祭りの子供

この写真は「舞姫」と題して2006年の阿波踊りコンテストに応募して落選でした。
何とか日の目を見せてやりたい一心で「デジタルフォトコンテスト : 2007年dpC2部門4月号」に応募してたところ幸いにも入賞したので
やっと胸の痞えが取れました。

あの時にみなさんから沢山のコメント頂いたお陰で自信が持て、諦めなかった結果が今回の賞に繋がったと思います。


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それの公開審査があり勉強の為に見に行ったのですが今回は悔しい思いをしました。
応募総数1220点(270人余り)の中から40点が入賞で、私が応募したのは「舞姫」と「合同練習」の2枚です。
審査員(角尾栄治氏)の選で始まりました。
はじめに、「皆さんは機材(カメラ、レンズ)のハードの方には出費を惜しまないのですが、ソフト(プリント)との方には
それ程でない」というコメントから審査が始まりました。
その時はその言葉が、「いつものことやなぁ」と軽く受け止めていたのですが、それで泣く事になるとは思いもしませんでした。

1次審査はそれぞれ応募した中から応募数に合わせて一人1,2枚選びます。
入選が重複しないためと点数を効率良く減らすためだと思いました。私のは「舞姫」が残っています。

2次審査、テーブルに並べられた400点余りを先生が「これは駄目」と150枚まで減らします。
それもパスしました。

3次審査も同じようにその半分くらいの80点位まで落とします。
そこでも「舞姫」は残りました。
その段階でまわりの人たちが私の「舞姫」は逆光で他に類がないので入賞は出来ると嬉しい事を言ってくれて、そうなれば良いのにと密かに期待を持ちました。

4次審査では構図別に作品を並べ直し、ポートレート風、夜景、子供など良く似た作品を比べ選択する形に入りました。
「舞姫」は女性ポートレートのグループに入っています。そこでも残りました。肩はこってくるし、のどは渇くし緊張していました。

5次審査その段階で55点残り、15点が落選します。その中に入らなかったら入選ライン到達。
先生も困っていました。ここまで来れば先生の好みの問題だと感じました。
「舞姫」の強みは逆光で撮っていることです。他に逆光で撮っている作品がなかったので。
4,5枚落とされました。後10枚。
その時です、先生が「舞姫」を手に持ってじっと見ていました。しばらく無言で、私にとってはとても長い時間に感じました。
そして一言「かわいそうだけど!」と言いながら没のテーブルへ。
「かわいそうだけど!」の裏にはリバーサルでなくデジタルでプリントが良くないと感じました。
残っているのはリバーサルで撮られた作品ばかりでした。

ふっと緊張の糸が切れ、膝から崩れそうになりました。

それって、ちょっと違うんじゃない!
デジタルもリバーサルもネガも同じ土俵で勝負出来るのでは!
審査はそれに写っている内容でないの?
綺麗なプリントの方が有利なの?
ならばリバーサルしか受付ないくらいに応募要領に書けば良いのに!

その時はそんな風に思いました。
でも、これで腐っては前に進まない。これからが大事と帰りの車の中でいろいろ反省しました。
デジ、リバーサルの違いがあっても自分の作品にリバーサルのプリントの良さに勝る力があれば最後まで残ったに違いない。
デジでもクリスタルプリントすれば、リバーサルのプリントに近づけるかも!
もっと気楽に「舞姫」を違うコンテストに応募しよう!
などなど思いながら帰ってきました。

公開審査に立ち会ってたくさん勉強して来ました。
参加して良かったと思います。

滅多に経験できない事なので今後の作品作りの参考になりました。
そして、このレポートを公開して、皆さんのコンテスト応募、作品作りの参考になればと思い書きました。
花月



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