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塩ビシートは一般には幅1.82mの長尺の製品で、切れ目なく床一面に敷き詰められるのが長所です。加
工性が良く、強度があり傷つきにくい。デザイン性に優れ鮮やかな彩色が可能で燃えにくく価格が安い、さら
には環境に良い水系の接着剤にも適合するといった多彩な特性をもっている。
| 建材の性質 |
比較的弾力性がある。
表面が平滑で比較的光沢がある。
吸い込みはほとんどない。
耐洗剤性に優れる。
初期は樹脂ワックスが密着しにくい傾向にある。
施工後6ヶ月〜2年間は可塑剤の移行が多く、汚れやすい。
他の塩ビ系床材と比較してヒールマークが付きにくい反面、スカッフが付きやすい。 |
| 建材の特性 |
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吸い込み |
密着性 |
耐洗剤性 |
可塑剤の移行 |
評価 |
少ない |
劣る |
良好 |
多い |
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耐汚れ性 |
耐BHM性 |
耐スカッフ性 |
WAX光沢性 |
評価 |
劣る |
良好 |
劣る |
良好 |
| ※耐BMH性:耐ブラックヒールマーク性の略 |
| メンテナンス方法 |
塩ビシートは吸い込みがほとんどなく、床材からの可塑剤の表面移行が多いことから、塗布時に樹脂ワックスのハジキが発生したり、樹脂ワックス塗膜が床材と密着せず歩行などにより剥がれてしまうなどの問題が起こる場合がある。そのため初期洗浄の際は、多少粗めのパッドを用い丁寧に洗浄しなければならない。また床材を施行後しばらくの間(約6ヶ月程、長い場合は1〜2年の間)は、移行した可塑剤により樹脂ワックス塗膜が軟化し、スカッフマークや汚れが付きやすくなるため、表面洗浄の周期を短くし可塑剤を取り除く必要がある。
樹脂ワックスの密着不良が起きやすいため、密着性に優れた樹脂ワックスを選択する必要がある。また、スカッフマークが付きやすく目立ちやすいため、仕上げに耐スカッフマーク性に優れている樹脂ワックスを塗布する。
フロアメンテナンス用の洗剤ならびにハクリ剤による影響は少なく、特に制限無く、用途・目的に合った洗剤類の使用ができる。 |
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