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☆2004年6月から、新たにStep 2 Clinical Skills という、Step 2とCSAを合体させたような試験が始まります。これに伴い、TOEFLの試験を取る必要はなくなります。
Step 2 Clinical Skills (Step 2 CS) of the United States Medical Licensing
Examination (USMLE) is implemented in June 2004, the TOEFL exam will no
longer be a requirement for ECFMG Certification.
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帰国子女でもなく、学生時代に留学経験もなく、ごく普通に受験英語の勉強だけをしてきた私にとっては、英語こそ最大の難関であり、現在もそれに変わりはありません。「こんな状態で米国臨床留学を考えているなんて甘い」、と先輩の先生方から叱責を浴びたこともあり、英語についてのアドバイスを私がするなどとてもおこがましいのですが、反面教師として頂くことにも何らかの意味があるのではないかと思い、このページを作成することしました。
<英語ができないと苦労する?>
米国臨床留学をされた先輩の先生方は、「日本人は大抵英語ですごく苦労する」、「一にも二にも三にも英語だ!」、「TOEFLは最低でも600点(PBT)はないと厳しい」と、口をそろえておっしゃいます。にもかかわらず、私の英語の勉強は惨憺たるものでした。TOEFLの問題集を解き、ヒアリングのテープを通勤電車の行き帰りで聞き、書店の語学コーナーにしばしば出向いて目新しい本を購入し、語学学校に通ったりして自分なりにもがいたのですが、実力がついていく感触は一向になく、ただただ空回りしていたように思います。今になって思えば、あれこれと手を出しすぎて地道で継続的な努力をしてこなかったことが敗因でした。
この先どんな苦労が待っているかの実感もなかなか沸かないノー天気な私でしたが、これはやばいぞと思い始めたのが、恥ずかしい話、CSA受験のためのKaplan
5日間コースをアメリカのNew Jerseyで受講したときでした。この講習会は、「これさえ受講しておけば本番の試験はまず大丈夫」、と多くの日本人の先輩方が絶賛されていたものだったのですが、私はこのコース受講中に、自分の英語のコミュニケーション力のなさに焦り、絶望し、不眠に陥ってしまいました。私以外の受講生はほとんどが英語を第2外国語として不自由なく使える人々で、単に受験テクニックを学びに来ていただけなのですが、私はと言えば、講義の内容を聞き取るのがやっとで、質問はほとんどできず、例文をひたすら丸暗記するしかないという状況でした。それでも何とか講義最後の評価では合格点を頂き、本番も何とか一発で合格できたのですが、英語ですごく苦労するという意味がわかってきた時には既に引き返せないところまで来てしまっていたというわけです。
本格的にこれではやばいぞと思ったのは、2001年12月、野口医学研究所がsponsorとなってくださったハワイ大学内科の一ヶ月間のexternshipに参加してからでした。内科病棟を担当している一つのチームに加わって研修をしたのですが、その時、来年度のハワイ大学内科レジデントプログラムにapplyしたいと真剣に考えていましたし、自分の一挙手一投足がスタッフから評価されているかと思うと、最初から最後まで気の抜けない研修になりました。研修中何が大変だったかというと、まずは日常会話でした。カンファレンスでの会話は医学用語が混ざっているので何とか理解でき、時に発言できたりもしたのですが、それ以外の場面になると会話の中身がとたんにわからなくなりました。医師と医師、医師と看護婦の会話もよくわからず、冗談に至ってはその内容は全くと言ってよいほど理解できず、ただただ周囲の人に合わせてにこにこしているしかありませんでした。患者さんとの会話にしても、どうやって励ましたらよいのかもわからず、しどろもどろの返答に患者さんが怒り出すということもありました。また、電話がこんなにも頻繁に仕事で使われるものかということも大変な驚きで、レジデントの先生方は各専門医の先生方に入院患者の病状をその都度電話で報告して治療方針を相談しておられました。