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■中華レストラン ◎拉麺愛好家へのおすすめ度 ★★☆☆☆ ここは私の守備範囲ではありません。 たまの歓送迎会等で行くくらいで、あまり興味がなくわかりません。 出て来る麺も、『円卓の皆で取り分け易いもの』 と言う必然性から 「フライド・ホッケンミー」 くらいになってしまい、素材に助けられ平均点はクリアしているものの別段美味しいものではありません。 中華料理全般を食べに行くにはいいでしょうが、麺が目的の場合は他をあたりましょう。 ■FOOD COURT(フード・コート) ◎拉麺愛好家へのおすすめ度 ★★★★☆ これは、ほとんどのショッピングセンターのビルの地下か上の方の階にあります。旅行者には打ってつけです。 FOOD COURT内はエアコンが効いていて涼しく、しかも店によっては、お上からもらった”清潔度Aランク”の表示もあるくらい清潔です。 規模にもよりますが、シンガポールの”麺御三家”の雲呑麺(ワンタン・ミー)、蝦麺(プロウン・ミー)、炒福建麺(フライド・ホッケン・ミー)は当然のこと、”準御三家”の魚団麺(フィッシュ・ボール・ヌードル)、ラクサ、チャー・クエテオもかたく、更に、板麺、ダックヌードル、クレイポット・ヌードル、ビーフ・ヌードル、そして 観光で来た時には、まずはこのFOOD COURTから攻めるのがいいでしょう。メニューが豊富な上、味のほうも ■HOCKER CENTRE(ホーカー・センター)、FOOD CENTRE ◎拉麺愛好家へのおすすめ度 ★★★★★ 何人かの新加坡人に聞きましたが、FOOD COURTとの明確な違いはハッキリしないようです。ただし、大雑把に言って、「ビルの”一角”にあるものがFOOD COURT」で、「建物自体が”食べる為の場所"というのがHOCKER CENTRE”」だそうです。歴史的には、路上の屋台が集められた所、とのことですが、度重なる再開発での移動でそれも今では曖昧になってきています。だいいち、店の入れ代わりが激しく、それぞれの店の起原は、一部を除いてもはや路上の屋台ではありません。 やはり規模によりますが、FOOD COURTと同じ様にそこそこいろいろな麺屋があります。また、決してメジャーではない種類の麺が人気店としてあるのもHOCKER CENTREの特徴です。 そして、こここそ我々拉麺愛好家の活動の場。拉麺旬報もここを中心に食べ歩いています! ただし、このような所は一般的に汚いです。以前紹介した【MAXWELL ROAD FOOD CENTRE】でも書きましたが、かつての除菌ブーム以降、それが習慣となっている人には、厳しいものがあります。そういう人は誘われても行かないのが正解で、誘わないのも一拉麺愛好家としての心配りです。 ※ MAXWELL ROAD FOOD CENTRE はその後改装され十分キレイになりました。 また、昔ながらの HOCKER CENTRE はここ一年ほど相次いで改装しています。 ■COFFEE SHOP(コーヒ・ショップ) ◎拉麺愛好家へのおすすめ度 ★★★★☆ HDBの下などにある、こじんまりとしたところをそう呼んでいます。 新加坡人曰く、『文字通りのCOFFEE屋と他の店とは、大家と店子のような関係』 だそうです。 ここは麺屋の種類は決して多くありません。麺御三家くらいでしょうか。 また、店の数が少なく競争がそれほど激しくないためか、必ずしも上手くない店もあります。地域に密着しているため、選択の余地がないHDBの住民が利用してしまうということもあるでしょう。 しかし、地域密着だからこそ、麺愛好家の意見を聞き精進して、すばらしい麺を提供するオヤジがいるのも確かです。 ■CANTEEN ◎拉麺愛好家へのおすすめ度 ★★★☆☆ オフィスビルの中にあり、そこに勤める人を対象にしています。 やはりここも選択の余地がなく行く人が多いためか、競争の原理があまり働いていません。しかし、私がシンガポールで一番と思う「フォー・ファン」は職場とは違うビルですがCANTEENにあります。ですから、あながち侮れません。 |
