路傍の草ぐさ

人や車に踏まれても、逞しく生き
季節の移ろいを私たちに教えてくれます。

それぞれの画像にふさわしい俳句をお借りしました。
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かれおばな
かれすすき
枯芒・枯尾花

  狐火の燃えつくばかり枯尾花              蕪 村
  かれ芒かさりかさりと夜明たり               一 茶
ふゆもえ     ふゆもえ 冬萌

  冬萌や海と平に仔牛の背                須 並 一 衛
  冬萌や鉄路跨げば鉄匂ふ                山 田 暁 水
たんぽぽの絮
たんぽぽのわた

蒲公英の

  校長に蒲公英の絮をとばす日ぞ           加 藤 秋 邨
  田にし鳴く蛙のたんぽぽ打ちほけぬ        暁     台

はるじおん
はるじおん

春紫苑

しろつめくさ
しろつめくさ 

白詰草・馬肥やし

  蝶去るや葉とぢて眠るうまごやし            杉 田 久 女
  児の声に踏まれて育つうまごやし           藤 田 志 洗

からすのえんどう
からすのえんどう
烏の豌豆   
ひるがお
ひるがお

昼顔

  昼顔の露けさたもつ湖の前              水 原 秋 櫻 子
  昼顔の咲きのぼる木や野は広し           中 村 草 田 男

かたばみ
かたばみのはな

漿の花

  かたばみを見ている耳のうつくしさ           横 山 白 虹
  かたばみの花より淋し住みわかれ           三 橋 鷹 女

たんぽぽ
たんぽぽ

蒲公英

  蒲公英や日はいつまでも大空に             中 村 汀 女
  たんぽぽと小声で言ひてみて一人             星 野 立 子

ひめじょおん
ひめじょおん

姫女苑

  姫女苑しろじろ暮れて道とほき              伊 東 月 草

  オフェリアの抱く姫女苑野外劇              伊 藤 い と 子

へびいちご
へびいちご

蛇苺    

  田水満ち日いづる露に蛇苺               飯 田 蛇 笏
  ふるさとの沼のにほひや蛇苺                水 原 秋 櫻 子

          講談社日本大歳時記・他より

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