さらに、全ての入院患者について24時間以内に患者の病歴からアセスメントまでをレジデントがdictationしなければならず(受話器に向かって英語でしゃべりまくる。それは病院内の病歴センターで録音され、専門のスタッフがテープを起してくれる。後日タイピングされたレポートが医師に届き、医師はそれをカルテに保存していく。)、一日に入院が5人も入った日にはどうしたらよいのだろうと先行きが大いに不安になりました。そんなこんなで、「英語のコミュニケーションができるできないで、研修がcomfortableになるかならないかが決まる」、という日本人先輩医師の言葉が本当に身にしみた一ヶ月間でした。
考えてみれば、日本でも仕事を円滑に行うためにはコミュニケーションが極めて重要な役割を果たしている訳です。今ごろそんなことに気付いても遅いのですが、これを読んでくださった方の中で、私と同じような境遇の方がもしいらっしゃるとしたら、実践的な英語のコミュニケーション力を鍛るために、早いうちから準備されることをお勧めします。私と同じように手遅れ状態になってしまった方が万が一いらっしゃるのでしたら、、、、、、私と共にいばらの道へいざ突入しようではありませんか。
<TOEFLについて>
私は7回程受験しましたが、常にヒアリングが足を引っ張り、587点(PBT)が精一杯の得点でした。USMLEの勉強の合間を縫っての準備でもあり、要領もよくなかったので、お勧めの勉強法についてはよいアドバイスができませんが、洋書のTOEFLの問題集の中には使いやすいものがあったように思いますので、大きな本屋さんやアマゾン・ジャパンなどで探してみてはいかがでしょうか。友人の中には、語学学校などのTOEFLの講座を受講して得点を上げた方もいらっしゃいました。
TOEFLの点数が高いことに越したことはないと思うのですが、TOEFLで高得点を取っていても実際の英語のコミュニケーションがうまくいくとは限らない、という話を米国で臨床研修を行っていらっしゃる先輩の先生方からよく聞きます。TOEFLは必要条件にずぎず、実践的な英語のコミュニケーション力とは別なのだとすれば、あまりそれに時間をかけすぎるのも得策ではないのかもしれません。
TOEFLの申し込み方法、会場予約方法、その他の情報を得たい方はこのサイトを参照してください。
<実践的な英語のコミュニケーション力をどのようにつけるか?>
実践的な英語のコミュニケーション力をどのように身につけていくかですが、私自身うまくいきませんでしたのでえらそうなことは言えないのですが、可能であれば、医学生の内から意識して勉強をしておくとよいと思います。私は面接試験で落ちてしまったので経験することができませんでしたが、横須賀や沖縄にある「米国海軍病院」で一年間のインターンを経験することが実践力を養うためには一番のお勧めだと思います。問診の仕方、診察の際の声のかけ方、カルテの書き方、プレゼンテーションの仕方、習慣の違いなどを学ぶよい機会だと思いますし、CSA対策のためにも付け焼刃ではない実力を養えると思います。米国海軍病院で一年間研修をした先生の方が、そうでない先生よりも実際のレジデント生活にスムーズに入っていけているように見えるのはあながち錯覚ではないと思います。また、米国海軍病院でインターンを経験すると、同僚や先輩の先生方と情報交換のネットワークを作ることができ、自分の進路の選択肢が広がる可能性があるように思います。さらに、米国人医師に推薦状を書いてもらえる可能性があるという点においてもお勧めだと思います。夏に行われている横須賀や沖縄の米国海軍病院でのエクスターンに参加すると色々なお話が聞けると思います。どの時期にインターンを経験するかは人それぞれだと思いますが、横須賀は新卒医師を優先して採用しているようですので、学生時代にエクスターンを経験しておくとよいと思います。沖縄は新卒でなくても採用してくれるようです。
<レジデント開始後に感じたこと> (2002年11月14日)
