My Favorite Albums “1980〜1984”





1. HEAVEN AND HELL / BLACK SABBATH ('80)

    1.Neon Knights
    2.Children Of The Sea
    3.Lady Evil
    4.Heaven And Hell
    5.Wishing Well
    6.Die Young
    7.Walk Away
    8.Lonely Is The Word

70年2月13日の金曜日にデビュー・アルバムを発表し、以降ヘヴィ・メタルの元祖として君臨して来た “ブラック・サバス” がオジー・オズボーン脱退後に、元 “レインボー” のロニー・ジェイムス・ディオをヴォーカリストに迎えて制作した正に起死回生の名作である! これ迄のサバスには無かった疾走感や様式美サウンドが満載で、これはロニーが “レインボウ” 時代に蓄積した音楽経験が反映された結果である。 ライヴの定番1,4を始め、2,6はメロイック・サイン必至で聴いて下さい!

《SATOSHI'S 評価:97点》





2. THERE AND BACK / JEFF BECK ('80)

    1.Star Cycle
    2.Too Much To Lose
    3.You Never Know
    4.The Pump
    5.El Becko
    6.The Golden Road
    7.Space Boogie
    8.The Final Peace

インストゥルメンタル・ミュージックに辿り着いたジェフ・ベックが、『ブロウ・バイ・ブロウ』 『ワイヤード』 に続く4年振りのスタジオ・アルバム!インストは下手をすると究極の自己満足になってしまうので、余程の才能が無い限りギタリストにとっては至難の技と言える。 が、ジェフ・ベックはやはり天才である! 先の2作に匹敵する、完成度の高い作品をいとも簡単に発表してしまった! 1は78年のスタンリー・クラークとの来日公演で既にオープニングで演奏されていたナンバー。 これは大好きな曲で、ライヴでこのイントロが流れるといつもゾクゾクさせられてしまう。 5も人気のある聴き易いノリの良いナンバーだ。 圧巻は7で、他の追随を許さないジェフ以外に有り得ないギター・ワークは絶品! 尚、2〜7のドラマーは長年ジェフ・ベックのツアー・メンバーで、現在 “TOTO” で活躍中のサイモン・フィリップスである。

《SATOSHI'S 評価:96点》





3. DRAMA / YES ('80)

    1.Machine Messiah
    2.White Car
    3.Does It Really Happen?
    4.Into The Lens
    5.Run Through The Light
    6.Tempus Fugit

70年代プログレッシヴ・ロックの覇者として君臨して来た “イエス” の中心メンバーだったジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが脱退、後任として 「ラジオスターの悲劇」 で一躍脚光を浴びた “バグルス” のトレバー・ホーンとジェフ・ダウンズを迎えて発表された、最初のラスト・スタジオ・アルバム(変な言い方)! 内容は中々のもので、ダイナミックな大作1で始まり、後に “バグルス” の2作目に収録される事になる4、ポップながらイキイキとした佳曲6等、全体を通してもかなり完成度の高い作品である。 尚、ヴォーカルのトレバー・ホーンはこの後プロデューサー業に転向し、最近ではロシア出身の女子高生デュオ “T.A.T.U” のアメリカでのレコーディング・プロデュースを担当している (仕事選べよ!) 。

《SATOSHI'S 評価:95点》





4. GUSTAV HOLST :
THE PLANETS-SUITE FOR LARGE ORCHESTRA
BOSTON SYMPHONY ORCHESTRA / SEIJI OZAWA ('81)

    1.Mars, The Bringer Of War
    2.Venus, The Bringer Of Peace
    3.Mercury, The Winged Messenger
    4.Jupiter, The Bringer Of Jollity
    5.Saturn, The Bringer Of Old Age
    6.Uranus, The Magician
    7.Neptune, The Mystic

泣く子も黙るホルストの名曲である! 中でも最も人気の高い曲が言わずと知れた4である。 最近どこぞの姉ちゃんが歌詞付けて歌ってヒットしたが、作曲はホルストやっちゅうねん! 因みに僕はこの惑星を8枚持っているが、その中でも一番フィットしたのがこの我が日本の世界的指揮者 “小澤征爾” が79年に “ボストン交響楽団” と録音したこの作品である。 とにかく聴き易い! 大袈裟過ぎず、早過ぎず、「木星」 のあの部分の入りもコンマ何秒かのタメが凄く良い! (どんなに名演でも、この部分が早く突っ込み過ぎているのは嫌だ!) 小澤さんらしいやや神経質とも思えるキメの細かい演奏ではあるが、とても心地良く安心して聞けるのである!

