讃岐の国の西(西讃地方)に【みとよ(三豊)平野】がある。
日本全国どこにでもある、珍しくもない小さな平野だが、それなりに特徴を持っている。
ひとつはオニギリみたいな形の里山が多い事。
もうひとつはやたらに溜池が多い事。
どこからどこまでが【みとよ平野】なのか、正確には知らないが三豊市全域を平野部とするなら、北は瀬戸内海から
南は阿讃山脈までが【みとよ平野】だと言う事になる。
言い換えれば海から山まで、写真の題材には困らない環境だ、とも言える。
そこで、この平野の四季のうつろいを写真集にしてみた。
たいした経験がある訳でもないし、ましてプロでもないから人様にお見せできるほどの腕前は持ち合わせていない。
しかし、こんな未熟な写真からでも【みとよ平野】の四季の表情を感じ取ってもらえるのではないか、と勝手に思って
いる。
  子供の頃は近所の空き地、稲刈りの終わった田んぼ、近くの山や川などを日常の遊び場とした。
  なかでも最高の遊び場が高瀬川。
  透き通った流れと護岸工事がされていない水辺は植物にはもちろん、魚、川えび、蟹などにとって理想的なすみかであった。
   と同時に子供達にとっても理想的な遊び場となった。
  学校帰りの道草、夏休みの川遊び、川原での野球のまね事などなど男の子達はここでいろんな遊びを覚えたもんだ。
  しかし、生活排水とコンクリート補強によって流れは自然浄化されず、生物は激減し、今では汚染に強い魚しか住んでいない
   と言うより「住めなくなった」と言うほうが正しい。
  戦後の日本はどこの国にも前例がないほどの凄まじい勢いでGNPを伸ばし、驚異的な高度成長を成し遂げた。
  その時は誰も環境への影響など口にせず、マスコミも政治家も役人さんも警鐘を鳴らさなかった・というか蓋をしてしまった。
  結果は当然の如くこの川にも顕著に現れた。
  どれほどの生物種がこの川から絶滅したのか?もう帰ってくる事はないのか?専門学者でもない私には知るすべもないが
  川の表情そのものは五十年前も今も変わっていないように見える。
“下の画像はクリックで拡大できます”
菜の花満開のJR鉄橋を渡る上り普通電車 “初夏” 下り観音寺行き普通電車 “夏” 朝陽に照らされる下り貨物列車 “秋” 上り特急岡山行き
春爛漫−1 春爛漫−2 春爛漫-3 春爛漫-4
春爛漫−5 春爛漫−6 桜散り、雨上がる・・・この季節の高瀬川が一年中でもっとも色彩豊かなのだ。
新緑−1 新緑−2 この時期、川原はラベンダー色 “冬” 川原で野焼き 単独飛行の白鷺
殺風景な川原にもこんな花が・・・ 初冬” 落葉の前  河床整備(川ザラエ)の直後 5月にはこんな花も・・・。

  讃岐の国は日本でもっとも雨の少ない地方なので、とにかく溜池が多い。
  みとよ平野にも大小の溜池が散在し「犬も歩けば溜池に落ちる」と言われるほど・・・これは冗談。
  学校にプールがなかった時代は皆溜池で泳ぎを覚えたが、今では危険なので池で遊んではいけない事になっている。
  だから今の子供達はプールでは泳げても、脚が届かないような深いところでは怖くて泳げなくなったのだ。
  香川用水が完成して灌漑用としての役目は少なくなったが、里山と並んでみとよ平野の被写体としては欠かせないものだ。
新緑の映る満水池 紅葉の映る満水池(左の写真と同じ位置から写したもの)
火上山と中山が映る程坂池 勝田池のかなた 。七宝山が島みたいに見える。
花見頃の満水池 ツツジ咲く雨上がりの国市池 さかさ富士みたいなトンギリ山 春の程坂池


  自分のクルマには常にカメラを載せていて、通りがかりに気に入った被写体を見つけたらいつでも写せるようにしている。
  普段通り過ぎるような場所でもクルマを止め、自分の脚で歩いてみると意外な場所に意外な花を見つける事がある。
  道端や民家の庭先に咲いている花には珍しい花はないが、季節のうつろいを十分に感じ取る事ができる。
   (名前の分からない花がかなりあったが、自分では調べられないのでその道に詳しい人に教えてもらった)
三豊市役所の桜 七宝山山麓のコスモス畑 三野町のコスモス畑 三野町の道端のコスモス
瓦谷の桃の花 桃畑の丘(二ノ宮) 民家の皇帝ダリア 畦道の彼岸花
地蔵寺の古代蓮 向日葵(ひまわり) サルスベリ(百日紅) ランタナ
小杯水仙 大杯水仙 近所のサポナリア・バッカリアとひなげし ムスカリ
ひとつだけ咲いた朝顔 アジアンティックハイブリッド 七宝山のヤマブキ ポーチュラカ
キキョウ 満水池公園の花桃 スパラキシス ハナカイドウ
西楽寺のマツバギク カラー 花手毬 シバザクラ


二宮の茶畑−1 二宮の茶畑−2 二宮の茶畑−3 二宮の茶畑−4
トンギリ山と麦畑 春の満水池
不動の滝−1 不動の滝−2 不動の滝−3 不動の滝−4
里山の秋−1 里山の秋−2 里山の秋−3
財田川上流の鮎帰りの滝 日本最古の石造りの豊稔ダム 讃岐山脈ふもとのカントリーロード ♪菜の花畑にー入り陽うすれー。