2002年6月末にインターンの生活が始まり、早5ヶ月が経ちました。振り返ってみますと、繰り返し患者さんに問診をしていく中で、自然と口からでるようになった言葉が少しずつ増えてきていますし、ヒアリングについても、当初と比べれば、多少は進歩しているような気がしています。ただ、依然、かなりの部分を類推しながら(オイオイ本当かよ!)、何とか仕事をしているという現実は否定できません。もちろん、大事なことは必ず確認をとるようにしています。しかし、忙しい中でわからないことがどっと押し寄せたときに、何をどうやってどのタイミングで尋ねようか、と思考を取捨選択しているうちに、次の仕事の場面に移らなければならなかったり、タイミングを逸したりして、聞きそびれてしまうことが多々あります。これでは、学ぶ効率がとても悪いな、と最近つくづく感じているのです。渡米前に、「ものを尋ねる表現」にもっと慣れておくべきでした。病院によって指示の出し方は違いますし、どこにトイレがあるのか、どこに何が置いてあるかわからないことが多いですし、治療の仕方について先輩医師に質問をしたい場面も毎日あります。とにかく、毎日毎日、自分が経験したことのないこと、分からないことが押し寄せてきます。当たり前のことではありますが、私のような失敗をしないためにも、「ものを尋ねる表現」について、十分に練習をしてから渡米しましょう。(レベルが低くてすみません)
<レジデント一年が終って感じたこと> (2003年7月5日)
何とか首にならずに一年を終えることができました。日本出身の先輩レジデントの先生方が過去に活躍してくださったお陰で、”英語は下手だけれども今に目が出てくるだろうからもう少し待ってやろう”と思ってくれたのではないかと思います。最近思うのは、相変わらず無茶苦茶な英語を使い、相変わらず日常会話がよくわからないのですが、何とか伝えてやるぞという気合さえあれば何とかものを伝えることができるようなレベルに達してきたのではないかということです。これもこの一年の進歩なのではないかと思います。恐らく、仕事の中での決まりきった基本表現が身についてきたからなのだと思います。そして、もうひとつ思いますのは、英語が変でも、患者のことをよく把握し、決められた責任を果たすように努め、積極的に学ぼうとしていれば、とかく手を抜きがちな現地レジデントの中でも光ることは可能なのではないかということです。真面目に、積極的に頑張らなければと思う今日この頃です。
二年目の病棟勤務では、チームリーダーとしての役割を果たさなければなりません。ひとつのチームは、二年目のレジデント、一年目のインターン、医学生の3人で構成されています。毎日、インターン、医学生の監督、教育をし、朝から晩まで共に過ごすことになります。さらに、チームリーダーとして、入院患者の日々の治療方針をattending
doctorsとdiscussionをして決定しなければなりません。果たしてチームリーダーとしてやっていけるのだろうかと大いに心配し、否が応でもコミュニケーション能力がついていくのではないかと少し期待をしています。
<●●先生への手紙 (2005年2月19日)>
お久しぶりです。
お元気ですか。
英語は本当に大変ですよね。
その大変さを分かってくれる人が少なくて、先生のメールをいただいて、おお友よ、という感じがしています。これから書くことは、私の個人的な体験に基づいた、意見ですので変だと思うところは適当に読み流してください。
私が感じていることは、英語で苦労するかどうかはとても個人差のあることで、一人一人その程度や感じ方は違うのだろうということです。私のプログラムにも日本人レジデントが数名いますが、先輩、後輩と話しをしていて、自分の英語の苦しみを分かってくれそうな人は一人か二人ぐらいしかいませんでした。もともと英語が好きか得意な人が米国留学をする可能性が高いということもあり、私のように医学教育を生身で体験して、将来の日本に役立てたいから米国にやってきた、英語は大して得意ではなかった、という人の苦しみを理解してくれる人は少数派ではないかと今でも思っています。
一年目の間は、ひたすら辛かったです。
当時、二年目の先輩からは、ただただ辛抱するんだよ、と励まされ、何とか終えたという感じでした。
