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あくまでも私の個人的な意見ですので、参考意見として見ていただけたら幸いです。
<STEP1&2に共通すること>
STEP1&2は、後々の進路の選択肢を広げるためにも、一発で、しかもできるだけ高得点をとって合格することを目標に勉強しましょう。(75点以上が合格。80点以上で合格することが望ましい。可能なら85点以上。競争の激しい研修プログラムでは、一回目で85点以上の得点を取って合格することが条件になっていたりします。)
しかし、合格して留学を実現することが第一でありますので、必要以上に点数にこだわることもありません。 (よい点での合格が、留学先での成功を保証するわけではありませんし、英語のコミュニケーション力、ガッツの方が、長い目で見たときによっぽど大切であるように思います。)
私の場合、限られた時間の中で、しかも35才という記憶力の衰えた年齢で、最大限成果が上がる勉強の仕方が何であるかを最初に考えてみました。以下のような方針で、私自身 STEP
1: 244(99), STEP 2: 236(90)という得点で、いずれも一回目で合格できましたので、皆様にも参考としていただけるものがあるのではないかと考えました。ちなみに、STEP
1には、(アルバイトで生計を維持しながら)約1年間を費やし、STEP 2には、約8ヶ月を費やしました。どのくらいの期間勉強をするべきかは一概には言えませんが、一発でしかも高得点で合格することを目標とするのであれば、不十分な準備の状態で受験することはお勧めいたしません。USMLE
STEP1とSTEP2のどちらを先に受験するかについては、学生の内に受験する場合はSTEP1から始めるとよいように思います。私の場合のように臨床をある程度経験した先生の場合は、取り掛かりやすく失敗の可能性が少ないであろうSTEP2から準備を始めてもよいと思います。
以下、私が考えた STEP 1&2に共通する勉強の方法について記します。
<STEP1, STEP2に共通する勉強のポイント>
1)一発で、しかもできるだけ高得点で合格することを目標としましょう。
2)問題の傾向は年々少しずつ変化するため、最新の情報を手に入れるように心がけてください。
(毎年改訂されるFirst Aidという参考書には、定評のある参考書、問題集がどれであるかわかるデータが載っています。)
3)難しい問題ができるよりも、基本的な事項を落とさないように勉強をする方が高得点につながるように思います。(難しすぎると思われる概念については、深入りして時間をかけ過ぎることは得策ではありません。例えば、遺伝の難しい計算や難しい概念などは時間を費やす割にあまり得点につながらないような気がします。それよりも、基礎的問題について他の角度から聞かれても答えられるように周囲を固めた方がずっと得点につながります。)
4)First Aid For The USMLE STEP1 (STEP2), Mc Grawhill を核として勉強しましょう。
5)問題集は、数をこなすだけでは効果が少ないように思われます。解説を読んで、その問題において何が大切なのかを考え、参考書で周辺知識を時間が許す範囲で調べ、他の角度から問われても応用が利くように意識しながらノートにまとめましょう。自分なりにどのように簡略化して理解していればよいか考えてまとめのノートを作ります。ノートは科目毎に作成します。図は参考書のよい図表をどんどんコピーしてノートに貼りましょう。ノートは、試験直前の記憶の定着に役立つように意識をして作りましょう。このノートを作る作業が非常に重要です。
6)臨床的に重要な事項を問うものが増えているように思います。逆に、記憶を重視した、重箱の隅をつつくような問題は減っています。参考書や問題集も、臨床的なシナリオを重視したものを使用しましょう。
※学生さんの場合、可能であればグループ学習をされた方がよいと思います。
<USMLEの点数はどのようにつけられているの?>
このような質問をよく受けるのですが、私もよくわかりませんし、誰もよくわからないというのが本当ではないでしょうか。コンピューター形式になってからの算出方法はさらに複雑になっているように思います。うわさでは、正答率によって問題の難易度が適宜変わったり、問題の難易度によって配点が違うと言われています。3桁の得点表示と、2桁のものとがあり、前者は得点の絶対値のようで、後者はパーセンタイルとされています。2桁表示で75以上が合格とされていますが、前述しましたように、80以上が望ましく、できれば85以上で合格した方が、後々応募できるプログラムの選択肢が広がります。私はSTEP
1: 244(99), STEP 2: 236(90)という得点で合格できましたが、時間が足りなくて解き残したものや、試験直後に明らかに間違えたとわかるものがかなりあったにもかかわらずこの得点でしたので、試験を解いている途中でできなくて不安にかられても、挽回のチャンスは最後まであると考えて、めげずに責めまくって欲しいと思います。
<受験センターのある地域>
福岡、広島、大阪、東京、仙台、札幌 の6箇所です。具体的な場所については、願書を提出すると案内が届きます。
<カプランという予備校について>
私の場合、卒業後9年目にSTEP1&2の準備を開始したので、学生時代の知識はほとんど役に立たない状態でした。独学のみで試験を乗り切る自信がなく、知人の勧めもあって東京青山のカプラン(TEL
03-3403-3546 担当:平間さん)という予備校の門を叩きました。USMLE STEP 1、STEP
2、STEP 3、CSA対策臨床英語クラス、の4つのコースが用意されています。USMLEのコースの場合、1年間のコースを申し込むと、テキスト、CD-ROM問題集が配布され、まずは自習室で米国人講師による講義ビデオを見ながら自習を開始することになります。この講義ビデオは全て英語で収録されていますので、ヒアリングの練習にもなります。テキストを片手に講義ビデオを見て全体像を把握し、その後問題集にとりかかってまとめをしていく、という順番で勉強している方が多かったと思います。受け付けの横の壁には、過去にUSMLEやCSAを受けて合格した先輩方のお名前が紅い花を添えて掲示されてあり、とても励みになりました。自習室は、平日は午前10時から午後10時までいつでも使用してよかったので大変助かりました(土曜日:10時〜20時、日曜日、祝日:10時〜18時、毎月の最終日曜日は午後4時まで、ゴールデンウィークの一部と年末年始は休み)。試験勉強に取り掛かりやすくするためにも、米国臨床留学の情報を得るためにも、友人からの刺激を得るためにも、カプランという予備校はお勧めです。アメリカにカプラン本校がありますが、日本には現在、東京と名古屋の二箇所のみです。ちなみに私は、東京のカプランに通うために埼玉県戸田市に引越しました。