学習塾桜ワークは「質問の塾」です。
私が過去の集団授業塾講師時代に担当させていただいたAさんは、理解するのに人より少し時間がかかりました。
いつも授業後トコトコとやってきて、「この問題もう1回教えてください。」と質問し続けてくれた姿が
今も思い出されます。時間にすると5分程度の指導だったと思います。でも、その短い時間は非常に有意義な時間だったと
思います。
一方で「他の子たちは質問はないのかな?」ということがいつも気になっていました。授業中に「Aさんみたいな質問は
すごく大切!みんなもドンドン質問においで!」と声をかけました。ただ、仮に1クラス20名として、もし全員質問に来たら
1名5分としても5分×20名。実際は1日に数クラスの授業を担当します。そこには、もし全員質問に来たら十分な対応が
できないという矛盾もありました。現実、休み時間や居残り時間を使っても、数名の特に気になる生徒と自分から質問に来る
生徒の対応だけでその日が終わってしまうことがほとんどでした。「しっかり授業で説明すれば、全員毎回質問があるわけ
ではない。」自分で自分に言い訳をしました。本当にそうなのか…?内容の差はあれ質問すべきことは必ず何かあるのでは…。
少なくとも質問が必要な子のほうが圧倒的に多いのでは…。本当は質問したいけど「先生が忙しそうで質問しにくい…。」と
思っている子もいるのではないか…。
もちろん時間は無限ではありません。今後の社会生活の中でも、分からないことはいつでも好きな時に好きなだけ質問できる
なんてことはまずないでしょう。まずは学校で学ぶことを大切にして欲しい。自分でできそうなことはまずは自分でやってみて
欲しい。それだけでもかなり多くのことが身に付いていくと思います。逆にそれだけでは分からないことも必ず出てくると
思います。 その時に、まずは短い時間でもいい、一日一問でもいい、
分からないことをなるべく早く解決しようと努力する時間、
「この問題教えてください。」という小さな一歩を自分から踏み出す時間、
そして、何よりも
「人は真剣に聞くから真剣に教えてくれる。真剣に教えてくれるから自分も一生懸命それに応えようとする。」
という人と付き合う上での本当に大切なことを経験する時間を作って欲しい。
そこが成長のスタートになる。
その時間は一部の子だけを対象にした「おまけ」の時間ではなく、指導の中心に据える価値がある大切な時間である
と強く感じるようになりました。
学習塾桜ワークは、Aさんのようながんばる子の授業後のワンシーンを切り取ったような塾です。
授業は1枠定員原則5名の少人数個別指導で、基本的に「何か質問ない?」という言葉から始まります。
ですので、「質問したい問題がない。」「学校みたいな授業をして欲しい。」「塾からたくさん宿題を出して欲しい。」
といった生徒には合わない塾かもしれません。ただ、もし分からない問題に対して、「次は解けるようになる。」という目的を
忘れ、ただ問題文や解答や解説を丸写しする作業だけで終わっているとしたら、いくら机に座っている時間を増やしても
大きく成績が伸びることはないでしょう。個人的な感覚ではありますが、最近そういう作業に時間を費やしている子を多く
見かけるようになった気がします。しっかりやり直しに取り組めば必ず質問すべき問題はあるはずですし、その質問こそが
成績を伸ばす鍵になると思います。
「この前のテストのこの問題をもう1回教えてください!」
「解説のここまでは自分で理解出来るんですけど、この式の意味が分かりません。教えてください!」
「この問題、なんとなくは解けるんですけど、何かすっきりしないので教えてください!」
「この問題、自分の解き方だと答えが合わないんです…。どこがおかしいのか見てください!」
「自分はこう考えてこういう式を作ったんですけど、これでもいいんですか?」
そんな一言から始まる有意義な時間を過ごしていただきたいと思っています。
「自分で解ける問題の説明の時間は少し退屈…。分からない問題だけ質問しながらドンドン進めたい!」
「塾や学校で授業を受けてから問題を解いてもやっぱりよく分からない…。もっと質問したい!」
「やることが多くていろいろ中途半端…。やるべきことを絞ってじっくり取り組みたい!」
学習塾桜ワークは、そんな生徒の声にしっかり応えます!
当塾は講師1名、1教室のみの小さな塾です。指導はすべて責任者である私が担当させていただきます。
約20年の塾講師経験を活かし、また、今後も日々研究と工夫を重ね、精一杯指導させていただきます。