最初は、本当にわからないことだらけでした。普通はこうする、ということが何から何までわからないため、しょっちゅう人に聞かなければなりません。人に聞くということも当時の私にはとてもエネルギーを消耗することで、さて、何ていって聞いたらよいのだろうといちいち英文を頭で考えてから、それでも、へんてこな英語で質問をして、はーん、と変な顔をされながら聞いていました。分からないことだらけで、どうやって聞こう、質問を何に絞って聞こう、なんて考えているうちに、次から次へと話題が変わるので、結局質問しそびれて、分からずじまいで一日を終えることも多く、とても効率の悪い学びをしていた時期でもありました。患者さんの言っていること、看護婦さんの話していること、電話での会話などは、7割から8割わからない、という場面も結構あり、半分内容が分かればよいほうで、半分の理解で、多分こういうことなのだろう、と話を自分で作ってかろうじて仕事をしていました。アテンディングにプレゼンテーションするときも、話しの大筋を間違えないようにすることが精一杯で、細かい事柄の聞き間違いはたびたびありました。特に、スラングを混ぜて人々は会話していますので、そういった表現を多く使う人や、老人などのはっきりしゃべらない人が話す言葉を理解することは本当に大変でした。それは、現在でも程度は減っていますが、同じような困難さは持ち続けています。今は、そうですね、人々が話していることの半分くらい理解して仕事をしていますかね。それでも、だいたいこういう場面ではこういう風にことが進むだろうということが予想できることが増えてきたからでしょう。二年前と比べたら、仕事に必要なコミュニケーションは大きな間違いを起こすことなくできるようになってきたようには思います。
一年目の終わり頃でしょうか、ICUラウンドのときに、自分の患者を担当している看護婦が私に話しかけてきて、ICUアテンディングの話の内容を数分聞き逃したことがありました。会話に耳を傾けなおした時、丁度アテンディングが、レジデント8名くらいに順番に鑑別診断を答えさせていたところでした。私は、質問の内容が分からずに、当てられたときに10秒くらい沈黙してしまいました。今考えれば、質問はなんですか、ってすぐに聞けばよかったですし、わからなければわかりませんとすぐに答えればよかったのですが、ICUアテンディングは厳しいことで有名の人でしたし、そのときは、どうしようどうしようと気持ちが高ぶってしまうばかりで、結局沈黙してしまったのです。それがいけなかったらしく、その話しがプログラムディレクターにいって、私は後日そのディレクターから呼び出しをくらいました。その時の私のアッパーレベルはとてもよい方で、とおるは真面目で熱心なインターンで、患者ケアに問題はない、と私をかばってくれました。ディレクターは、沈黙はいかん、分からないならわからないとすぐに答えろ、と私にいいました。指導を受けただけで、私の場合幸い大事にはならなかったのですが、私の友人の中には、同じようなことで、文書で注意勧告を受けた人もいますし、英語の重点的な勉強をしないと、進級させないみたいなことを言われた人もいます。もっともそれらの方々は、その後努力の末見事ハンディーを克服されました。
私が一年間をなんとかやってこれたのは、たまたま運がよかったということもあります。アッパーレベルはとてもよい方ばかりで、皆、私が大変なときに助けてくれました。私も、最低限の仕事が人並みにできるように、必死で日々をすごしていました。先生がおっしゃるように、まじめに患者さんのマネージメントをして、看護婦さんに呼ばれたらなるべくベッドサイドまで見に行き、決してスタッフを邪険にする態度はとらず、(こちらがたとえ邪険にされてもひたすら我慢し)、患者さんにも、変な英語なりに誠意を尽くしてきたつもりです。それに勤めるだけでも毎日へとへとになりますし、大変なことでした。同僚のインターンからもいろいろと助けてもらいまいした。
インターンの時代に特に大事だろうと思うことは、患者のマネージメントの上で重要だと思った内容については、必ず聞き返して自分の理解が正しいことを確認することです。
仕事の間は(仕事に関係することは特に)積極的に人に話しかけるようにすることもおそらく大切です。私の場合は、もともと外交的ではないのでこれが大変でした。そんな性格的なことも、長い目で見ると、英語がどんどんできるようになる人と、そうでもない人との差を作っていく要因なのだろうと思います。日本にいるときも、積極的に人に話しかける性格であった人は、英語がどんどんできるようになる可能性が高いのではないかと思います。でも、性格を変えることはなかなか大変であります。