《SATOSHI'S 評価:96点》





5. THE FOOL CIRCLE / NAZARETH ('81)

    1.Dressed To Kill
    2.Another Year
    3.Moonlight Eyes
    4.Pop The Silo
    5.Let Me Be Your Leader
    6.We Are The People
    7.Every Young Man's Dream
    8.Little Part Of You
    9.Cocaine (Live)
    10.Victoria

スコットランド出身のハード・ロック・バンド “ナザレス” が自らのマネージメント名をタイトルにして発表した12枚目のオリジナル・アルバム (ベストを除く)! 個人的に第二世代のイギリスのハード・ロックは 《ブリティッシュの“UFO”》、《アイリッシュの“シン・リジィ”》、そしてこの 《スコティッシュの“ナザレス”》 を三大バンドと勝手に呼んでいる。 元々ストレートなハード・ロックを得意としていたバンドだが、アメリカン・ロックにも影響を受けており、前作 『不思議の国のマリス』 ではジェフ・バクスターをプロデューサーに迎え、よりアメリカ・ナイズされたサウンドに仕上がっていて、その完成形がこの 『フール・サークル』 と言えるだろう。 ハード・ロックとして聴くと、少し物足りないかも知れないが、とにかく捨て曲の無い素晴らしい作品なのだ! 尚、“ガンズ・アンド・ローゼス”のアクセル・ローズはヴォーカリストのダン・マッカファーティに影響を受けており、『ザ・スパゲティ・インシデント?』 では代表曲の 「人食い犬」 をカヴァーしている。

《SATOSHI'S 評価:97点》





6. BLIZZARD OF OZZ / OZZY OSBOURNE ('81)

    1.I Don't Know
    2.Crazy Train
    3.Goodbye To Romance
    4.Dee
    5.Suicide Solution
    6.Mr. Crowley
    7.No Bone Movies
    8.Revelation (Mother Earth)
    9.Steal Away (The Night)

“ブラック・サバス” を脱退したオジー・オズボーンが、元 “クワイエット・ライオット” のランディ・ローズ (ギター)、元 “レインボウ” のボブ・デイズリー (ベース)、元 “ユーライア・ヒープ” のリー・カスレイク (ドラムス) と結成し発表したファースト・アルバム! 新生 “ブラック・サバス” の名作 『ヘヴン・アンド・ヘル』 をも凌ぐ超名作に仕上げる事に成功した要因は、何と言っても永遠のギター・ヒーロー、ランディ・ローズに他ならない! 彼の究極にドラマティックなギターはオジーがこの世で得た最高のサウンドだったに違いない! 曲は今でもライヴのオープニングを飾る1を始め、名曲揃いで文句のつけようが無い! 正に偉大なニュー・ギター・ヒーロー “ランディ・ローズ” 誕生の瞬間であった!

《SATOSHI'S 評価:100点》





7. ESCAPE / JOURNEY ('81)

    1.Don't Stop Believin'
    2.Stone In Love
    3.Who's Crying Now
    4.Keep On Runnin'
    5.Still They Ride
    6.Escape
    7.Lay It Down
    8.Dead Or Alive
    9.Mother, Father
    10.Open Arms

