

| 【注】 |
虹の娘らしく目の色は登場する話によって微妙に変化するらしい。 「オズへつづく道」より。 第5章 「かがやくばかりに美しい一人の少女が優雅な身のこなしで踊っている・・。」、「妖精のように姿のいい」【実は妖精】、「華奢な足先」、「金糸にも似た髪は、・・・ただよう雲のように身体(からだ)を包んでいます。」、「背丈はドロシーくらい。もっともドロシーよりほっそりしていますが、・・」、「スミレ色(violet)の目」、「バラ色の頬」、「ポリクロームは・・・そのほっそりした手をカンサスの少女のぽっちゃりとした手に・・」 第15章 「ブリキの木樵りは、・・かつてこの目に映った最高に美しいひとだと断言しました。」 「オズのチクタク」より。 第7章「得もいえずきゃしゃで美しいポリクローム。その妖精らしい可憐な姿は、とてもほかの娘のおよぶところではありません。」、「この輝くばかりに美しい<虹の娘>」、「黄金色の頭」、「青い(blue)瞳」 |
| 【注】 | 虹の娘の衣裳は、必ずしも7色ではない。原文に出てくる色では、バラ色〜赤、トパーズ色〜橙/黄、オリーヴ色〜緑、空色〜青、スミレ色〜藍/紫がほぼ対応し、約5〜7色である。なお、「チクタク」での新井苑子の挿し絵(白黒)では、虹は6本の帯である。 |
| 【注】 | 「オズのブリキの木樵り」の新井の口絵では、「虹の娘」は黄色の大きなマントを持つ。 |
| 【注】 | 「虹の娘」の衣裳については、「オズのチクタク」における新井の表紙が分かり易い。羽衣(はごろも、うい)とともに古来からいう天女の着物である「霓裳」(げいしょう。虹のスカート。霓(げい)は虹の別字でほぼ同義。)を現代的にしたものを思わせる。西洋の少女天女としての「虹の娘」がイメージされる。なお韓国では、今日も霓裳といって新井苑子の絵によく似た三段重ねで、色を変化させた下着のスカート(ペチコートのようなもの)がある。 |
| 【注】 |
オズシリーズでの新井の絵では、「虹の娘」の衣裳は微妙に変わる。以下国内での発行順に見る。 (チクタク;1981)ローブも羽衣も5〜6色の虹色(青はない)。頭と腰に葉のついた3輪一組の赤い花の飾り。 (木樵り;1984)羽衣は赤/ピンク/橙の3色。ローブは、「チクタク」と同様の色配列順で上から紫、黄、赤の3色。頭と腰に葉のついた大輪の赤い花。唯一カラーで足先が見え、色は黄/橙でバラ色ではない。はだしか靴ばきかは判別できない。本文中の挿し絵(p147、道、白黒)では靴ばきに見える。 (道;1986)金髪にパーマ。羽衣は黄一色。肩をだし、他とデザインのちがうローブは色順のちがう3色。頭飾りの赤い花には葉がついておらず、腰の飾りもみえない。その結果、「チクタク」ではドロシーと年もそう変わらなく見えた「虹の娘」が、「道」では、ドロシーが依然として子供こどもしているのに対して、たいそう大人びて見える。 |