私がインターンの時に何をしていたか思い起こすと、これなんていうの、といろんな人(同僚、先輩、看護婦など)に恥をしのんでたくさん聞いたように思います。他人が使っている表現のなかで、あっ、こうやって言うのか、というものをなるべくメモもしました。これは今でも続いています。もっとも一年目は、他人の言っていることの大筋をとらえることが精一杯で、細かい表現を拾えることはごくたまにあるくらいでしたけれども、、、。
日常診療では、患者がべらべらと治療にあまり関係のないことをスラングを交えてしゃべってくることがよくあります。そんなとき、私は悪いくせがついてしまったもので、分かっていなくてもついついふんふんと分かったようなうなずきをしてしまいます。こちらの知りたい情報に関係のないことであれば、そんなことをしていても実際はあまり大勢に影響を与えません。むしろ理解できなかったときに、こちらが理解できないという信号を相手にたびたび与えて相手を必要以上に不安にさせてしまうよりは、ある程度の分かったふりの、ふんふんは許されるのではないかと思います。もちろん、肝心の治療方針決定にかかわることを聞き漏らさないようにする、聞き返して確認することは重要です。要はこちらが知りたい情報が理解できればよいのです。こちらが別に知らなくてもよいようなことまで含めて人々はしゃべってきますので、その変は、ふんふん、となんとなくわかったようなそぶりをしておいても許されるのではないでしょうか。こちらが聞きたいこと、知りたいことを、順番に聞いていくことがH&Pの作業です。患者がべらべらとスラングを交えてしゃべっているなかに、自分の聞きたい情報が入っていてそれを聞き漏らすことも実際はよくあるのですが、そんな場合でも、自分の言葉で質問をして答えをもらいましょう。確認したいのですが、なんていって、、、。 As I said, さっきも言ったように、と患者が前置きしていらいらしだしてもひるんではいけません。
先生、英語について教育的指導を受けたことはショックだと思いますが、
私もかろうじて一年を過ごした口です。自分で比較的思ったことが言えるようになってきたと思ったのは、3年目になってからです。(私は学ぶ速度がやはり遅いようです。) それでも、薄皮を一枚一枚乗せていくように、一日一日身についていくものです。本来は、そんな苦痛を伴うことなくして、異国語のコミュニケーションは身につかないものなのかもしれません。一年を終えるころには、わずかなりにも、一年前と比べて快適さが増えているはずです。そして、二年を終えるころには、私のように、変な英語ではあるけれども、言いたいことを割を言えるようになるはずです。ひたすら辛抱です。
ちなみに、英語のドラマをよく見るようにしたとか、英語の映画をよく見るようにしたとか、CNNをよく見るようにしたとか頑張れる人もいますが、私はそんなえらい人ではありませんでした。今でも、家にいるときは日本語の放送をみてしまいます。(むしろ6歳の息子の方が、英語でパワーレンジャーを見て楽しんでいます。) 私は精神的にそんなに強い人間ではありませんし、家に帰るころには大抵くたくたになっていたので、さらに英語にひたるなんて私にはできませんでした。
繰り返しになりますが、薄皮を一枚一枚乗せるように身についていきます、快適さが増していきます。
以上、思いついたことを書いてみました。
最初にことわりましたとおり、これは、私の場合そうだった、というだけです。
参考にしていただけたら幸いです。
それではまた。
神谷 亨
<仕事の基本表現集!!>
これって、何ていうんですか? と恥を忍んで尋ねてきた表現をご紹介していきます。(随時更新)
1) phone call
Can I speak to the nurse taking care of Mr./Ms.______ ?
Can I get in touch with the nurse taking care of Mr./Ms____?
○○さん担当の看護婦さんとお話しがしたいのですが。
Can I get in touch with Dr. Suzuki?
鈴木先生とお話がしたいのですが。
Hi, sorry to bother you. This is Dr. _______. I'm a medical resident at ______ hospital.
On behalf of Dr. ________, we'd like to have a cardiology consult for one
of our patients.
Is that okay with you?
