もちろん授業の仕組みも大切ですが、個人的にはここはシンプルでいいと思っています。
一例にしかすぎませんが、最近の流行のパソコンやタブレットを使った学習システムの中には、操作や流れが複雑で、欲しい1枚の
プリントを見つけるだけで時間がかかってしまったり、タイトルの単元名をもとに印刷したプリントは結局自分が練習したい問題パターンとは
違ったりするものもあるそうです。また、過去の自分の反省も含めてではありますが、指導においてチェック表のようなものを
多用しすぎると、まずそれをどう使用するかを理解してもらうことにかなりの時間を要することもありますし、表を埋めることが
目的に、つまり表が埋まればOKとなってしまって、どんなミスをしているのか、本当に分かっているのか、本当に必要な勉強は何なのか
というような生徒一人一人の状況を見失ってしまうこともよくあります。
どちらかと言われれば、複雑な流れの中でその単元の一般的な問題が集まった既成のプリントを万遍なくやらせるよりも、
シンプルな流れの中で、目の前の生徒がまさに今引っかかっているポイントの問題を、多少汚くてもその場で手書きやコピーで作って、
繰り返しやってもらうほうが間違いなくその子のためになると思っています。
ぜひこういうことを意識しながら学習を進めてほしいというポイントは、次ページ「桜ワークが目指す学習姿勢」にまとめました。
そこに書いてあることがすべてではないですが、塾での学習だけではなく自宅での学習でも一つでも多く実行できるように
努力して欲しいと思います。
以下、桜ワークの大まかな授業の流れです。
《準備物》質問したいもの、質問がなければ今日やるべきものをしっかり考えて、自分で持ってきてください。
原則として、授業教科の学校のワーク・学校で最近配付されたプリント・教科書は最低限持ってきておいてください。
ワークやプリントは解答解説も忘れずに。解答がないと解きっぱなしになるだけで、まず質が高い学習はできません。
(解答解説がない場合は相談してください。)
テストのやり直しをするときは、問題用紙・自分の解答用紙・模範解答・あれば解説まで持ってきてください。
厚物や過去問、市販問題集で質問したい問題があるときはそれを持ってきてください。
ノートも1冊準備してください。主に問題を解くことに使用します。学校で宅習用や授業用に使用しているものでOKです。
①最近の授業やテストをもとに、必要な塾生には個別にテストやり直しプリント、暗記確認テスト、英語基本文などの
プリントを準備しておきますので、まずはそれからスタートです。
目安は5~10分です。解き終わったら先生まで持ってきてください。確実に理解、暗記できるまで繰り返しやりましょう!
プリントが終わった塾生、プリントがない塾生は、各自の学習を始めてください。
②桜ワークの授業は基本的に「何か質問ない?」という質問から始まります。できるだけ「これを今日質問しよう!」
という場所を決めて授業に参加しましょう。
特に質問がなければ、問題を解くこと、または重要事項の暗記などからスタートです。
今日何をするか決めるところから勉強は始まっています。原則として、まずは学校のワーク・プリント・教科書の問題に優先して
取り組んでもらいますが、特に上位者は、同じ問題を解くとしても、おそらく自分だけでしっかり解けそうな基本問題は自宅や
自習で解くようにして、応用問題や苦手なパターンの問題などから解くなど、授業時間をより有効に活用できるような工夫も
していきましょう。先生からも学習内容についてはアドバイスさせてもらいます。
「学習姿勢」にも書いていますが、とにかくすべてにおいて、解いたり写したり覚えたりといった自宅や自習でできることは
できるだけそこでやって、授業中は主に質問中心で学習が進められるように努力してください。
③質問があるときは先生に持ってきてください。
④特に質問がない時間を使って、定期的に個別に学習状況のチェック・アドバイスもさせてもらいます。
他の子の指導中などは少し待ってもらうこともあるかもしれませんが、待っている間は他の学習を進めておきましょう。
順番に必ず対応します。困っている様子や、勉強のやり方についてアドバイスがあるときは、先生からも声をかけます。
※「学習姿勢」にも書いていますが、原則として質問は、最低5分は考えて最低5分は解説を読んだ上で
「この問題が分かりません。」「解説のこの部分の意味が分かりません。」といった質問をするように努力してください。
「この単元が全部まったく分かりません。」といった質問や、いわゆるすごく難しい問題で「解説を読んだんですけどまったく
分かりません。」といった質問は、一人の指導に時間がかかりすぎて他の塾生の指導ができなくなる可能性もありますので
指導できないこともあります。単元全部分からないのであれば、基本である教科書を読み返すといった努力をまずは自分でも
してほしいと思います。また、解説を読んでもまったく意味が分からない問題は、今は手を出すべきではない問題とも言えます。
もしそういう質問が多いようであれば、土日完全個別指導の時間もうまく活用してください。
※当然先生も精一杯指導させてもらいますが、時間には限りがあります。もし、自分が聞きたいことが授業時間内では
全然終わらないということが多ければ、授業数の変更なども一緒に考えてみましょう。
※授業の教科について
週の基本パターンとして時間割を決めさせてもらっていますが、例えば「今日の学校の○○の授業が全然分からなかった…。」
「明日学校で○○のテストがある!」といった場合は、臨機応変に教科変更の相談をしてください。
分からないことはなるべく早く克服したほうがいいに決まっていますし、また、明日数学のテストがあってまだ自信がないところが
あるのに、今日英語をやるというのはちょっと優先順位がおかしいですよね。
そういう計画や優先順位を自分で考えることができるようになることも大切なことだと思います。
