激動の夜が明け、朝が来た
ホウオウ「おはよう、諸君。昨日は色々あって見苦しい所を見せてしまった。申し訳ない。
さて、今日から我々は、西に向かって進軍を始める。敵は昨日話した通り、水族だ。
我々にとっては厳しい戦いになると思う。がしかし、今までに我々炎族が、水族から受けてきた屈辱を思い出せ!
・・・そうだ、我々は水族に劣る存在だと、罵られ、婢まれ、虐げられてきた。しかし、それは違う!我々だって誇りあるポケモン界の一族だ!水族に劣るとか関係ない!
弱点の多い草族や、数の少ない悪族、我々を苦手としている鋼族でさえも、立派な誇り高き一族であるように、我々炎族も、決して燃え尽きることのない誇りを持った一族だ!
我々が戦うのは、正確に言えば水族ではないかもしれない。これは差別との戦いだ!炎族の誇りを守るための戦いだ!
皆の者よ!友のため、家族のため、そして何より自分自身のために!!勇気を!力を!怒りを!そして我々炎族の魂を!見せつけろ」
(翼を広げるホウオウ)
ホウオウ「行くぞォォー!!!」
炎族一同「オォーー!!!!!!」
(炎族の軍団が続々と進み始める)
ヘルガー「(ブースター・・・結局帰ってこなかった・・・・・ああ、ついに始まっちまうのか・・・・・)」


その頃ホウオウの周りでは
マグカルゴ「ホウオウ様!昨夜はどこにいらっしゃっていたんですか?私が一生懸命探しても見つかりませんでしたぞ」
ホウオウ「(ギクッ・・・・・・焦)気にするな。それより、ミュウ殿は知らぬか?」
ロコン「昨日あの炎兎を連れていったっきり姿を見ていないが・・・・エンテイ!」
エンテイ「はい!なんでしょう?ご主人様」
ロコン「お前、昨日ミュウについていかせたよな。あれからどうしたんだ?」
エンテイ「はい、ミュウ様が、記憶の操作は関係ない近くにいる者も影響を受けてしまうから戻ってよろしい、とおっしゃられていました」
ロコン「そうか」
ホウオウ「それにしても遅いな。エンテイ、ミュウ殿を探してこい」
ファイヤー「その必要はないわ!」
(ファイヤーがボロボロになったミュウを背中に乗せて飛んでくる)
ホウオウ「ミュウ!どうした?その傷は・・・」
ミュウ「俺のことは大丈夫だ・・・・すまんホウオウ・・・あのブースターに逃げられた・・・(嘘だけど)」
ホウオウ「何だって?!そんなバカな・・・あんな小物一匹がお前に敵うはずが・・・」
ミュウ「あれは只者ではない・・・・・私の催眠術を破り、遅いかかってきた・・・・・・逃げるのが精一杯だった・・・・(ないない!ありえない!笑)」
ホウオウ「ミュウ・・・・・そうか・・・・・。傷が治るまで少し休め。おいエンテイ!御籠を用意しろ!」
エンテイ「はっ!すぐに!」
ミュウ「かたじけない・・・・・(ニヤリッ・・・・これでブースターの事は大丈夫だ)」