* 第 2 章 *

きーきりこー切り子

不調法ですぐ割ってしまうので持っていないけど
切り子細工のガラス器が大好き。
子供の頃実家にあった切り子のコップでよくカルピスを
飲ませてもらったけど、普通のコップで飲むのと味が
ちがう気がした。
気持ちに余裕ができたら少しずつ切り子を揃えて
いきたいと思っている。

つぎはーこ


こーこいのぼりー鯉幟

こんかいはたけうめさんのリクエストで鯉幟です。
5月5日の子供の日に子供の成長をねがって、ということですが、
もともとは中国で時の政府に反抗的な詩人(李白だったかな)が
政府によって亡きものにされ亡骸を魚の餌にと池に
投げ込まれたので、詩人を慕う村人達が亡骸を返してくれと
みんなで祈ると、願いが通じて池の鯉達が亡骸を岸まで
運んで来てくれたとのこと。
それで村人達はお礼に餌のちまきを捧げ、詩人の命日の
5月5日には鯉幟を掲げて感謝の気持ちをあらわした
ということです。

つぎはーり


りーりゅうせいー流星

獅子座流星群がみられると新聞などが書き立てるものだから
夜中の3時ごろ起き出して防寒具に身をかため、裏の高台に
いくと先客が10数人いる。
「どうですか」とたずねると、「まあ、ぼちぼち」
ということだった。
なんだか空いっぱいに降るように流星が見られるような
ことがかいてあったのにぼちぼちか〜と思いながら
それでも2時間余ねばってみる。
せいぜい10個程だたかなぁ。
「ま、みることはみたんだから‥‥」なんぞとお互いに
慰めあいながら白み始めた空を背にあくびをかみしめながら
帰りました。 なんだったんだろうあの騒ぎは‥‥。

つぎはーい


いーいしだたみー石畳

オランダの街の道路は車道も歩道も石畳で舗装されている。
細いヒールで歩くと足をとられることもままある。
何でアスファルトでバァーっとやってしまわないんだろうと
思うでしょ?
学校で習ったよね、オランダの国土は海面より低い所が
多いって。
そのせいで地面がひずみやすいのね。
だからでこぼこしてくるとその箇所だけ煉瓦や石をはずして
すぐ補修出来るようにということだそうです。

つぎはーみ


みーみみかきー耳掻き

巣鴨の縁日の日に境内で耳掻きを作っているのをみかけた。
出来上がった耳掻きになにやら見覚えがある。
20年ほど前デパートの催し物会場で見つけて買ったものと
同じ物の様にみえる。
片方は普通の大きさだけどもう片方が 二回りほど大きい物だ。
初めは白い髭のお爺さんといっていい年の人が来ていたが、
ある年まだ20才そこそこの若者が来ていたので
「いつも来ていた方は?」と訪ねたら「親父です」とのこと
失礼かとは思ったが、
「随分とお年召されてからの お子さんですねぇ」といったら、
「9番目の息子です」 とのこと。
でもそれからずっと見かけなかったのでそれとなく
訪ねてみたら目の前で耳掻きを作っている中年の方が
「あ、それ私ですよ」とおっしゃった。
前にみた若者は髪を長くしていて今目の前にいる人とは
結びつかなかったが、すす竹を削って作ってもらった
耳掻きは昔とかわらず、使いごこちがよかった。  
「馬木の耳かき」というのは知る人ぞ知る耳掻きの
銘品だそうです。
因みにすす竹を削ってもらったのは1本3、900円です。

つぎはーき


きーきんもくせいー金木犀

秋になると黄色い小さな花をいっぱいつけてあたりに
甘い香を漂わせる金木犀だが中国では桂と呼ばれる。
その桂の木が多いので桂林と名前のついた街が南の方にある。
街路樹も当然桂で秋になると街中がこの花の甘い香に
つつまれるそうだ。
水と緑と様々な岩が織りなす風景はまるで絵のような、
というよりだれかが云った「自然は芸術を模倣する」とは
このことかという感じがする。
ご当地の名産として桂花酒、桂花茶など、があるが、
金木犀の香のするほんのり甘さのあるもので
ちょっとつかれ気味の時などに飲むと気持ちがやわらぐ。

つぎはーい