木質系床材



フローリングの知識

フローリングの構造と特徴

 フローリングには、1枚の板を基材とし、ムクや白木を使った「単層フローリング」と、合板などの基板の上に薄い化粧板を張り合わせた「複合フローリング」の2つがあります。
 一般家庭で使用されているフローリングのほとんどは、「複合フローリング」です。その表面を覆っているのはとても薄い膜(表面塗装)なので、ふだんの生活の中でふつうに歩くだけでも磨耗したり、砂ボコリや砂粒などで目に見えない傷がつくことがあります。
 また、表面がくすんだり、白く見えるのも、じつは小さな傷や汚れが原因です。フローリングは過剰な水分を嫌うため、濡れ雑巾で頻繁に水ぶきするだけでも傷むことがありますので、傷みがすすむ前に、きちんとお手入れすることが大切です。


左側、複合フローリング 右側、単層フローリング


ちょっとアドバイス!

こんな場所には要注意!   
●熱や乾燥、紫外線の影響を受けやすい場所
(例)直射日光のあたる窓辺やホットカーペット、温風ヒーターなどの暖房器具まわり
●頻繁に水のはねる場所
(例)キッチンまわりなど
これらの場所は、ひび割れや変色、傷みが発生しやすいのでご注意を。フローリングについた汚れや水分
は、放っておかないように気をつけましょう。もちろん、定期的なお手入れもお忘れなく。


フローリングをいつまでも美しく保つために

デリケートなフローリングを美しく保つためのポイントは2つ。
(1)毎日のお掃除でフローリングを傷つける汚れ(ゴミや砂ボコリ)をしっかりとりのぞく。
(2)定期的にワックスやつや出し洗浄剤などのフローリング床用お手入れ剤でお手入れする。


フローリング床用お手入れ剤の種類と特徴

フローリング床用お手入れ剤

ワックス
■ロウ系:白木床などの単層フローリングに使用
・油性と水性がある。
・透明な被膜で、床面を傷や汚れから保護する。
・塗った後、仕上げにからぶきをすることによりツヤを出す。
■樹脂系:複合フローリング・ビニール床に使用
・油性と水性がある(市販のものは、ほとんど水性樹脂タイプ)。
・透明な樹脂の被膜で、明るいツヤを出すとともに、床面を傷や汚れから保護する。
・ロウ系ワックスとちがい、仕上げにからぶきの必要がない。
・すべりにくい被膜である。
艶出し洗浄剤
複合フローリング・ビニール床に使用可
・フローリングの汚れ落としとツヤ出し・保護が同時にできる。
・フローリング本来の自然なツヤを保つ。


フローリング床用お手入れ剤の効果

ワックス
■ツヤ効果:床が一段と明るく見える。
■保護効果


フローリング上に保護膜を作り、摩擦や水、汚れからしっかりガードし、美しい状態を長持ちさせる。

■汚れを落としやすくする効果


ホコリや汚れがとれやすくなり、ふだんのお掃除がラクになる。
艶出し洗浄剤
■汚れ落とし効果
洗浄成分の働きで、フローリングの表面に付着した汚れを落とす。

■ツヤ・保護効果・洗浄剤を使用した後に残った樹脂成分でツヤを出し、床面を傷や汚れから保護す
る。

(ワックスよりも床面に残る樹脂量が少ないため、ワックスよりも保護効果やつや出し効果は低い)。
・ワックス成分の光沢ではなくフローリング本来の自然なツヤを保つ。






コルク建材

コルク建材とは

コルクタイルとは一般的に100%天然コルクで作られたタイル状の床材です。EVA樹脂の上に薄いコルクシー
トを貼ったものはコルクマットと呼ばれコルクタイルとは区別しています。 大きさは約30cmx30cmで厚さは
5mmくらいのものが一般的です。100%天然コルクですが圧縮されていますので、ワインのコルク栓のイメー
ジよりだいぶ硬いものになります。表面はワックスを染み込ませたタイプとバニッシュ、特殊ワックス、アクリルUV
塗装、スーパーセラミックなど表面処理したタイプがあります。最近では表面処理したタイプが主流です。

無塗装コルクタイル
■表面に何も塗布しないコルク材を使用。

ワックスタイプ
■ワックス仕上タイプのコルクタイルは表面加工をしないで自然の風合いを大切
にしたコルクタイルです。

バニッシュタイプ
■バニッシュ仕上はコルクの表面に透明コーティング加工を施したものです。汚れ
が付きにくく水などが染み込まないので、台所や洗面所の床に適しています。

防音下地用コルク
■遮音性を持っている下地用コルクです。