<科学は、国がそだてるもの>

現在、米国が科学の最前線に登場しているのは、世界の富と軍事力が米国に集中していることが最大の要因である。 しかし、米国政府が科学の振興、特に軍需産業と関連した科学の振興に力を入れていること、どの分野に力を注ぐか政策的に決定していること、競争的資金の分配を中心とした競争的な学問環境を育ていることが大きく影響している。

日本においても、文部科学省に任せずに、総合科学技術会議を設置してがんばっている。 どれだけ通用するかは、今後の成果を待つしかない。選択と集中、特に処女のようなおいしところを誰か他の男に盗られないよう、だれも手をつけていない研究の処女の地域を見つけ、血を流さずに投資することが重要である。

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