悪臭




悪臭とは


 ※特定悪臭物質悪臭防止法(1971)第2条に基づいて指定される「不快な臭いの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質」で同法施行令により22物質が指定されています。臭気強度 「6段階臭気強度表示法」と呼ばれている臭いの強さの指標です。 6段階の分け方としては、
1)臭いを感知しない(臭気強度0)

2)臭いを知覚する(臭気強度1。閾値、あるいは検知閾値と呼ばれる)

3)何の臭いかがわかる(臭気強度2。認知閾値とも呼ばれる。)

4)容易に感ずる(臭気強度3)

5)強く感じる(臭気強度4)

6)非常に強く感じる(臭気強度5)という6段階に嗅ぎ分けることができるとされています。

臭気濃度臭いの強さを測る指標のひとつです。一般的に数が少なければ少ないほど微量でわかるということになり、臭いが強いということになります。

快不快度 においの質を加味して、におい・悪臭の快・不快度を、

「極端に不快(-4)」

「非常の不快(-3)」

「不快(-2)」

「やや不快(-1)」

「快でも不快でもない(0)」

「やや快(+1)」

「快(+2)」

「非常に快(+3)」

「極端に快(+4)」

の9段階で表示するにおいや悪臭の測定方法です。






消臭のメカニズム


ディゾルバウォーター(次亜塩素酸水) による消臭のメカニズム

悪臭物質は腐敗菌が産出するもので、すべて還元物質である。次亜塩素酸はこれらと容易に結合し酸化分解して、臭わない酸化性低分子化合物に変化させる。以上いわゆる悪臭、嫌な臭いといったものは、そのほとんどが酸性臭、塩基性(アルカリ)臭、そしてアルデヒド臭などその他と大きく分けることができる(4大悪臭とか言われます)

一般的な悪臭と言われるものの70%程度は、塩基性臭(アルカリ臭)であると言われています。

アルカリ臭として代表的なもの

アンモニア: トイレのニオイ、動物の糞尿臭など

アミン類: 魚の腐ったニオイなど など

酸性臭で代表的なもの

酢酸: 体臭などに多く含まれるイソ吉草酸

硫化水素: 腐った卵のニオイ

 アルカリと酸は性格が反対なものなので、同時にこうしたニオイを打ち消すのは非常に難しいと言われています。それは、エチルメルカプタン(エタンチオール)と呼ばれている物質です。ニラ、玉ねぎの様な刺激臭がするのですが、そのあまりのニオイがうまく利用されており、都市ガスが漏れるとすぐに臭いと気付くのは、実はこのニオイがガスの中に含まれていると言う理由があるんです。

 物理吸着型 分子間引力によって吸着する現象で、加熱などのエネルギーを加えることで、吸着分子を分離する還元性がある。

 化学反応型表面に残留している酸素や水素からなる様々な化合物の官能基のイオン結合により吸着する現象。これは外部エネルギーを加えても簡単に分離せず吸着物質にもよりますが、やがて分解されます。

 マスキング効果 香料などの強い芳香成分によって悪臭を感じさせなくする方法です。


 アセトアルデヒド 人体に有害な物質。建物の建築材から放出され、シックハウス症候群の原因として問題視されています。

アンモニア 水に非常によく溶ける。強烈な刺激臭のため、気絶した人に気付け薬として嗅がせることがある。

 硫化水素硫黄と水素からなる無機化合物で、無色の気体。卵の腐った時の臭いを持つ。下水処理場、ゴミ処理場などにおいても硫黄が嫌気性細菌によって還元され発生。糞、屁にも若干含まれる。

 メチルメルカプタン水素化された硫黄を末端に持つ有機化合物で、チオールとも呼ばれる。たまねぎの腐ったような臭いで、生ごみに良く含まれます。

 ノネナール 中高年特有の体臭の元といわれている原因物質。 皮脂に含まれる脂肪酸が酸化・分解されて発生すると言われています。

 スチレンポリスチレン樹脂、ABS樹脂のなどの原料。スチレンの2量体・3量体が環境ホルモンの疑いがあると指摘されました。プラスチックが燃えると発生します。

 トリメチルアミン魚の腐ったようなにおいです。代表的な悪臭物質。畜産事業場、化製場、魚腸骨処理場、水産缶ズメ工場等において、発生しがちな物質です。

 硫化メチル腐ったキャベツのようなにおい。代表的な悪臭物質。クラフトパルプ製造工場、化製場、魚腸骨処理場、し尿処理場、下水処理場、ごみ処理場などにおいて発生しがちです。






清掃ポイント


悪臭の臭いの元

■ゴミが腐敗したときに出来る酪酸・吉草酸・プロピオン酸等の低級脂肪酸


消臭方法

■低級脂肪酸:アルカリにて中和

(生ゴミの入ったゴミ箱に重曹をふりかけると、生ゴミの臭いはほとんど無くなります)

(冷蔵庫などの臭いは低級脂肪酸だけではないので、活性炭でアミン類(魚の生臭い臭い)を吸着させると、更に効果的)