サンタナのバンド・メンバーだったニール・ショーン (ギター) とグレッグ・ローリー (キーボード) が中心となり結成された “ジャーニー” の全米1位に輝いた80年代を代表する名盤! 初期の頃は割とインスト・パートに重点を置いていたが、78年にサミー・ヘイガーと並ぶ希有の名ヴォーカリスト、スティーヴ・ペリーを迎えてから一気にトップ・バンドの仲間入りを果たす。 そして80年、脱退したグレッグ・ローリーの後任として元 “ベイビーズ” のジョナサン・ケイン (キーボード、ギター) が参加して発表したこの 『エスケイプ』 によって全米を代表するバンドとして頂点を極める事となった。 正に名曲のオン・パレードだが中でも10は全米2位を記録し、後にマライア・キャリーがカヴァーしたロック史に残る永遠のバラードである。

《SATOSHI'S 評価:97点》





8. ALLIED FORCES / TRIUMPH ('81)

    1.Fool For Your Love
    2.Magic Power
    3.Air Raid
    4.Allied Forces
    5.Hot Time (In This City Tonight)
    6.Fight The Good Fight
    7.Ordinary Man
    8.Petite Etude
    9.Say Goodbye

カナダが誇るハード・ロック・トリオ “トライアンフ” の絶頂期に発表された名作中の名作! 結成は75年で、マイク・レヴァイン (ベース) とギル・ムーア (ドラムス、ヴォーカル) が北米No.1の天才ギタリスト、リック・エメットをバンドにひき入れたのが始まりで、78年に 『ロックン・ロール・マシーン』 (カナダで発売された2枚のアルバムからのピック・アップ) で全米デビュー。その後2枚のアルバムを発表し、そこそこの成果を得るが、このアルバム (邦題『メタル同盟』) のヒットによって一気にカナディアン・ロックの最高峰 “ラッシュ” と並ぶ存在となった。 中でも2,6,9はハードながらも美しいメロディ・ラインを擁する、正に“トライアンフ”の真骨頂と言える素晴らしい名曲である!

《SATOSHI'S 評価:98点》





9. DISCIPLINE / KING CRIMSON ('81)

    1.Elephant Talk
    2.Frame By Frame
    3.Matte Kudasai
    4.Indiscipline
    5.Thela Hun Ginjeet
    6.The Sheltering Sky
    7.Discipline

突如再結成した “キング・クリムゾン” の第1弾アルバム! 発表当時はなんやかんや言われていたが、今改めて聞くと時代風に味付けされた中々の作品である。 エイドリアン・ブリューのギターが冴える代表曲1、日本語のタイトルが話題となった3、以前のクリムゾンを彷彿とさせる4等聴き所も多い。 又、ビル・ブラッフォードならではの多彩なリズム・ワークも流石である。

《SATOSHI'S 評価:94点》





10. THE MICHAEL SCHENKER GROUP / MSG ('81)

    1.Are You Ready To Rock
    2.Attack Of The Mad Axeman
    3.On And On
    4.Let Sleeping Dogs Lie
    5.But I Want More
    6.Never Trust A Stranger
    7.Looking For Love
    8.Secondary Motion

元スコーピオンズ〜UFOのギタリストだったマイケル・シェンカーのソロ転向第2弾アルバム! ファーストはヴォーカルのゲイリー・バーデン以外はセッション・ミュージシャンだった為、バンドとしてはこのアルバムが最初という事になる。 ドラマーにレインボーを脱退したコージー・パウエルを迎え、タイトで引き締まったサウンドとなっており、まとまりという点ではファーストよりかなり上だと思う。 初来日時のアンコール曲だった1で始まり、ライヴの定番3、哀愁を帯びたメロディが印象的なバラード6、コージーのドラムが炸裂する7等、佳曲揃いで、当時の勢いが感じられる作品である。

《SATOSHI'S 評価:96点》





ジョン・アンダーソン / アニメーション 11. ANIMATION / JON ANDERSON ('82)

    1.Olympia
    2.Animation
    3.Surrender
    4.All In A Matter Of Time
    5.Unlearning
    6.Boundaries
    7.Pressure Point
    8.Much Better Reason
    9.All Gods Children

ジョン・アンダーソンがイエス脱退後に発表した 『七つの詩』 に続くソロ第3弾! それにしても、いつ聴いても良いアルバムだ! なのに未だに未CD化である! オープニングとして完璧な仕上がりを見せる力強い1で始まり、4まで一気に聴かせてしまう。 5以降はやや落ち着いた感じで、当時のジョンの方向性が垣間見られるモダンなサウンド作りがされている。(ABWHの原型?) 何はともあれ、余り話題にされなかったアルバムだが、良い作品である事に変わりは無い。 そして、この後ジョンはイエスの再結成で、再びトップ・グループに返り咲く事になるのであった!

