★★★★剣岳登頂後、仙人池→阿曽原温泉→欅平へ ★★★★
■はじめに:
退職後、利尻岳1721m、北岳3192m、白山2702m、五竜岳2841m、鹿島槍岳2889m、槍ケ岳3180m、剣岳2998m、谷川岳1977m、石鎚山1982mに登頂した。
以下は剣岳2998m登頂後、仙人池、仙人温泉、阿曽原温泉、欅平への縦走記録である。
■ロッチ立山連峰へ
<第1日目>平成14年7月27日(土)晴れ
名古屋7:50(しらさぎ1号)→富山11:41=電鉄富山12:25(富山地方鉄道)→立山13:27→(立山ケ−ブル)→(高原バス)室堂タ−ミナル14:35 <ロッジ立山連峰 泊>
<雑感>
しらさぎ1号車内にMさんの姿がない。MさんにTEL。
新幹線で米原から乗車するとのこと。
しらさぎ1号に中央線の千種駅から乗車しようとするが何故か来ない?新幹線で米原で追いつき
米原で「しらさぎ1号」に乗車するとの事。新幹線で米原に出て「しらさぎ1号」に乗車した方なぜか???40円安く、
所要時間も短い・・・。
みくりが池・地獄谷を散策し、「ロッジ立山連峰」に15:45頃到着。
■剣岳へ
<第2日目>平成14年7月28日(日)晴れ
ロッジ立山連峰4:25→剣山荘<2530m>7:40=8:10→一服剣8:30→前剣9:35=9:45→剣岳山頂
<2998m>11:40=下山12:25→カニのヨコバイ13:20→「剣山荘」16:00 <剣山荘 泊>
<雑感>
休憩を含め11時間半も歩いたことになる。上級者にしか登れない剣岳山頂に立った。
剣岳の難所と言われる「カニのタテバイ」・「カニのヨコバイ」は「くさり」が完備されており、基本の三点確保を守り慎重に、行動すればさして危険は無く恐くない。
しかし下りの「カニのヨコバイ」を過ぎた辺りから疲労、暑さも加わり体力を消耗、超スロ−ペ−スで剣山荘に到着。
この体力の消耗が翌日・翌々日にも影響し、一昨年の唐松岳・五竜岳・鹿島槍・爺ケ岳の縦走に勝るとも劣らないハ−ドな「山行」になってしまった。
スタ−トが「剣山荘」であれば、少しは楽であったであろうと反省。
■仙人ヒュッテへ
<第3日目>平成14年7月29日(月)晴れ
剣山荘6:45→剣沢雪渓7:35→真砂沢ロッチ<1760m>8:25=8:30→吊橋・二股10:15→
<三ノ窓雪渓遭難碑捜査>二股13:10→仙人池ヒュッテ<2080m>16:05 <仙人池ヒュッテ 泊>
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| 吊橋から見た三窓雪渓 | 三窓雪渓/北股分岐 | 剣岳と仙人池 |
<雑感>
吊橋・二股へは順調に到着した。
我々には40年前に設置した遭難碑の状況調査の任務が託されている。
二股からの景色はWさんから預かった遭難碑の位置を示す写真の光景と一致した。
まずは吊橋上から写真を撮り、三ノ窓雪渓遭難碑捜査に向かった。
Tさん・Mさんはどんどんと雪渓を登って行くが、3時間に及ぶ懸命の捜査にも関わらず目的物は見つからない。
残念ながら捜査を諦めかけた時、Tさんが人工的に置かれたと思われる石を発見、40年前の遭難碑とほぼ断定した。
遭難者のご冥福を祈り、我々の登山の安全を祈願し、課題を達成した満足感を味わい、
再度、雄大な三ノ窓雪渓を見上げ、仙人池ヒュッテに向かった。
二股→仙人池ヒュッテも楽な行程ではなかったが、仙人池ヒュッテで熱い番茶の接待を受け、ヒノキ風呂(温泉ではない)で生き返る。
仙人池ヒュッテ前の池は絶好の撮影ポイントでプロカメラマンが滞在している。
■阿曽原温泉小屋へ
<第4日目>平成14年7月30日(火)晴れ
仙人池ヒュッテ<2080m>6:15→仙人温泉8:45=11:05→<阿曽原温泉小屋860m泊>16:00
<雑感>
この日は余裕の行程のはずであった。
仙人温泉から阿曽原温泉小屋は2時間半と聞いていたので、仙人温泉で温泉に入り、朝食、コ−ヒと2時間以上休憩し、
阿曽原温泉小屋へ向かった。
途中、雪渓を越えしばらく行くと、「崩壊×」の表示。
引き返し山を一つ高巻きすることになり、急登・下りが続き、私はバテた。
仙人温泉でビ−ルを飲まなかったこと、また水が十分あったことが救いであった。
歩けども歩けども、目的地には着かない。
その時、遥か600mの眼下に雪渓上を歩く6名のパ−ティがいる。
しまった、ショ−トカットで雪渓上を歩るけたのだ。標識を見落とした。
我々は依然として、山中をハシゴやロ−プで登ったり下ったり、やっと6名のパ−ティが進んできた道と合流。
まだ阿曽原温泉小屋まで1時間とのこと。ガックリ。
2時間半の行程を5時間も、雪渓が無かったら我々が歩いた道が正規のル−トであったのだろうか??。未だに正解は分らない。
疲れた。
■欅平から帰途へ
<第5日目>平成14年7月31日(水)晴れ
阿曽原温泉小屋6:05→滝7:40→大太鼓9:20→欅平12:00=12:27→宇奈月温泉13:45=14:48→電鉄富山16:36→JR富山16:55→名古屋20:36
<雑感>
阿曽原温泉小屋から欅平は黒部ダム建設の際、造られた「水平歩道」である。
標高が800mであるので、素晴らしい景色であるが暑い。
特に大太鼓付近は写真によく掲載されている最高の景色である。
<総括>
「鎖場」「岩稜」が連続する日本百名山の中で難易度上位に入る憧れの「剣岳」に登頂できた。
天候に恵まれたのと同行いただいたTさん、Mさんのお陰である。
それにしてもTさん、Mさんの体力は私の1.5倍ある。
<反省>
今回の山は私の体力の限界を超えた。以下の事を今後の登山の参考としたい。
ア.体力に合った余裕の行動をする事(自分の体力不足が仲間の足を引っ張る)。
イ.食べ物は体力回復するものを持参する事。
ウ.事前に水、暑さ、寒さ、高低差の調査を十分する事。
エ.コ−スタイムに十分余裕時間を取った計画をする事。
以上
14.09.04 記
(後日談)反省会を兼ねてWさんに「遭難碑」捜査結果を写真と共に詳細に報告した。
回答は「Non」。
Mさんから再調査の提案がされたが、・・・。再調査の予定は現在のところはない。
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