町を歩いていく。店の看板が、視界に入っている。左右に開いていき、後方に消えていく。  道の彼方を見ている。青空が向こうに見える。同時に雪崩のように視界が広がっていく。  頭が動いている。血液が脳みそを駆け巡る。近視だが歩いていると、見えてくる。何が。風景にとけこんでいる自分の意識が判断していく。感覚が映像に反応し始める。さらに違った光が視界に入ってくる。まだら模様の景色が立体映像になっていく。気分は高揚してくる。原因はこの風景にあるとしか言いようがない。  つづけて歩く。とまってはならない。子供の頃はこんな気分をずっと持っていたような気がする。続けて歩く。

 歩くのは脳を活性するそうです。まず、どこを歩くか計画します。地図を確認します。歩いた後、又地図にしてみます。NHKの「ためしてガッテン」でやってました。この週末早速試してみようと思います。でも、ゴルフが入りそうです。
 計画・決断・振り分けが、脳の前頭前野の働きを活発にするそうです。

 桜がおわり、ハナミズキの花もほとんどおちて、つつじが新緑とともに鮮やかな季節。管理人の車以外とまっていない一時貸し駐車場。早朝の弱い太陽光がお堀の水面を照らします。堀沿いの新緑が逆蜃気楼のようです。緑がいっぱいです。朝の一時間散歩。

   朝散歩に行ってきた。知らない花を見た。桜のような木だが、背丈は低くでも花は桜のようだ。野桜というものがどんなものなのかは、分からないがそんなものかなと思っている。小さなピンク色の花弁をつけているもみじの木。秋には赤く変色する緑の葉に隠れている。それと、おそらく雑草だろう、青と白の5ミリほどの花弁をつけた草。たんぽぽの白いつぼみか、まるいぼんぼりをたくさん見た。人工の小川にはめだかのような魚が泳いでいる。体長3センチほどの魚だからめだかだと思う。他に思い当たらない。いつもと違うコースを歩いた。いつもと違う発見があった。公園はいつもそこにあるのに、季節、時間、天気によって違う顔を持っている。それを見つけるのは、散歩をしてみることはもちろんだが、気をつけて景色を楽しむことだと思う。ティーシャツと青のジャージに運動靴、それにウォークマンを身につけて、ゆっくりと呼吸が乱れないようにしかも軽やかに歩く。