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初秋の休日の早朝、空模様を見てふと思い立ち、九州横断バスに乗り久住山を目指した。産交バス熊本駅前8:30発久住1号、土曜日にも関わらず乗客はほとんど乗っておらず、予約なしでも乗れる。バスは阿蘇の麓をめぐり、大観峰から雄大な景色を見て、牧ノ戸峠まで約3時間。牧ノ戸峠では観光客が多く、駐車場にはたくさんの車が止めてあった。バスを降りたのは私一人。既にお昼前であったが、とりあえずトイレを済ませただけで登りはじめる。すばらしい快晴である。夏を思わせる暑さだ。しばらくの間は舗装されている道を歩く。
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沓掛山中腹の展望台まで登り、西方を振り返ると涌蓋山が見える。涌蓋山には去年、向こう側のはげの湯登山口から登った。

登山口から沓掛山まではのんびり歩いて約20分。ここから行く先の展望が広がり、三俣山、星生山、扇ヶ鼻が見渡せる。
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私のようにこれから登る人もいるが、既に昼過ぎとあって下ってくる人が多い。眺望の良い稜線を、景色を楽しみながらのんびりと歩く。要所要所で適当に写真を撮る。芸術的センスはさらさらないので、時刻メモ代わりの記念写真である。ところがなぜか、朝取り替えたばかりのデジカメのバッテリが上がってしまい、急きょ取り替えるはめに。証拠写真がなくては山に来た意味がない。電池とメモリの予備は常に必要である。

沓掛山から緩やかな登りで30分。扇ヶ鼻分岐ではたくさんの登山客と出会った。前方の星生山から降りてきたグループらしい。星生山の尾根にも多数の人が見える。紅葉がきれいだと聞く。次回は私も登ってみよう。

平坦な西千里ヶ浜をテンポ良くどんどん歩く。ごつごつした星生崎が見えるようになると、続々と下りてくる人達と出会う。会う人、会う人、挨拶はみんな同じで、「いい天気で今日は良かったですね。それにしても暑いですね。」日焼け防止か、首の後ろにタオルを巻き付けている人も多い。右手に久住山が見えてきた。山頂には雲がかかり始めている。

星生崎の下の岩場を越すと久住分かれである。登山口からここまで1時間10分。のんびり歩いたつもりだったが、調子よく少しペースが上がったのかも知れない。
久住分かれの避難小屋の左隣には「バイオ・レット」という名前の建物があった。名前から推察するにトイレであろうが、とても入ってみる勇気はない。
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久住分かれで一息入れたのち、久住山に登り始める。少し登ったところに道標があって左手に中岳が望める。中岳が意外に間近に見えてチャレンジしたくなるが、ここは次回の目標とし、おとなしく空池の縁を右へ回り込んで久住山頂に向かう。

息を切らしながら急坂を登り稜線へ出る。たくさんの登山客がお昼の弁当を広げていてとても賑やかだ。久住分かれから頂上までは約20分。牧ノ戸の方向を振り返るとすばらしい眺めが広がっていた。

山頂まで片道1時間30分。ゆっくり歩いても2時間見ておけば充分と思われる。すばらしい景観で、天気さえ良ければほとんど疲れを感じないであろう。
道中水分は必要である。今回は500mlのペットボトルを3本用意した。あいにく準備不足で弁当は握り飯2個だけ。それでも景色を見ながらの昼食は格別である。ちなみに山ではビールなどのアルコール類は飲まない主義である。
スガモリ越から三俣山
この日はこのあと更に北千里ヶ浜に下り、硫黄山を左手に見ながらスガモリ越へ向かった。
![]() 北千里ヶ浜へ下る |
![]() 北千里ヶ浜と三俣山 |

硫黄山
スガモリ越で一休みの後、三俣山の急坂をゆっくり登っていく。ここまで歩いて疲れた筋肉が悲鳴をあげる。
![]() スガモリ越へ |
![]() スガモリ越避難所 |
![]() 三俣山に挑戦 |
![]() 大船山が見える |
頂上が近くなり坊ガツル方面に大船山がよく見える。


西峰まで登ったところで時間の余裕もなくなったので、大船山の遠望をとりあえずカメラに収め、早々に撤収し長者原へ向かう。
スガモリ越から長者原までの下りは約1時間。道路工事現場を通り、途中で韓国人の団体さん(皆さん高価そうな装備でした)に混ざって歩き、16:45頃長者原着。次回はぜひ紅葉の時期に来たいものだ。
横断バス17:21発の最終便に間に合い熊本へ帰った。
2005年10月