アングレンに行くためにタシケント空港を利用しました。
タシケントにも日本人墓地があり、アングレンと同じように日本人が埋葬されていました。ここの墓碑にも漢字で名前が刻んであり、とても綺麗になっていました。
墓地は現地の「フォッジルオタ」さんという方が管理していただいており、訪問したときも慰霊碑に生花が備えられていました。この方はここの墓地を管理して2代目になると言うことで、その息子さんにも会うことができました。
そこで紹介された本を読みましたが、日本とウズベキスタンで共同で日本人墓地の改修をしようとしたときに、遺族に確認をとっていただきその遺族がウズベキスタンに来られたことがあったそうです。その遺族はウズベキスタンにきて、亡くなった方の遺骨を持って帰るつもりでいたそうですが、現地のこのような方の心遣いをみて、亡くなった本人も「ここで地元の方と仲間と一緒にいた方が幸せ」ではないかと、遺骨を持って帰るのをやめたという記事もありました。アングレンのところでは、遠い異国で一人眠っているのがとてもやるせないと書きましたが、確かに現地の人に「日本人はとても勤勉で良い人達だった。そのお礼にここの管理もしている。」と言っていただけるなら、また、何代にもわたって慰霊をしていただいているなら、ここに仲間と一緒に眠っているのも良いことではないかと思いました。
慰霊碑には生花が手向けられていました。
フォッジルオタさんと一緒に
タシケントには1年前まで、抑留日本人兵士の資料館がありましたが、残念ながら現在は閉鎖されていました。
復活を期待して、その資料館の関係者にお渡しくださいと私どもが作った本を墓地を管理していただいている方にお渡ししてきました。また、慰霊碑の中にも誰か来て読んでいただければと一冊置いてきました。
中山恭子著 「ウズベキスタンの桜」より
亡くなった父の書いた文章を慰霊碑に置いてきました。内容はTOPページにあります。
タシケントとは
2011年3月25日に成田を出発してウズベキスタンに行きました。
直行便もあるようですが、毎日出航ではなくウズベキスタン航空で、あまりサービスが良くないという話を聞いたので、(今は違っているのかも知れません)インチョン経由でアシアナ航空で行きました。
インチョンまで約2時間、インチョン、タシケント間が約7時間。映画を見ながら何とか過ごしました。(帰りはタシケント、インチョン間6時間くらいでした。さすが偏西風、対地速度が行きは480mph、帰りは530mph位でした。)
インチョンでのトランジットは特に問題なかったのですが、タシケント空港は入管手続きも荷物の引き取りにも一苦労。特に荷物はこんなものも持って帰るかというくらい山のように荷物を持ってきています。中にはシンクを持っている人も。
よく手荷物として預かったくれたなというようなものが山のように流れてきます。
ということで入国するまでに1時間以上がかかりました。
インチョンまでは日本語も何とかなっていたのですが、いよいよ殆ど日本語は通じず、英語での対応で何とか簡単なことはわかるくらい。英語もわからない人が多くて身振り手振りでやっとの場面も多いです。
21時過ぎについたので、ホテルの送迎車でそのままホテルへ。1日目はそのまま泊まるだけなのでB&Bのホテル。そんなこともあり、現地通貨スムへの両替もできず、寝ることに。飛行機の中で飲み物もあったので、あまり喉は渇かないので良かったのですが、現地の小銭も持っていないため、喉が渇いたときの心配をしながら寝ました。(水はやはり怖くてミネラルウォーター以外は飲めません)
翌日は、サマルカンド行きになるため取りあえず近くの大きなホテルを聞いて、そこで現地通貨スムへの両替。4人なので4万円を両替しましたが、2011.3月の通貨レート1円が20.5スム(ドルと同じように結構高レート、ドルは84円でした。)だったので、82万スムを受け取りました。ビックリしていたら両替をしてくれたお姉さんも笑っていました。積み上げると高さ12センチくらいになっていました。(最終的にはもう3,000円両替して、帰りの飛行機でユニセフに寄付してすべて使い切りました。日本に持ってきても両替ができないので。)