《SATOSHI'S 評価:97点》





12. HUGHES・THRALL / HUGHES・THRALL ('82)

    1.I Got Your Number
    2.The Look In Your Eye
    3.Beg, Borrow Or Steal
    4.Where Did The Time Go
    5.Muscle And Blood
    6.Hold Out Your Life
    7.Who Will You Run To
    8.Coast To Coast
    9.First Step Of Love

80年代ハード・ロックの名作! 言わずと知れた元ディープ・パープルのベース&ヴォーカリストだったグレン・ヒューズが、元パット・トラヴァース・バンドのギタリストだったパット・スロールと組んだユニットによる唯一のアルバムである。 もう、オープニングから全開である! 今でも人気のある1、キャッチーな2、二人の実力と才能が発揮された6,7、トラピーズ時代の8等、文句の付けようが無い素晴らしさである! 尚、この後パット・スロールは “エイジア” に参加。 又、ゲスト・ドラマー (後に正式加入) のフランキー・バナリは再結成“クワイエット・ライオット”に参加する。

《SATOSHI'S 評価:96点》





13. THE NIGHTFLY / DONALD FAGEN ('82)

    1.I.G.Y.
    2.Green Flower Street
    3.Ruby Baby
    4.Maxine
    5.New Frontier
    6.The Nightfly
    7.The Goodbye Look
    8.Walk Between Raindrops

72年にデビューし、『幻想の摩天楼』 『彩(エイジャ)』 『ガウチョ』 等の名作を作り上げて来た “スティーリー・ダン” のリーダーであるドナルド・フェイゲンが、81年バンドとしての活動 (と言っても最後は“ウォルター・ベッカー”と二人であった) を停止した一年後に発表した初のソロ・アルバム! 基本的に “スティーリー・ダン” と何ら変わりはないが、ジャズ、ブルーズ、R&B等のブラック・ミュージックを彼独特のアダルトで洗練されたサウンドで表現されており、又、コンセプト・アルバムとして、完璧に計算して作られているのは、ドナルド・フェイゲンらしく凄い所である。 尚、この辺りの音楽はアギプン・ファミリーにより詳しい “フュージョンの神様” が居らっしゃるので、そのお方に聞かれた方が良いでしょう!

《SATOSHI'S 評価:97点》





14. THUNDER AND LIGHTNING / THIN LIZZY ('83)

    1.Thunder And Lightning
    2.This Is The One
    3.The Sun Goes Down
    4.The Holy War
    5.Cold Sweat
    6.Someday She Is Going To Hit Back
    7.Baby Please Don't Go
    8.Bad Habits
    9.Heart Attack

イギリスの国民的英雄として君臨した “シン・リジィ” のラスト・スタジオ・アルバム! 全米ヒット・アルバム 『脱獄』 (「ヤツらは町へ」収録) や、先頃英国史上最高のライヴ・アルバムの栄誉に輝いた 『ライヴ・アンド・デンジャラス』、ゲイリー・ムーア参加の 『ブラック・ローズ』 等、次々と名作を発表して来た栄光の歴史に幕が下ろされようとしていた。 80年代に入り徐々に失速し始め、前作 『反逆者』 (個人的には好きだが…) のセールス失敗などこのまま落ちぶれての解散か…と思われたが、正に栄光の幕引きの為に現れたのが元 “タイガース・オブ・パンタン” 若き天才ギタリスト、ジョン・サイクスであった! ジョンは解散を承知で加入をしたのだ。 結果、このアルバムはイギリスでトップ・テンに入る大ヒットを記録、有終の美を飾ったのである。 オープニング・ナンバーとして人気が高い1、アルバム唯一のジョンの作品 (フィルとの競作) 5、これまでのリジィっぽいナンバー8等、ハード・ロックの名作に相応しいナンバーばかりである!

