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さて、PIVOTのスピードメーターを入れるとなると、オド&トリップを何とかしなくては......。PIVOTには付いてないですからね。幸い、ビート購入直後にメーターを丸ごと中古良品に交換していましたので、手元にあった不良中古が実験台として活躍してくれました。これを使ってさまざまなパターンを検討。警告灯等のある左のスペースにオド&トリップを持ってくるなどいろいろ検討しました。で、時々思い出したようにいじるのですが、すぐに行き詰まって放置すること数回......なんと4年あまりの年月が! オリンピックじゃあるまいし、これじゃあまりに可哀想ということで腰を据えて取り組み、最終的にはトリップメーターを廃止して、元通りの右スペースにオドメーターとPIVOTスピードメーターを入れることにしました。
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さてさて、それでは取りかかりましょうか。まずはオリジナルボディーの解体。定番は「ガラスを割る!」という方法ですが割らずにガラスを取り出せないものか??? 「とりあえず......」という気持ちで手元に転がっていたヤスリの先でこじってみると......なんと簡単に外れてしまいました! 画像は「再現画像」なんですが、上手くこじって3カ所ほど「ペキッ!」「ペキッ!」「ペキッ!」という音をさせてやれば、綺麗に外れてくれます(^_^) これで3枚のガラスレンズとリングが手に入ります(^_^)(^_^)使用したヤスリは中学生の頃からの愛用品。幅12、3ミリ、厚み2ミリ程度のごく普通のものです。いまなら100円ショップでも手に入りそうですね。
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最初に取りかかるのはタコ。オリジナルのメーターリングは使いませんが、レンズはせっかく無傷で回収できたので使うことにしました。先達の教え通りに内部シャーシの出っ張りを撤去し、適当な「枕」をABS板やプラ角棒で作ってやったところ、ボンドで固定する必要もなくフロントベゼルと内部シャーシで「挟み込む」だけで固定できました。内部シャーシとフロントベゼルの合体時に位置がずれると厄介ですが、フロントベゼルにウレタンブロックで仮止めするという方法で問題解決。 「枕」にあいている穴はコントローラ等のケーブルを差し込むためのものです。
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タコの各種設定に必要なコントローラーは、通常ハンドル周りに「ペタリ」と貼るのが普通。でもそれじゃ面白くないので、メーターボディーに埋め込んでみました。位置はメーターボディー上面。位置決めをしたら周囲を養生テープでカバー。気持ち小さめの窓を開けるつもりで四隅をピンバイスで穴空けして、四辺はオルファのPカッターと便利ノコで開口! あとは気長にヤスリで広げてやります。写真にある異常に幅広のヤスリ、これは厚手のABS板に両面テープで耐水ペーパーを貼り付けたものです。こんなものをちょこっと作ると作業がはかどり、仕上がりもきれいになります。 コントローラーのケーブルもググッと短縮。フロントベゼルに取り付けるためのスペーサーをABS板で作りました。スペーサーの厚みはタクトスイッチが上手く作動する厚みにしなくてはいけないので微妙ですが、薄手の両面テープで仮止めしてテストを行えば問題なしです(最終的には瞬間接着剤で固定)。
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が、この開口作業中にPカッターが滑って小傷が......(T_T) そこで軽くパテ補修して再塗装決定(致し方なし......)。ただ塗装してもつまらないし、パテにペーパーを掛けたために梨地が消えてしまっているので、ヘッド塗装に使った「石目調スプレー」が登場。目指すは高級一眼レフ用レンズの肌! 石目調スプレーは厚塗りせずに軽く吹き、水性つや消し黒、水性つや消しクリアと吹きました。「フラットブラック」というよりは「セミグロスブラック」という感じですがまずまずの仕上がり。オリジナルよりは格段に質感が上がりました。実は別のボディーに赤の塗装をしてみたのですが、石目調の上に「水性」ではなく「ラッカー系」の赤を吹いたところ、石目調の「つぶつぶ」が溶けてきて往生しました(T_T) 石目調の上には「水性」が吉! のようです。
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お次は問題のPIVOTスピードメーター&オドメーター。オドの方はスピードメーター部とトリップメーター部をバッサリとカット。PIVOTとの干渉を避けるために上方向に約20ミリ、奥方向に約8ミリほど移動させて取り付けています。こちらの取り付けベースも厚手のABS板から切り出しました。 そして、前回メーター交換時に修正していなかった走行距離を、この機会に正しい総走行距離に修正。「巻き戻し」ならぬ「巻き増し」です(^_^) 懐かしのマブチモーターでガガァ〜と一気に数万キロ走行完了!
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PIVOTの方は無改造で…といきたいところですがそうは問屋が卸さない。まずはオドとできる限り接近させるためにメーターボディー上面を基盤ぎりぎりのところまで思い切りよくカット! これで後戻り不可能(^-^;ヽ さらに問題。メーターガラス面に各種設定に必須の小さなスイッチボタンがあるのです。タコ同様、オリジナルのレンズをはめるとこのスイッチボタンが押せない(T_T) というわけで、基板上のタクトスイッチと並列に外部にタクトスイッチを増設。トリップのリセットボタンがあった位置にもってきました。ボタンはLEDの頭です。
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このボタンとオドにはイルミネーションをつけてやりました。オドはジャンクな基盤から剥がした白色チップLED2個を、蛇の目基盤1列分に抵抗と一緒に組んであります。ボタンの方はごく普通の白色LEDで横から照らすようにフロントベゼルに固定してあります。
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左スペースの警告灯や水温計、燃料計部分は当初は全く手をつけるつもりはなかったのですが、仮組みしてみると、ここだけ透過式のブラックメーターってのもなんかバランスが悪い。で、急遽PIVOT風にしてみることに。 壊れたメーターパネルをスキャン>トレースしてはがきサイズのPHOTOプリント紙にカラーレーザーで出力してみると、それ風のホワイトメーターが(^_^) 最初はオリジナルと同じ幅のライン、同じサイズの文字でデザインしたところ、PIVOTに比べて「ごつい」印象だったので、ラインを細く、フォントを小さめにして再デザイン。完成後に再分解してこのパネルのみ差し替えました。
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配線に関しては基本的にフィルム配線に3ミリビスでネジ止めというPal師匠方式。裏側は北京オリンピックスタジアムもビックリの鳥の巣状態! で、内部シャーシの改造でパターンが届かなくなってしまった左右のウインカーインジケータは配線を延長してLED化。こちらもチップタイプ。他のインジケータランプもほとんどLED化しましたが、唯一エンジンチェックランプだけは電球のまま。単純にLED化しただけでは上手く消えてくれないのです。某「フィラメントレス」なお方のご指導を仰ぎながら、鋭意改良中です(^-^;ヽ
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完成! いつものことながら、『なかなかイイジャン!』(自画自賛(゜o゜)\バキ)
チマチマと小さな基盤にLEDやらコネクタやらスイッチをハンダ付けしたり、スペーサーなどをABS板から切り出したりと手間は掛かるのですが、その小さなパーツ一つ一つを作っていく楽しさというのは、これまでのビートいじりとはひと味違う面白さがありました(^_^) あなたもお一ついかが?
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