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北海道は四方を太平洋,日本海,オホーツク海に囲まれ,雄大かつ変化に富む山岳,広大な湿原,美しい景観の天然湖沼などにより形成されている。かつて,北海道は蝦夷ヶ島,蝦夷地と呼ばれていた。気候は亜寒帯性に属し,冬は内陸部で平均零下8度〜10度,積雪期間が長く河や湖などの多くは凍結する。梅雨や台風の影響はあまり受けない。
県域の総面積3,455.33平方キロメートル(うち北方領土5,036.14平方キロメートル)と,日本の総面積の約22%を占める。人口557万1,770人(2008(平成20)年3月31日 住民基本台帳)で563万2,133人で日本の総人口の約4.4パーセント,世帯数261万7,825世帯(08(平成20)年3月31日 住民基本台帳)。
北海道は,石狩,渡島,檜山,後志など14支庁から成る。

地図の出典: http://www.pref.hokkaido.lg.jp/gyosei/shicho/index.html
主な都市の気温と降水量(平成20年)
| 場所 |
平均気温(度) |
降水量(ミリメートル) |
| 札幌 |
9.4 |
1,028.5 |
| 旭川 |
7.3 |
883.0 |
| 稚内 |
7.0 |
905.5 |
| 網走 |
6.9 |
674.5 |
| 釧路 |
6.7 |
1,127.0 |
| 室蘭 |
9.2 |
951.0 |
| 函館 |
9.8 |
1,184.5 |
(財)気象業務支援センター「アメダス観測年報」「気象庁年報」より
●自衛隊の「城下町」−北海道
北海道全体が,「自衛隊衛城下町」である。全国に点在する防衛関連施設の土地面積1083平方`bのうち4割強が道内にある(06年『防衛自書』より)。陸上自衛隊は,3万5000人が道内に駐屯している。これは,全隊員の25%に当たる。
滝川市(人口45000人) 家族を含めた自衛隊関係人口 約 2200人
千歳市(人口92300人) 家族を含めた自衛隊関係人口 約22300人
●県庁所在地−札幌−−テストマーケティングの場
札幌市の近代以前は松前藩の所領地であった。1869年に設置された開拓使は札幌を本府建設地と定め,「上から」形成された官の都市として発展してきた。戦時下に北海道最大の人口となり,戦後は小樽市にあった金融機能や商社などが札幌に移転し,1960年代には炭鉱離職者の大量流入や全国総合開発計画で道央新産業都市の中心都市に指定(64年)されるなどによって人口も急増し,70年には100万都市となり72年に政令指定都市になった。
札幌や小樽は,食品や家庭用品のメーカーが新製品に対する消費者の反応を調べる際,テストマーケティングの場となる機会が多い。これは「北海道が独立した経済圏で
所得や生活水準 ,年齢構成などが日本全体の縮図になっている」ことによる。
●支庁区分

主な都市の気温と降水量(平成20年)
| 場所 |
平均気温(度) |
降水量(ミリメートル) |
| 札幌 |
9.4 |
1,028.5 |
| 旭川 |
7.3 |
883.0 |
| 稚内 |
7.0 |
905.5 |
| 網走 |
6.9 |
674.5 |
| 釧路 |
6.7 |
1,127.0 |
| 室蘭 |
9.2 |
951.0 |
| 函館 |
9.8 |
1,184.5 |
(財)気象業務支援センター「アメダス観測年報」「気象庁年報」より
●道民性
江差追分の一節,
「かもめの鳴く音にふと目をさまし
あれが蝦夷地の 山かいな」
は,仕事や新天地を求めて,北海道へ渡ってきた人たちの心情を歌ったものだという。
先住民族アイヌ維新政府は北海道開拓使庁を置いて屯田兵(とんでんへい)を送り込み,貧窮した外様藩の失業武士を続々と移住させて開拓にあたった。こうした開拓の歴史を持っていることから,初期に訪れた移住者の故郷の習慣がお正月や,ほかの年中行事にも影響している。例えば,お雑煮などは各家庭の先祖の故郷の味やつくり方を反映して,千差万別である。
