韓国岳から大浪池へ

 ニュースでは各地の紅葉の様子を紹介している。このところ何となく忙しい事もあり、11月に入っても山行きの機会がなく、うずうずしていたところへ仲間からの誘い。「朝早く出かけよう」との申し合わせにも関わらず、出発は8時過ぎ。九州北部は曇りから雨の予報。無難なのは南方である。距離的にも手頃な霧島へと向かう。

 えびの高原に到着。既に観光客、登山客で不動池の駐車エリアも満杯だった。やむを得ず、通行のじゃまにならぬよう道路脇に車を止めて硫黄山登山道へ入る。韓国岳には少し雲がかかっている。朝の逆光のせいで暗い写真になってしまう。韓国岳の登山道はたくさんの家族連れが列をなしていた。じいちゃんばあちゃんと孫たち、というチームが多いようだ。登り始めからしばらくの間は急坂が続くが、小さい子供たちが元気良く登っていく姿はとても微笑ましく感じる。


逆光が眩しい

たくさんの家族連れで賑わう

 日差しは暖かかったが、強い北風のせいで思いのほか寒い。私はひどい汗かきだがこの日はあまり汗をかかない。息が切れない程度のペースで5合目まで30分弱だ。たくさんの人達が休憩しているが、先行した仲間の姿はない。頂上まであと少しだ。


5合目で一休みする人達

 
高度を上げるにつれ視界が広がる

 登り始めから1時間で山頂に到着。火口を覗くと強い風で帽子が飛ばされそうになる。火口壁の紅葉はもう終わっているようだ。山頂に雲はかかっていなかったが、新燃・高千穂方面は白く霞んでいて写真写りは良くない。相変わらず強い風が吹いて寒いが、岩陰で早めの昼食をとっている人もいる。


ぐんぐん登る

頂上ではもう弁当などを


新燃岳・高千穂峰はうっすらと

 足元の大浪池周辺には紅葉が広がっているようだ。今回は大浪池に下ることにする。整備された木段を伝い、一気に350mを下る。韓国岳避難小屋まで30分程だ。そこから大浪池の火口縁まで登る。私達と同じようなルートを辿る人も多い。


一気に大浪池に下る


よく整備された木段が続く


韓国岳避難小屋付近で記念撮影

 韓国岳避難小屋まで下りてくると、ぐっと暖かくなる。時折雲が頭上を通り過ぎるが良いお天気が続きそうだ。ちょうど昼時で弁当にする。
 ここから大浪池西壁までは約50mの登りだ。大浪池に向かって右手方向に進み、T字路で左手に登ると、数分で大浪池の火口縁に達し、展望台から美しい紅葉を鑑賞できる。
 充分写真を撮ったらT字路まで引き返し、左方向へ、えびの高原まで約3kmの道のりだ。秋を満喫しながら下っていく。

 
大浪池の紅葉

 
大浪池西壁斜面から韓国岳

2007年11月