This is a 58 year old woman with history of diabetes and coronary artery
disease who presented ER with acute onset of chest pain for 1 hour this
time. Initial EKG showed ST elevation in V1 to V4. CK was elevated up to
560. ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,.
I think she needs an emergent coronary intervention.
Could you come by to see the patient?
こんにちは。お邪魔してすみません。○○病院の内科レジデントの△△ですが、
○○先生の依頼で、私達の患者のために心臓内科のコンサルトをしたいのですが、お願いしてもよろしいでしょうか。
58歳の女性、既往歴に糖尿病、冠動脈疾患のある方です。今回、急激に発症した1時間継続する胸痛を訴えて救命救急室に来ました。最初の心電図では、STの上昇がV1からV4に認められ、CKは560まで上昇していました。
、、、、、、、、、。 この患者は、緊急心臓カテーテルの適応だと思いますが、この患者を診察しに来てもらえないでしょうか。
Could you page Dr. ________? ◇◇先生のポケットベルを鳴らしてもらえないでしょうか。
Hi, sorry to bother you. This is Dr. ____. I'm a medical resident at _____
hospital.
May I talk to you now. It's about Mr. ____________.
こんんちは。お邪魔してすみません。○○病院内科レジデントの△△ですが、今お話してもよろしいでしょうか。◇◇さん(患者さん)のことなんですが、、、、、。
I want to know who I can speak with to get the old chart of my patient.
患者の昔のカルテを取り寄せるに 誰に話をしたらよいかを知りたいのですが。
2)End of life issue
She probably won't make it. 恐らく今回はもたないでしょう。
It's probably time for her to go. (上記に類似した表現)
She will probably go soon. 彼女はもう長くはないでしょう。
He is not there. 彼の意識はもうそこにありません。
Do you have a living will or advanced directive by yourself? あなたは、リビングウィルか、advanced
directiveを持っていますか。
What do you think he would want in this situation? 彼なら、この状況で何を望んでいると思いますか。
In the event her heart would stop, or she should suddenly stop breathing,
what do you think she would want?
もし、彼女の心臓が止まったり、呼吸が急に止まった場合、彼女だったらどうして欲しいのだと思いますか。
How aggressive we should be? どこまでやればよいですか。
It's better to let nature take its course. 自然に任せるのがよいと思います。
We recommend that if his heart should stop, we don't use heroic life support
measure instead we keep him comfortable and preserve his dignity. もし彼の心臓が止まったときは、物々しい生命維持装置を用いるのではなく、苦痛を除き、尊厳を保つことに努めた方がよいと思います。
In light of patient's poor prognosis, they wanted to let nature take its
course. 患者の予後が悪いことを考慮して、彼らは(家族)自然に任せることを希望しました。
We're gonna take things out from the patient. 患者さんに付いているものを取りはずします。
3) Code 500
Call the code, get the cart. コードブルーを鳴らして、カートを用意して。
What's the reason for code 500? コードブルーは何で鳴らされたの?
What's the reason for admission? 入院の理由は何?
What the code status? この患者のコードステータスは何?
Who is the attending doctor. 誰がattending doctorなの?
What't the underlying disease? 基礎疾患は何?
I'm going to run the code. 私が指揮をとります。
Do you feel a pulse? 脈は触れますか。
Bag the pt. アンビューバックもんで。
Start CPR. 心肺蘇生を始めて。
Hook the pt to the monitor. 心電図モニターをつけて。
Place the pads on the pt. 除細動機のパッドをつけて。
Can I see the rhythm? 心電図のリズムを見せて。
I can't see the monitor. 心電図のモニターが見えないよ。
Can you stop CPR, please? 心肺蘇生を止めて。
Hold CPR, please.
