アルカリ性洗剤



アルカリ性洗剤の特徴

アルカリ性とは

アルカリの共通な性質をアルカリ性という。
pH(ペーハー)の値が「7」よりも大きくなるとアルカリ性である。
「7」よりも大きいほど、強いアルカリ性となる。
これは水素イオン濃度がだんだん低くなるためである。
アルカリはアラビア語の「灰(はい)」という意味がある。
アルカリ性のことを塩基性(えんきせい)ということもある。

〈 アルカリの性質 〉
@ なめるとしぶみがある。
A 赤色リトマス紙を青色にする。
B BTB溶液を青色にする。
C フェノールフタレイン溶液をうすい赤色にする。
D 指先につけると、ぬるぬるする。
E 2本の電極(でんきょく)を入れ、電圧を加えると電流が流れる。
F 酸と反応して、酸の性質をうちけす。
アルカリ性の水溶液には、必ずOH−(水酸化物イオン)がふくまれている。


アルカリ性洗剤はph値11〜14の強アルカリを示す洗剤で、台所換気扇などの頑固な油汚れや厨房、ガレージの油汚れに対して使用します。 強力で人体にも影響があるので、すすぎや中和の処置が必要です。アルカリ性洗剤を薄めた水溶液に、対象物をつけ置きしておく方法も油汚れの洗浄に効果があります。
カビ取り用洗剤は塩素系漂白剤の一種で、次亜塩素酸ナトリウムが成分でアルカリ性を示します。カビの除去と除菌に強い効果があり、お風呂場やキッチンなどのカビ取りに使用されます。酸性洗剤や酢との混合は塩素ガスが発生し危険です。





剥離剤

剥離剤の特徴

剥離剤
 剥離剤は強アルカリ(ph11〜14)性の性質をもっており、主に樹脂系床維持剤(樹脂系ワック
ス)の除去に使用されます。塩ビ系の床は床の保護剤として床維持剤(ワックス)が塗布されています
が、汚れが蓄積されると黒ずんできます。通常の表面洗浄で汚れが落ちなくなると、剥離洗浄という
かたちでこの剥離剤を使用し、ワックス類を全て落とします。(6ヶ月〜1年おき)

 剥離剤は洗剤に炭酸水素系の溶剤を化合したもので、床維持剤の固い皮膜(金属架橋)を軟
化させる効果があり、強アルカリ性のため、ラバー系、リノリウム、塗装面には使用できません。通常1
0倍〜20倍に薄めて使い、十分な中和やすすぎが必要です。(ノンリンスタイプの剥離剤もありま
す。)