2段式引き出しユニット。

主材料はパイン集成材で、引き出し前板はパイ

ン無垢材です。

A−4ファイルが横に入る大きさに造りました。

上の模型自転車は全長30cmで他の製作品と大

きさを比較しやすいように置いてみました。

取手はアメリカみやげのシャレたもので、国内では手に入り

そうにありません。(日本の七宝焼きに似ています)

 

ノートパソコンやモバイルプリンターを下の棚に、

引き出しにはコード類やCDやデジカメなどを収

納して使ってます。

材料は上の引き出しユニットと同じです。

仕上げにはウレタン、ラッカー、ニスなどの人体に有害な合

成塗料は一切使っていません。

植物オイルとウッドワックスだけで仕上げています。

このページの製作品はすべてこの手法です。

 

特に使用目的を決めずに造ったので

今でも引き出しは空っぽです。

ウッドワックスの色は引き出しがチェリーで周りは

ウォールナットです。

 

 

キャスター付きの小さな書棚。

これでもハードカバーの本が30冊くらい入ります。

  (木の材料費よりガラス代のほうが高くついた)

どこへでも持っていけるので重宝しています。

何気なく造ったものが意外と自分でも気に入り、

永年使い続ける事があるものです。

 

 

幅1800mm、奥行600mm

高さ1000mmの大きな収納。

二人や三人では屋内へ運び込め

ないので、各パーツに分けて造り

ここで組み立てた。

格子の扉には大変な手間がかか

った・・・もう同じものは造りたくな

いほど。

 

下が書棚、上が引き出しユニット。

それぞれに分離できます。

白いノブはカントリー家具のシンボルともいうべき

ポーセリンノブで、陶器と同じ質感です。

ふだんは中間棚や最上部にいろんな物を置いて

いますが、今日は撮影の為片付けました。

扉には中が見えにくいないようにライトブラウン

のアクリル板を使っています。

上の格子扉も同じです。

 

 

 

奥行きを柱の出っ張りに合わ

せて造った薄型収納。

夏はコタツを、冬は夏用のテー

ブルを収納します。

それぞれ脚はネジ込めるよう

にしてあります。

当然コタツも自作です。

       (ヒーターユニットは別売り)

 

特に説明の必要はないと思

います。

あれやこれやと造っているう

ちにテレビの周りはこんな風

になりました。

模様変えをしたくてもテレビ

が70kgもあるので、ずっと

ここに居座っています。

       表面仕上げの手法

木工品の表面仕上げの手法は筆者の乏しい知識だけでも一冊の本ができそうなほどあります。

一般的な家具店で売られている「カントリー家具みたい」なものはその殆どがウレタン塗装されてい

ます。

これは大量生産に向いていて、耐久性に優れ、コストが抑えられるからですが、木の表面を塗膜で固

める為に手で触れた時冷たく感じ、木の呼吸を妨げます。

又、人によってはアレルギーの元にもなりかねません。

筆者はウレタン類を一切使用しない主義です。

このページで紹介した製作品の表面仕上げの手法を順序どうりに説明します。

@240番のサンドペーパーで表面のケバを取り、下地を作る。

A400番で表面を滑らかにする。

Bチークオイルをウエスですり込む。(オイルは木に十分浸透するよう、たっぷり使う)

C一昼夜乾燥。(夏は5〜6時間でも乾燥する)

D600番のサンドペーパーにオイルを浸しながら表面を仕上げる。(湿式研磨法です)

E一昼夜乾燥。焦ってはいけない。

Fウッドワックスをウエスで塗り込む。好みに応じて重ね塗りしても良いが数時間の間隔をあける。

G夏であれば次の日には手でさわる事ができる。→これで完成。

 ☆オイルはチークオイル以外にも日本古来の亜麻仁油、桐油、荏油など色々ありますが、これがbPと言い

  きれるものは無いようです。

 ☆ウッドワックスは色々なメーカーから販売されていますが、筆者はドイツ製のオスモを愛用しています

  塗り込む時の伸びが良く、無臭で有機溶剤を含まないのがその理由ですが、高価なのが難点です。

このように手間と時間を要する手法ですが、表面に塗膜を作らないので手触りがよく、年月と共にその

色はほど良い飴色に変化し、味わい深くなります。

艶はクリヤーワックスの濃度でお好みのままに調節できます。

チークオイルとウッドワックスを併用する手法は筆者が考えたもので、まだ雑誌などに載っていないと

思います・・・・・自作派の方は一度試してみてはいかがでしょう。

 