Shock him with 300 J. 300Jで除細動して。
Clear. みんな、ベッドから離れて。
Resume CPR. 心肺蘇生を再開して。
Continue CPR. 心肺蘇生を続けて。
Does this pt have a line? ラインはあるの。
What kind of access she's got? どんな点滴ラインがあるの。
Give 1 amp of epi. Epinephrine 1アンプル静注して。
Give 1 amp of atropine. Atropine 1アンプル静注して。
Give 1 amp of calcium. Calcium 1アンプル静注して。
Give 1 amp of bicarb. Bicarbonate 1アンプル静注して。
Can you give another bicarb ? Bicarbonateをもう1アンプル入れて。
Baicarb in ! Bicarb を入れました。
2 gram of Mg in ! 2g のマグネシウムを入れました。
Vasopressin 40U iv bolus. バソプレッシン 40単位 静注して。
We gave Vasopressin already ? バソプレッシンはもう入れた?
Another Atropin. アトロピンもう1アンプル入れて。
Normal sailine wide open. 生食を全開で落として。
Stop CPR. 心肺蘇生を一時止めて。
Is there a pulse? 脈は?
Let's put it in a central line. 中心静脈ラインを入れよう。
Give Dr. K a central line kit. Dr. K に中心静脈ラインのセットを渡して。
Can you get CBC, chem 7, PT, PTT, and cardiac enzymes ? 血算、chem 7
(Na, K, Cl, HCO3, BUN, Cr, glucose), PT,
PTT, CK, CKMB, Troponin-I を採血でしらべてください。
Last blood sugar? 一番最近の血糖値はわかる?
Can you get a stat blood sugar? 血糖値をすぐに測って。
Last blood pressure? 血圧いくつ?
Did you have an ABG this AM? 今朝、血液ガスをチェックした?
Can you get an ABG? 血液ガスを調べて。
Can you order 12 EKG, CXR portable stat ? 心電図12誘導と胸部レントゲンポータブルを至急頼んで。
Call the attending. Attending doctorに電話して。
Dr. M, bring the chart in and check today's lab. M先生、カルテを持ってきて、今日の検査結果を見て。
If there is any interesting number, please let me know. 変な数値があったら教えて。
Stop CPR.
Do you feel a pulse?
I got pulse. 脈を触れます。
She's in Levo. 今、Levophed (norepinephrine) の点滴が落ちています。
Let's turn down Levo, right now. Levophedの量をすぐに減らして。
2 units of trauma blood ! 外傷用血液を2単位持ってきて。
Still asystole. 心停止が続いています。
Does anyone have any idea? 何か見落としていることがあるかな。
Call the code それでは、心肺蘇生を終了することにします。
Time of death is 1400. 死亡確認時刻は、14時ちょうどです。
4) Presentationの始めの決まり文句
This is a 78 year old Caucasian woman with history of hypertension, diabetes and end-stage renal disease who was in her usual state of health until 3 days prior to admission when she developed fever, chills and productive cough.
78歳の白人女性、既往歴に、高血圧、糖尿病、腎不全がある人です。それまで普段と変わらない状態だったのですが、入院3日前から発熱、悪寒、湿性咳漱が出現しました。
This is a 69 year old Chinese man with a past medical history significant for hypertension and diabetes who was in his usual state of health until one day prior to admission when he began to feel generalized weakness.
69歳の中国人男性、既往歴に高血圧、糖尿病がある人です。それまで普段と変わらない状態だったのですが、入院1日前から全身倦怠感を感じるようになりました。
This is a 46 year old Filipino woman with history of rheumatoid arthritis here for 2 months follow up.
46歳のフィリピン人女性、既往歴に慢性関節リウマチのある人ですが、今日は2ヶ月ごとのフォローアップのために来院されました。
5) ポケットベル
Hi, this is Dr. TK. Please leave a numeric message after the beep/tone.
はい、こちらはドクターTKです。発信音の後に、数メッセージを入力してください。
Hi, this is TK. Is it okay for me to sign out.
もしもし、TKだけど、今、申し送りしていいかな。(帰宅前に、同僚に自分のチームの患者申し送りをする。)
Hi, this is Dr. TK. I signed off my patients today.
If you have any question regarding our patients, please call on call doctors or night float doctors.
Thank you very much.