《SATOSHI'S 評価:97点》





15. LIVE AT THE MARQUEE / GARY MOORE ('83)

    1.Back On The Streets
    2.Run To Your Mama
    3.Dancin'
    4.She's Got You
    5.Sunset 〜 Parisienne Walkways
    6.You
    7.Nuclear Attack
    8.Dallas Warhead

当時日本のみで発売されたゲイリー・ムーアの魅力が十二分に詰込まれた臨場感溢れる非常に優れたライヴ・アルバム! 特にレコーディング・メンバーのトミー・アルドリッチ (ドラムス)、ドン・エイリー (キーボード)との三つ巴の凄まじいパフォーマンスは、ライヴならではの緊張感を醸し出している。 ゲイリーの代名詞1で始まり、『ダーティ・フィンガーズ』 から2,7、“G-FORCE” のナンバー3,4,6に言わずと知れた名曲5と選曲も 『大いなる野望』 発表前としては完璧である。

《SATOSHI'S 評価:98点》





16. SHE'S SO UNUSUAL / CYNDI LAUPER ('83)

     1.Money Changes Everything
    2.Girls Just Want To Have Fun
    3.When You Were Mine
    4.Time After Time
    5.She Bop
    6.All Through The Night
    7.Witness
    8.I'll Kiss You
    9.He's So Unusual
    10.Yeah Yeah

80年代、シンデレラ・ガールとしてマドンナと人気を二分した、シンディ・ローパーの全米No.1を記録した名曲3を含む、ソロ・デビュー・アルバム。 2,5,6もトップ5に入る大ヒットで、一躍全米中の脚光を浴びる事になる。 当時このアルバムは余り聴く事はなかったのだが、何せMTVで彼女のビデオがガンガン流れていたので、曲は勝手に耳に入って来て知っている状態だった。 最近改めて聴くと凄く新鮮で、気持ち良かった!やっぱり、曲が良いと聴き易いっちゅう事やね!

《SATOSHI'S 評価:96点》





17. SLIDE IT IN / WHITESNAKE ('84)

    1.Gambler
    2.Slide It In
    3.Standing In The Shadow
    4.Give Me More Time
    5.Love Ain't No Stranger
    6.Slow An' Easy
    7.Spit It Out
    8.All Or Nothing
    9.Hungry For Love
    10.Guilty Of Love

“ディープ・パープル” の三代目ヴォーカリストだったデヴィッド・カヴァーデイルが、パープル解散後に結成した “ホワイトスネイク” が、アメリカ進出を賭けてゲフィン・レコードと契約して発表したアルバム! ブルーズ・ベースのハード・ロック・バンドからアメリカン・ヘヴィ・メタル・バンドへと転進する節目の作品でもある。 ドラマーには “マイケル・シェンカー・グループ” を脱退したコージー・パウエルを迎えており、アルバム全体をタイトに引き締めている! ライヴの定番2,6、名曲5等クオリティの高いナンバーが見事に揃っている。 尚、アメリカ盤はギターにジョン・サイクス、ベースにニール・マーレイが参加しており、曲順も違う。 はっきり言ってアメリカ盤を聴いた後に日本盤 (ヨーロッパ盤) は聴けません! 僕はアメリカ盤を日本盤の曲順で聴くのが好きです! それにしても、デヴィッド-ジョン(サイクス)-パウエルの布陣は凄く強力だったぜ!

