阿蘇山上でお花見

 夏も終わりに近くなってきたが、相変わらず暑い。山の上なら少しは涼しいだろうと思い、観光を兼ねて阿蘇山に向かうことにする。初めて九州横断特急に乗り、阿蘇駅で下車。そこからはバスで草千里に向かう。ふと見るとバスの中は外国人の観光客ばかりで日本人はいない。


往生岳の姿

阿蘇登山道を進む

米塚(993m)

杵島岳


草千里と烏帽子岳、乗ってきたバス

 草千里の駐車場はまだ閑散としていた。観光客も少ない。乗馬を楽しんでいる親子のそばを抜け、私は草千里の火口縁に向かう。


乗馬を楽しむ親子


沼の方へ

火口縁に向かう

 ゆるやかな尾根道には馬糞がたくさん落ちている。踏みつけないよう、注意して歩く。また、私の距離感がおかしいのか、烏帽子岳が意外に遠くに見える。


火山博物館と杵島岳

垂玉温泉側から登ってきた人達

 尾根道もそう長くはなく、急な登りに変わる。距離感が正常になってきて、頂上はすぐ近くだと感じる。


涼しげな野草

急な登り

 背後を振り返ると、後方には草千里と杵島岳があり、右手には中岳噴火口が見えている。頂上まであと少しだ。


草千里方面

中岳噴火口方面


烏帽子岳頂上へ

 登り始めから40分ほどで烏帽子岳頂上だ。頂上周辺はススキの群生になっている。日が差してきて急に暑さが増す。ここから中岳噴火口がよく見える。しかし南の高森方面ははもやがかかっており、はっきりしない景色だ。


烏帽子岳頂上

中岳噴火口と阿蘇山西駅

 草千里まで戻り、昼食休憩をとる。既に草千里レストハウス周辺は観光客でごった返していた。
 のんびりと時間をつぶし、疲労を回復させる。いっとき思案の末、重い腰を上げ杵島岳に向かう。

 杵島岳登山口からしばらくゆるやかな舗装道を歩く。分岐からは急坂になり、息を切らしながら尾根まで登っていくと、そこから先は階段だ。登りやすくなる。しかしこの階段が頂上まで続いているとは思わなかった。


杵島岳登山口

階段が続く

草千里を眼下に

杵島岳頂上

 単調な階段登りが突然終わり、杵島岳の頂上に達する。登り始めから30分も経っていない。ここは運動靴でも登れる山だ。眼下には草千里から中岳噴火口まで見渡せる。あいにくガスで霞んでいたのが残念だった。杵島岳の火口を一周しようかと迷ったが、バスの時間を考慮して、結局やめた。


杵島岳の火口

2008年9月