はい、こちらはドクターTKです。本日は、私の患者に関する申し送りを終えて帰宅しました。
私の患者に関する問い合わせは、当直医師にお願いします。 ありがとうございました。
(申し送りの後、自分のポケットベルの声のメッセージをこのように変更する。)
6) スラング
あの患者さんは、かなり重症だ。
He is really sick.
He is wiped out.
He is out of it.
He is had it.
He is devastated.
He is all bus up.
He is pau play. (pau = ハワイ語で、終わり という意味。)
I'm pooped out. 疲れたー。
Let's snow him. (どっぷり鎮静をかけましょう。(気管挿管されているひとに))
Let's chill him. (軽く鎮静をかけましょう。)
She is totaly with it. 彼女の意識はしっかりしている。
He is bucking on the vent. 彼は、人工呼吸器とファイティングを起こしています。
A 23 year old man with history of iv drug use, OD'd (ou di:dと発音、 overdosedの略),
brought to ER.
静脈薬物中毒の既往のある23歳の男性が、薬物を大量に服用し、ERに運ばれてきました。
Let's sneak off and get a buzz. (ちょっと抜け出して、一服しよう(drugをしようというやばいニュアンスあり))
7)よく使う表現
How's your stomach feel? おなかの調子はどうですか。
Are you short of breath ? 息が苦しいですか。
Your breathings are okay? 息は苦しくないですか。
Do you have a good night or a rough night? よく眠れましたか。
Is she married or widowed? 彼女は結婚していますか、あるいは未亡人ですか。
Anything runs in your family? ご家族に何か病気を持っている人がいますか。
How long has it been bothering you? どのくらいの期間それで苦しんでいますか。
He was found down in the Ala Moana Park. 彼は、アラモアナ公園で倒れているところを発見された。
She tripped and fell to the ground. 彼女は、つまづいて地面に倒れた。
He suddenly lost consciousness and slumped to the floor. 彼は、急に意識を失って、床に崩れ落ちた。
He stumbled and fell onto his left side striking his left shoulder, arm
and left hip area. There was severe pain in left hip such that he was unable
to ambulate. 彼は、つまずいて左側に倒れ、左肩、左腕、左股関節付近を打った。左股関節に激しい痛みを生じたため、歩くことができなかった。
EKG is similar to a tracing obtained on 3/12/03. 心電図は、2003年3月12日のものと同様であった。
Hot red swollen toe. 熱感、発赤、腫脹をともなう足の指
We'll get the ball rolling. それではさっそく始めますね。
How far did you get in school? / What grade did you finish ? 最終学歴は?
(1st grade = 6歳、 12th grade = 17歳)
We'll have a family comference today so that everyone is on the same page.
皆が共通の認識を持つために、本日家族会議を行います。
8) 患者さんへの言葉がけ
Good luck for your procedure. 検査、頑張ってくださいね。
Hang in there. 頑張ってくださいね。
I'll keep my fingers crossed for you. / I'm crossing my fingers for you. うまくいくようにを祈っていますね。
You're doing very good. すごく頑張っていますね。(これは特に去り際に毎日言うようにしています。)
You did a good job. 頑張りましたね。
I'm proud of you. 頑張りましたね。
Don't push it. Healing takes time. あせらず、じっくりなおしてください。
Let's keep an eye on it. 様子をみましょう。
You have my sympathy. それはお気の毒です。
9)ものを頼む表現
Can you get a stat blood sugar check on 1? ベッド1の患者の血糖をすぐに測ってもらえますか。
10)えっ、そういうの?
gurney ストレッチャー
11)略語
AAA: apply to affected area 、軟膏を処方するときの指示
12)ミスを謝罪するとき
I want to talk with you about some bad news I have.
I have some really important to talk to you about.
I’m so sorry this happens.
I’m so sorry that you had this bad reaction.
I’m so sorry I forgot to ask you about allergies.
I’m so sorry the system wasn’t built to remind me to ask you about allergies.
I know it must be upsetting for you.
This must be horrible/ awful/ disturbing/ confusing/ worrisome for you.
I’m going to make sure we’ll get a orthopedic surgery department.
You’re going to get an excellent follow up care.
We’re going to make sure to fix your hip.