年の4月末頃灰色猫が四日間ほど行方知れずになった。

それまでも遊びにでかけたまましばらく帰ってこない日もあったが

今回は少々長い・・・・と思っていたら、近所の人から「あんたんち

の猫らしい灰色の猫が死んでいるみたい」と知らせてくれた。

「みたい」というのはその近所の人も知り合いから聞いた,との事。

とりあえず、その場所へ行ってみると、間違いなくうちの灰色猫。

県道脇の植え込みの下で雨に濡れて冷たくなっていた。

クルマか何かにはねられて植え込みの下まで這って行ったものの

そこで力尽きたのだろう・・・目立った外傷がないのがせめてもの

慰め、と言えるかもしれない。

知らせてくれなかったら探すすべもなかったのだから親切な人に感謝しつつ、新しい木で棺を作ってやった。

棺には我が家の住人が庭の花やいつものキャットフードを入れてやり、通夜も葬儀もせず自分名義の雑木林の奥深くに埋葬した。

たかが名なしの野良猫一匹が死んだからといってどうって事はないじゃないか、とも言えるが・・・。

二歳と数ヶ月の短い命ではあったが、寝床と食べ物には困らなかったのだから野良猫としては恵まれていたのは間違いない。

 そんなわけで二匹が一匹となった。

                        第6弾  残った一匹も・・・。
死んだ灰色猫にも、残った茶色猫にも名前は付けてなかった。
が、茶色猫には自然に名前が付いた。
起きている時も、寝ているときも喉をグーグー鳴らしているから
付いた名前は「グー」。
そのグーは2009年の夏に膀胱炎になり病院通いをしたが抗生剤
が驚くほどの効果を発揮し、比較的短期間で直す事ができた。
その後、どんどん太り始めて冬には左の写真のように丸々と
した体型になり、体重は1Kgくらい増えた。
餌を良質なものに替えたせいかもしれないが、膀胱炎が治り、
体調が良くなったからに違いない。
(誰が着けたのか、赤いリボンはこのオス猫には似合わないが)
そんなグ悲運な死に方をする事になってしまった。
交通事故でもなく、不治の病に侵されたわけでもない。
去勢手術の失敗によって死んでしまったのだ。
2月始めから、うちの近くをメス猫らしき野良猫がうろつき始めた
そうなると、いずれ仔猫が何匹か生まれるのが自然のなりゆき
だろう。
仮に仔猫が数匹生まれたとしたら、あなたならどうする?
くわしく書くと長くなるので、この続きはスペースの都合上
「気まぐれダイアリー」をご覧いただきたい。
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