《SATOSHI'S 評価:98点》





18. GRACE UNDER PRESSURE / RUSH ('84)

    1.Distant Early Warning
    2.Afterimage
    3.Red Sector A
    4.The Enemy Within
    5.The Body Electric
    6.Kid Gloves
    7.Red Lenses
    8.Between The Wheels

最高の音楽性とテクニックを持った、カナディアン・ロック史上最大のスリー・ピース・バンド “ラッシュ” が唯一の来日公演時に発表された最もキーボードを多用した作品。 『パーマネント・ウェイヴス』 『ムーヴィング・ピクチャーズ』 と名作発表後、前作 『シグナルズ』 からは比較的分り易い (と言っても、一般レヴェルからすると難しい…) アプローチに変化している。 文句の付けようが無いオープニングの1、ライヴに欠かす事の出来ない3、ビデオ・クリップが印象的だった5等、この時期ならではのハイ・クオリティ・サウンドを存分に堪能して頂きたい!

《SATOSHI'S 評価:97点》





19. ISOLATION / TOTO ('84)

    1.Carmen
    2.Lion
    3.Stranger In Town
    4.Angel Don't Cry
    5.How Does It Feel
    6.Endless
    7.Isolation
    8.Mr. Friendly
    9.Change Of Heart
    10.Holyanna

グラミー賞を受賞した大ヒットアルバム 『聖なる剣』 発表後、ヴォーカリストのボビー・キンボールが脱退、後任に元 “トリリオン” のファーギー・フレデリクセンを迎えての唯一の作品。 ハードでノリの良い80年代サウンドにファーギーの気持ちの良いハイトーン・ヴォーカルが効果的に作用している。人気の高い1,3を始め、ライヴの定番4、スティーヴ・ルカサーが歌うバラード5、個人的に好きな9等、好ナンバーが目白押しである。 それにしても “TOTO” はアルバム毎に音楽が変化しているので、様々なリズム・パターンを簡単に使い分けるドラマーの故ジェフ・ポーカロは正にドラムの教科書である。

《SATOSHI'S 評価:97点》





20. RECKLESS / BRYAN ADAMS ('84)

    1.One Night Love Affair
    2.She's Only Happy When She's Dancin'
    3.Run To You
    4.Heaven
    5.Somebody
    6.Summer Of ‘69
    7.Kids Wanna Rock
    8.It's Only Love
    9.Long Gone
    10.Ain't Gonna Cry

カナダはバンクーバー出身のロックン・ローラー、ブライアン・アダムスの全米No.1を記録した名作! シングル・チャート1位の4を始め、トップ・テン・ヒットを3曲 (3,6) 送り込み、又、ティナ・ターナーとのデュエット・ソング8やブルース・スプリングスティーンと同等の評価を与えてもおかしくない程の名曲5等、正に80年代を代表する真のロック・アルバムの1枚である! 最近の日本の辺鄙系ロックよりずっと良いと思うんやけどなあ…。 今の人は4,5とか続けて聴いて感動したりせえへんのやろうか…?

《SATOSHI'S 評価:96点》













〜 時代を彩った定盤 〜 4


1984 / VAN HALEN ('84)

    1.1984
    2.Jump
    3.Panama
    4.Top Jimmy
    5.Drop Dead Legs
    6.Hot For Teacher
    7.I'll Wait
    8.Girl Gone Bad
    9.House Of Pain

ロックの歴史上のギタリストで革命をもたらした人物は二人しか居ない。 それは、ジミ・ヘンドリックスとエディ・ヴァン・ヘイレンである! ハード・ロック衰退時期にデビューして大ヒットを記録して以来、トップ・バンドとしての地位を築き上げて来た “ヴァン・ヘイレン” が初の全米1位ヒットを記録したナンバー2が収録されているアルバム (最高2位まで上がるヒットで、年間チャートでも6位) である。 又、続く3,7もヒットした。 因みに、前年行なわれた “USフェスティバル” では史上最高額の出演料となる150万ドルを受け取っている! とにかく何もかもが桁違い!要するにアメリカ=ヴァン・ヘイレンなのだ! が、ヴァン・ヘイレンの快進撃はこれからが本番で、この 『1984』 はほんのプロローグに過ぎなかったのだ!

《SATOSHI'S 評価:98点》








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