酸性洗剤



酸性洗剤の特徴

酸性とは
酸の共通な性質を酸性という。
pH(ペーハー)の値が「7」よりも小さくなると酸性である。
「7」よりも小さいほど、強い酸性となる。
これは水素イオン濃度がだんだん高くなるためである。
酸は「すっぱい」という意味で、英語のAcidは酢(す)という意味がある。

〈 酸の性質 〉
@ なめるとすっぱい味(酸味 さんみ)がある。
A 青色リトマス紙を赤色にする。
B BTB溶液を黄色にする。
C マグネシウムやアルミニウム、亜鉛(あえん)など金属(きんぞく)と反応して水素を発生させる。
D 2本の電極(でんきょく)を入れ、電圧を加えると電流が流れる。
E 植物色素(しきそ)の色を変える。
酸性の水溶液には、必ずH+(水素イオン)がふくまれている。

【酸の種類】

塩 酸(えんさん) HCl 水に塩化水素(えんかすいそ)という気体が溶けたもの
硝 酸(しょうさん) HNO3
硫 酸(りゅうさん) H2SO4
炭 酸(たんさん) H2CO3 水に二酸化炭素という気体が溶けたもの
ホウ酸(ほうさん) H3BO3
亜硫酸(ありゅうさん) H2SO3
酢 酸(さくさん) CH3COOH
クエン酸(くえんさん) C6H8O7 みかんなどにふくまれている酸
酒石酸(しゅせきさん) C4H6O6 ぶどうにふくまれている酸
リンゴ酸(りんごさん) C4H6O5 りんごにふくまれている酸

トイレの便器の尿石、水垢、鉄錆びの除去、浴槽の石鹸カスにも効果を発揮します。 洗剤の性質上、効果に即効性がないので、シップして時間を置いた後にブラッシングする方法を取ります(湿布法)。 ハウスクリーニングではトイレの便器の清掃に使用するケースが多く、ティッシュペーパーを敷き詰めた上に酸性洗剤をかけ、時間を置いてブラシする作業方法になります。
尚、酸性洗剤は鉄を錆びさせたり、コンクリートやタイルの目地、大理石、テラゾ、繊維類を傷めますので、使用対象には注意が必要です。
お風呂場用の洗剤にも弱酸性を示すものがあり、湯垢などの汚れに効果を発揮します。(弱酸性のお風呂用洗剤は、大理石には使用できません。)