           2007年12月新作追加  ハンドメイドボックス各種

      

                         クリックで拡大できます

         (撮影時の明るさの違いで表面色が異なって見えるが、実物はすべて同じ色に仕上げてある)

頼まれて裁縫箱として使うハンドメイドボックスを作ったら次第にバリエーションが増えて7種類になった。

裁縫道具に限らず、CD、DVD、文房具、書類、伝票類、色々な部品小物入れ等使い道は十人十色。

今のところ15個製作済みで、右端のタイプは4個造った。

上の写真はその一部であり、女性に好評なものが多い。

大きさは持ち運びやすいように30cm×20cm程度にしてある。

合板は一切使わず、引き出しの取っ手はアンティックブラス又はポーセリンに統一した。

下げ手は角材から削り出して磨いて仕上げたので、木のぬくもりが人の手に優しい。(自画自賛)

このうちいくつかは売れたが、手作り品は作る事より値段の設定の方がむつかしく、正味の【製作所要時

間数】に【時間当たりの最低賃金】を掛けると、誰が見ても売れそうにない高価な品物になってしまう。

かといって叩き売り同然の値段で売るくらいなら誰かにプレゼントしたほうが喜ばれるし・・・・・・。

               2008年3月新作追加  収納シリーズ三点セット

           

左から「キャスター付きワゴン」  「引き戸付き収納」   「多目的三段収納」。

これ以上シンプルにできないところ迄シンプルにしました。

自分で使う目的で造った物ではないので何を入れるかは使う人しだいです。

ワゴンは台所で、その他は下駄箱にでも本棚にでもなるでしょう。

 

                             

この門と塀は設計図面から土掘り、型枠、コンクリート打ち、木工事、屋根工事ま

で一人で完成させました。(向こうに見える瓦屋根は自宅です)

門柱はコンクリートブロックを積み上げ(勿論鉄筋入り)モルタル上塗り仕上げ。

屋根は合板で型を作り、ステンレスを張ってあります。

塀はツーバイフォー材にキシラデコールで防腐処理をしました。

門の内寸は幅1.8m、高さ2.0mとしてあります。

慣れないブロック積みやステンレス張りは苦労しましたが、途中でやめるわけに

もいかず、休日のたびに孤軍奮闘し、完成した時は精根尽き果てた感じでした。

向かって右側に上の写真の門があります。

塀の向こうは隣の家です。

中央の貝塚の木を囲うように人が座れるスペースを作り、ウッドテラス風に庭に

米松材を張りました。(当然地面と木材が直接触れないように工夫してあります)

レベルは左が高く、右が低いので勾配をつけるのに一苦労しましたが、その分

排水性が良く、思ったより長持ちしています。

 

 

 

 陽当りのいい場所に造った植木鉢の台色々。木の三輪車は自作ではありません。

 木材はすべて防腐処理してありますが、年一回の塗り替えが理想のようです。

 

これは私の甥の家の新築祝いに造ったものです。

屋根付きの広々としたウッドデッキで読書でも焼肉でもできるようにと椅子、テーブ

ルの四点セットとし、材料は国内産の赤松で節のないものを選んで、極力シンプル

にデザインしました。

赤松は米松より高価ですが木目がおとなしく、松ヤニが出にくいのでこの様な用途

にはベストマッチだと思います。(杉を張ったウッドデッキとの相性もベストマッチ)

ここは直接雨が当たらないので今のところ防腐剤は塗っていません。

このまま自然にまかせて変色するのも良し、好みの色に仕上げるのも良し、あとは

使う人しだいですので、自分流を押し付けずにあえて無塗装のままとしました。

   (もしこれを自分が使うのであればオイルフィニッシュ又は柿渋仕上げにします)

ちなみに製作日数は一日4〜5時間労働で5日間を所要しました。

   (室内で使う家具より製作精度を落としたので、その分だけ早く出来上がったと思います

 

                 

         私の製作品の一部を紹介しましたが、いかがでしたか?

           「造りたいけど自信がない」

           「どんな材料を使えばいいのかわからない」

           「何度も仕上げに失敗してしまった」

         この様な方がかなり多くいて、結局自作をあきらめてしまうようです。

         よく人に「器用ですねえ」と言われますが、謙遜ではなく自分は不器用

         だと思っています。

         数え切れない程の失敗を積み重ねて、やっと人に見てもらえるものが

          造れるようになっただけの事です。