■大分類としての麺の種類 ここでの大分類とは、麺そのものではなく、「雲呑麺」「プロウンミー」「フライド・ホッケンミー」といった種類のこととします。 各店先には、その麺屋で扱っている麺の電光メニューがたいていあります。その中から選びます。 また、店の名前がでかでかと上に掲げてあります。一般的にその”店名に入っている麺がそこのオヤジの自信作”です。それを選ぶのが初めての店では原則です。これは日本での拉麺選びの時と同じですね。 もちろん、自分の好きな麺、研究したい麺があるならばその限りではありません。たとえ一押しの麺でなくとも店でその麺を扱っている以上、オヤジは拉麺愛好家の挑戦を受けなければなりません。 ■スープかドライか 選んだ(大分類としての)麺によっては、「スープかドライか?」と聞いてきます。 「スープ」とは、スープ、麺、具が一つのどんぶりに入ったものです。日本の拉麺と同じ構成です。一方、「ドライ」とは、平皿にのった麺にタレが混ぜてありその上に具がのっています。そして、殆どの場合お椀に入ったスープが付いてきます。 どちらにするかは全く好みでいいでしょう。ただし、店によっては、「スープ」はいけるが「ドライ」はダメな店、またはその逆があります。ここでも看板を参考にしましょう。きっとオヤジの得意な方がのっているはずです。常連さんが何を選んでいるかを見るのもいいですね。 ■麺の種類 上より確率は低いものの「麺は何にする?」と聞いてくることがあります。 特に希望がない時は看板を指して、「これと同じのにして」でいいでしょう。また、「オヤッさんはどれがおすすめ?」と聞くのもいいでしょう。なかには、「あんたがいいのが一番だじゃよ。」と切り返すオヤジもいますが、その時はガラスケースを覗いて「じゃぁこれ!」ってうまそうなのを指しましょう。 以前に麺の種類を紹介していますのでそれを参考にしてください。【ここ】の一番下にあります。 そうそう、麺の選択で気をつけなければならないことがあります。それは、 ”プロウン・ミーには福建麺、フィッシュ・ボール・ヌードルにはミーポ、と言うように相性のいい麺というのは大体決まっている” と言うことです。これを無視しても決して美味しい麺にはなりませんので注意してください。 ■いくらのにしょうか 値段は店頭に明朗に書いてあります。「プロウンミー $2、$3、$4」と言った具合です。何が違うのかと言うと、具で決まることが多いです。プロウンミーを例にとれば、蝦の数や蝦のサイズで決まります。 値段についてこちらから何も言わなければ、通常一番安いのがでてきます。しかし、ここでも注意が必要です。電光メニューのは往々にして一番安いのではないのです。支払い時に文句を言っても「アンちゃん、この写真のは$3なんだよ!」で終わりです。 当たり前ですが、観光地の方がこの傾向が強いので気をつけてください。 ■持ち帰るかどうか 多くの店で持ち帰れます。プラスチックの入れ物か、縁日で金魚すくいの金魚を入れる”金魚袋”に入れてくれます。 しかし、拉麺愛好家たるもの、当然、その場でオヤジの挑戦を受けましょう! |
■オヤジ勝負だ! いよいよ麺が来ました!あとは、オヤジの挑戦を受けるだけです。 『スープのニオイ、スープの味、麺、具』 の順番で食べ進むのは、今更拉麺愛好家に言うことではありませんね。 余裕が出てきたら、レッドチリやグリーンチリの良し悪しもチェックしてみましょう。店による違いがあって面白いモノです。 ■最後に 満足の一杯だったら、帰り際にオヤジに向かって「ニッ」と微笑みかけましょう。親指でグーサインをするのもいいです。寡黙なオヤジもその時ばかりは微笑み返してくれることでしょう。 また、食べた後のどんぶりや箸はそのままでかまいません。屋内だったら片付け専門の人が片付けてくれます。屋外だったら、さらに、野鳥や猫たちが片づけを手伝ってくれます。 |
