目丸山

 熊本の9月は夏である。今年はまた例年以上の暑さだ。週末になって天候も回復したので、涼しい林間を求めて中央山地の国見岳を目指して出発した。矢部から内大臣林道を進み広河原から登る計画だった。ところが内大臣橋を少し過ぎたところで、「豪雨による土砂崩れのため、この先通行止め」の表示板。やむを得ず手前の目丸山に目標を変更した。


内大臣橋

内大臣橋上から目丸方面を望む

 平地では晴れていたのに、山には雲がかかり、時折雨が降る。天候を心配しながら目丸林道を上っていく。このあたりは高いところにも民家が点在している。目丸地区を過ぎたところでもう眼下に雄大な景色が広がっていた。これを見て、わざわざ山登りしなくても、とも思うが、ここまで来て途中ではなかなか止められない。


 ヘアピンカーブの少し先で、恐れていた山崩れに出会う。少し迷ったがせっかくここまで来たのだから、とりあえず登山口までは行こうと決め、道路脇に車を置いて林道を歩く。途中2カ所、林道が崩壊しており、自然の力を見せつけられる。


車は先に進めない

林道崩壊

晴れるか?

小雨の中登山口へ

 40分程で登山口に着いた。夏の暑い日が差すかと思えば小雨が降る。なかなか判断しにくい天候ではあったが、行けるところまで行くことにする。雨は上がったようだ。当初の期待は裏切られ、林の中はとても蒸し暑い。汗を滴らせながら進む。


目丸山登山口

スギ林の中を進む

 なだらかな道がしばらくの間急登に変わり、これを登り切ると正面に山頂がかすかに見えて、主稜線に至る。相変わらずの蒸し暑さだが歩く速度は上がる。途中切り倒された木が沢山あり、苔が生えている。


かすかに山頂が見える

切り倒された木に苔が

 途中熊本方面の眺望が開けてくると、山頂も間近だ。


熊本市方面

尾根までもうひと登り

 山頂手前の長い尾根道をどんどん歩く。ここでは道にロープが張ってあり、カタクリ等の草木を保護している。


さいごの登り

尾根道はロープが張ってある

 登山口から約70分で目丸山頂上(1341m)に到達した。あいにく山頂は林の中で、ここから景色は見えないが、少し下がったところからだと阿蘇方面の眺望が開けている。


頂上だ

1341m

 
阿蘇方面の景色

 2007年9月