健康豆知識
人類はいつ頃からにんにくを食べているの?
にんにくの原産地については、アフリカのジュンガリア原産説や中国原産説など諸説がありますが、中央アジアのキルギス地方原産説が有力のようです。
そこから西へ伝わって、紀元前3000年頃の古代エジプト王朝時代には、タマネギとともに栽培されていたことが記録されています。
また紀元前1300年頃には、ピラミッド建設に従事した奴隷たちがにんにくを食していたことがわかっています。
そのようにエジプトで愛用されていたにんにくは、まもなく地中海沿岸から古代ギリシア、ロ−マ、さらにはヨ−ロッパ全土へと広がってゆきました。
にんにくの東洋への進出ル−トは、エジプトからアラブ諸国、インド、そして漢へと伝わってゆきました。
一方、日本へのにんにくの渡来は定かではありませんが、紀元700年頃に中国から伝わって来たようです。
にんにくはなぜ臭うの?
にんにくは、自分の細胞内に分解酵素アリイナ−ゼという物質を潜伏させることによって、他の動物などからやたらと食べられないようにしています。動物がにんにくを食べたりしたら、その臭いや辛い味によって食べる気を起こさせないようにしている訳です。
この、分解酵素アリイナ−ゼという物質こそ、あの強烈なにんにくの臭いの元なのです。
にんにくを加熱しても有効成分は同じ?
にんにくを180度以上に加熱すると、臭いの元であるアリイナ−ゼの活動を押さえるようになります。しかし、熱のためににんにくの有効成分の一部は消滅してしまいます。
加熱調理されたにんにく料理などでもそれなりに有効成分を摂取することはできますが、にんにくがもともと持っていた有効成分の量からはかなり減少してしまいます。
良いにんにくを見分ける方法は?
八百屋さんやス−パ−などでにんにくを買う場合は、
(1)皮の色が白い(2)皮に張りがあり固い
(3)形が丸くまとまっている(4)球の尻がやや凹んでいる
かどうかをチェックしてください。
さらに手に持って見て、重量感のあるものを選んでください。
また、皮が茶色っぽくてカサカサしていたり、やわらかいものは古いにんにくですので避けましょう。
にんにくはどうやって保存したらいいの?
にんにくやタマネギは腐りにくいように思われがちですが、高温では腐りやすく、また発芽時期では芽が出たりします。芽が出たにんにくは芽に栄養分がとられるため、栄養成分も抜けてしまいます。
少量を購入し、定期的に使い切るのが理想的ですが、長期で保存する場合は、にんにく球をラップでつつんで冷蔵庫に入れておくのが良いでしょう。