支払いは、カードもあまり使えず(結局カードは一度も使っていない)、ドルも使えないところが多かったので、多めに両替しておいて良かったと思います。あまり外国人が行かないような食堂やバザール、スーパーマーケットなどを平気で廻っていたので現地通貨しか使えないのは仕方ないのですが。
それでもホテルでもドルが使えない、カードが使えないなどちょっとビックリ。
首都だというのにレストランもあまりなく、午後1時だというのに私たち以外客がおらず、メニューもなく、看板に載っている写真のものを注文すると笑いながら両手で×を作ってないとのこと。そんなの写真に載せておくなよ。笑顔がとっても良かったですが。やっと肉じゃがのようなものがあることがわかりそれを注文しました。それしか作っていないようです。ナンは何も言わずにやっぱりついてきます。
アングレンからの帰りには、途中の町のドライブインのようなところによってもらって、昼食を。かなり食べているので少なめに注文したのですが、2人分くらいの注文で4人でおなかいっぱいに。やはりナンはついてきます。それで4人で1,200円くらい。
入国、出国手続きはお金のことなど結構厳しいと聞いていて、びくびくしながらやっていましたが、書類をそれなりに書いてあれば入国時の書類との突合もそんなにせずにスムーズに通ることができました。手荷物の100円ライターだけは取り上げられましたが。(預ける荷物に入れては駄目とあったので手荷物にしたのですが。日本、インチョンは大丈夫だったし。まあ、105円だからいいけど。でも、現地通貨だと2100スムもするんだ)
ちなみに空港の免税店はたいしたものがなく、現地のものも殆どなく、現地通貨を使い切ってと思いましたがドルとユーロしか使えずやっぱり町中のスーパーで買っておいて正解でした。高いし。
バザールはとても大きなものがあり、入り口にはウズベキスタンどこにでもあるナンの販売がたくさん。その奥には衣類や電気製品などもたくさん。ずっと奥には野菜などの農産物が売られていました。決して衛生的には?という感じではありますがおいしそうなものがたくさんありました。お米も長粒種のものが積んであり、茶色っぽいのが高いと言うことでした。
ツアーなどではなかなか行けないのではないかと思いますが、値段も安いので行ってみると良いと思います。おみやげも近くのマーケットとこんなところで殆ど買って帰りました。見た目は高そうなのですが、値段を言ってしまうとお土産をあげた人に悪いので内緒ですが。
日本を出てくるときには地震の影響で停電のため、乾電池とか懐中電灯もなかったので買っていこうかと思いましたが、充電式でこちらのコンセントは日本では使えないので諦めました。残念ながら予想通り納豆はあるはずもなく、納豆はまだまだかなりお預けです。
テレビは当然現地の言葉でわかりません。かろうじてタシケントではBBCが見られたので少しはわかりましたが。連日3番目には日本の地震のニュースをやっており、日本のこともよくわかる旅行でした。現地の人に何回も「ジャポン、ツナミ」といわれたのもよくわかります。
タクシーには注意
サマルカンドからタシケントに電車で着いて、ホテルまでタクシーを探そうと屋根に「TAXY」とついているプロのタクシーを探していたのですが、白タクに強引に荷物を持って行かれ仕方なくついていくと、5人乗りの車に6人乗せて連れて行こうとします。さすがにいやだと言っていたら先に乗っていた人が降りてしまいました。それでなんとか5人でホテルまで行きました。
白タクは注意してください。そこで少し問題があったのですが、それは損保ジャパンの「海外旅行保険」で手当てしていただきました。とても素早い対応をしてくれました。損保ジャパンの対応には満足しました。さすが日本の保険会社。皆さんも外国に行くときは是非保険には入っておいた方が良いと思います。
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