●トランクリッドにイタズラを(^_^)
オリジナルのビートのトランクリッドって今ひとつインパクトに欠けると思いませんか? 折角(?)のミッドシップなんだから、もう少し主張しても良いのではないかと...。でも、トランクリッドにあるのは左右3本ずつのプレス加工の排気穴のみ。今どきでは、農業用トラクターでももう少し「デザイン」があると思うのですが...。



本当はこんなのが欲しいのですが、予算がありません。で、こんなのの新品をネットオークションで8000円程度で購入。そしてとあるお方のお宅から押収してきた黄色いトランクリッドに合体させることにしました。



押収物件の黄色いトランクリッド。まずは小さな凹み等をパテ埋めして修正しておきました。で、FRPのエアダクトが嵌り込む部分を「ザックリ!」とディスクグラインダーでカットしてしまいます。外皮と裏骨の間には空間もありますので、裏骨のカットは最小限に止めて強度を確保できるようにしました。カットのガイドラインにはマスキングテープを利用してみました。で、バリをザッと落としてから、錆止めをした状態。



で、エアダクトを固定する方法ですが...。当初は強力両面テープでごまかそうかと思っていたのですが、トランク表面のラインとダクト底面のラインが異なるので上手くいきません。結局、四隅をリベット止めとしました。これで固定はガッチリ! でも接合部分に隙間が...(T_T) これをパテでシコシコと埋める作業を続けました。
さらに、ダクト開口部のRがヘンなので、全てヤスリで修正しています。写真の右は修正前、左は修正後です。
この辺から「パテ盛り」「パテ削り」「サフ吹き」「サフ磨き」「パテ盛り」「パテ削り」「サフ吹き」「サフ磨き」...の連続です。ま、適当なところで妥協します。

というワケで、下地作りが完了。オリジナルが黄色なので、今回は裏面も塗装します。ですので、両面ホルツの白サフ仕上げです。



今回は「ミスト対策」として写真のような簡易スタンド用意して屋外で塗装してみました。トランクリッドがぶら下がったような状態になっています。



で、今回は塗装について少し詳しく書いてみます。まずはソリッド塗装=R80。今回は両面塗りますので1カップ分=400cc程用意しました。まずは調色済みのR80を100円ショップで買い込んできた500ccのメジャーカップに180cc投入。続いて硬化剤を18cc。で、最後に198ccシンナーを足して攪拌すれば塗料の準備は完了です。(計量カップは使い捨てします)
コイツを吹き付けガンのカップに移すのですが、ボクはこれまた100円ショップで買ってきた「粉ふるい」と「ジョウゴ」を利用していますが具合良いです(^-^;ヽ それから、吹きつけガンのスタンドには「安売りバイス」を利用していますが、これまた具合良いです(^-^;ヽ
そして、ゴーグルや防毒マスクで防護していざ吹きつけへ!

まずはコンプレッサーの空気圧を調整。ボクは1.5馬力25リットルタイプのコンプレッサーに、同じく25リットルの補助タンクを接続して使っています。で、コンプレッサーの保持圧、吐出圧ともに最大にしておきます。1.5馬力だと25+25リットルを満タンにするのに1時間近くかかります。
んで、補助タンクの吐出圧は2.5キロに調整します。そして吹きつけガンを接続。

いよいよ吹き付け! まず、「一発目は塗料少なめでパラパラと」吹き付けます。これは「ドライコート」という方法です。経年変化による「艶引け」を引き起こす一因になりかねないということですが、「脱脂不良によるハジキ」をカバーできますので、自家塗装においては有効な塗装方法とされています(^_^) iwata製のガンの場合は、塗料吐出バルブを1.5回転開けてザーッと塗ります
 
で、5分程度インターバルをおいて2回目。今回は「きっちり色を置いて」いきます。iwata製のガンの場合は、塗料吐出バルブを2.5回転開けて。塗り残しの無いように...。ボクはいつもどこかしら塗り残してしまいます(T_T) この段階では、あまり塗装面の艶について気にする必要はありません。
 
これで「色」はおしまい。お次は「クリア塗装」です。ここで残ったR80を廃棄して、クリアを準備します。プロであれば複数の吹き付けガンを用意していますが、ボクらアマチュアはそのつど「仕切直し」です。で、新しい計量カップを用意してクリアを調合します。クリアは表面のみに吹き付けますので今回は200cc程度用意しました。クリアはソリッドに比べ「濃い」状態で吹き付けますのでシンナーは少なめです。クリア120cc+硬化剤12cc+シンナー78ccとしました。
素早く調合し、シンナーできれいに洗った吹きつけガンに調合済みのクリアを投入。クリアは「1発勝負!」です。いきなり「てろてろに厚塗り」します。iwata製のガンの場合は、塗料吐出バルブを2.5回転開けて。「自家塗装の先達」の記述によると『垂れてもしょうがない...』ぐらいの気持ちで取り組むと綺麗な「塗り肌」ができるようです。
 
んで、塗装は完了。できが良くても悪くてもこれで終了。硬化剤が入っていますので、30分程度あれば触れる状態までは塗装面が硬化します。その時点で、すかさず屋内に収容。昨年の全塗装では、屋外に放置したパーツに夜露が降りて「縮み」がでて泣きました(T_T)

今回は(というよりも「今回も!」)綺麗な「塗り肌」を作ることに失敗(T_T) で、やむなく「磨き肌」を作ることに...。プロはヒーターを使って塗装直後に加熱して硬化を進めますが、アマチュアには当然のようにそんな機材はありません。ですんで、硬化は「時の流れ」に任せることにします。10日ほどすると磨ける程度に硬化しますので、ここで磨き肌を作ってやります
 
まず、「垂れ」や「ゴミ」などで出っ張っている部分があれば、当て木をした1500番の耐水ペーパーでさらってやります。
んで、写真の粗めのコンパウンド、細めのコンパウンド、液体コンパウンドの順で仕上げてやります。
あまり広範囲を仕上げようと思わずに、最大でも「ハガキ大」ぐらいの面積を目安に、少しずつ仕上げた方が良いようです。あと、磨く方向は一定に。「円を描くように」なんてことをすると、あとで「磨き傷」が消えなくて後悔します(^-^;ヽ
そして開口部には添付のアルミネットをフラットブラックに塗装して装着。
リヤスポやキーシリンダーはこれまでのリッドから移植。エンブレムは碧い師匠のページから得た情報により『75701-S0K-J00 エンブレム,リアーセンター(H) (SABER用)』としました。コーションラベル2枚も貼ってみましたが、これはやりすぎかな??
ここまで準備したらいよいよ装着。一人での作業ですので、養生はちゃんとしておいた方が後悔しないでしょう。ボクはいわゆる『プチプチ』をヒンジ部分に咬ませて作業しましたが上手い具合でした(^_^)

完成! 結構手間を喰ったパーツですが、『なかなかイイジャン!』(自画自賛(゜o゜)\バキ)
んが、こんな写真でも分かるように『色味が違う!』のです...(T_T)
ま、あと5年もすれば『2回目の全塗装』をするでしょうから、それまでの我慢???
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