千羽鶴折形



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魯縞庵義道・作
(折り図補筆 川村晟)

千羽鶴折形


千羽鶴折形序

大むかし聖の代のから歌に 鶴九皐に啼その声天に聞ゆと諷ふ 
辛氏が酒旗の舞 鶴は巨万の宝を得ると明の劉基も作られたり
ここに数の鶴を折れる法あり これぞすなはち長生延寿の兆とて 
みづからも折て見れば 一の鶴に千とせの齢あれば百の鶴に十万の寿あり
千の鶴には百万歳のよはひを保つめでたきためしこれなん
はつ春のはつねのけふのもてあそび手にとるからに 
延ることぶきといふ事をここに染るものならし
寛政ここのつなるみのとし あたらしき春のあした玉しく庭の下づかへ 
                         青女房露菊しるす




  第壱集

花見車、拾餌、稲妻、妹背山、
昔男、楽波、村雲、呉竹、九万里

  第弐集

布晒、四つの袖、葭原雀、春の曙、鼎、
鳴子、早乙女、風車、青海波、杜若

  第参集

巣篭、芙蓉、熊谷、横雲・三巴・
花菱・三つが一・寄木・風蘭・龍胆車




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