寒さとの苦難の戦いをきわめたという北海道の開拓史は,北海道の人々に耐える力と,過去の因襲,習慣にこだわることのない新進の気質を植え付けた。北海道の人がもつ忍耐力は,日本海側の積雪地帯にみられる暗さやあきらめとは異なり,拘束されることを嫌い,自由でおおらか,常に可能性を信じる前向きの積極的にある。こうした進取の気性が「ドサンコ」を誕生させた。また,総じて愛郷心が強い。
このことは,反面,新しがりや,大陸的でおうようとも受け取れる。個人主義で,家意識が弱いとの指摘もある。なお,女性のほうが男性よりが積極的だという。
道産子作家・千石涼太郎氏(小樽市出身)は,道産子とうまく付き合うポイントは,飾らず腹を割って自然体で接することと指南している。同年代なら基本的に割り勘。見栄を張った付き合いはしないこと。計算高いのもダメ。策を労すると嫌がられるばかり。そして,余計な口出し手出しをしないのが北海道流。恋愛は,策略をめぐらすより,素直にぶつかる方が好かれるということだ。
道産子作家・千石涼太郎氏(小樽市出身)は,道産子とうまく付き合うポイントは,飾らず腹を割って自然体で接することと指南している。同年代なら基本的に割り勘。見栄を張った付き合いはしないこと。計算高いのもダメ。策を労すると嫌がられるばかり。そして,余計な口出し手出しをしないのが北海道流。恋愛は,策略をめぐらすより,素直にぶつかる方が好かれるということだ。
こうすればうまくいく,道産子との交際術
●北海道の民芸品
北海道の観光民芸品といえば,「木ぼりの熊」と言われるほど,北海道の木彫熊は全国になじみのものであるが,その歴史は意外と浅く数十年程度である。
●北海道の方言
『しばれる 』⇒寒(さむ)い
『けっぱる 』⇒がんばる
『ハンカクサイ』 ⇒バカ
『ジョッピンかる』⇒鍵をかける
『なまら』⇒すごい・とても
『なげる』⇒捨てる
『こわい』⇒疲れたときに使う言葉
『ザンギ』⇒鶏のからあげ
『ぼっけ』⇒妊婦
『あめる』⇒食べ物が腐ること
手袋は「はめる」ではなく,『はく』と言う。
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●ランキング・ベスト &ワースト
民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京都)が発表の地域の魅力度調査「地域ブランド調査2009」によると,北海道は47都道府県で第1位だった。調査によると,県は都道府県別のランキングで,魅力度68.9。最下位は6・6。
北海道の農業出荷額は1兆563億円(02年),総漁獲量も1461192t(02年)とダントツの規模を誇る北海道。農業,漁業ともに47都道府県中,圧倒的なトップにあり,農業2位の千葉県(4308億円)とは,2・5倍,漁獲量2位の長崎県(290528t)と5倍近い差をつける。バレイショや牛乳,サケ・マスはもちろん,ソバやニンジンなど北海道が全国1位の収穫を上げる農漁業の産物は枚挙にいとまがない。
また,工業分野でも,3分の1を食料品製造業が占めるなど,北海道は“食”とともにあるといっても過言ではない。
北海道は,稲作が盛んである。都道府県別では米の作付面積は全国一(11.7万ha),水稲収穫量は新潟県に次ぐ第2位(57.9万トン)である。
市町村別では,1位は旭川市で深川市,と石狩川流域の石狩平野や上川盆地の市町村が続く。
なお,北海道の水田開発は昭和になってからの事。そのため現在日本の湿原の80%が道東に残されている。
●学力テスト
全国の小学6年生と中学3年生計約224万人が08年4月22日に受けた文部科学省実施の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)によると,都道府県別の正答率では,秋田,福井など上位層。沖縄,北海道など下位層は07年と変わらずであることから,地域差の固定化が懸念される。
公立校の都道府県別では,ほとんどが全国平均からプラスマイナス5%以内に入った。沖縄県が全科目で最下位だったほか,小学校では北海道,山口など,中学校では高知,大阪などが低かった。上位は小中とも秋田,福井,富山など,07年度と同様であった。
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