サービス残業・サービス労働のチェック・是正運動にご協力を!

 いま、郵便局の職場は、公社移行の中で、競争力の強化、赤字体質から黒字体質への転換の名の下に、アクションプランによる新たな効率化=人減らし施策が進められようとしています。
 プロフィットセンター構想やトヨタ生産方式の導入=「ムリ、ムダ、ムラ」の排除は、徹底的に無駄を省き、安上がり(人件費の)の事業経営をめざそうとするものに他ならず、職場から人たるに値する労働条件と人間性を奪いつつ、大幅な人員削減を進めるものです。すでに、郵便局の職場でも、慢性的要員不足から、サービス残業をはじめとするタダ働きが横行していますが、今日の郵政当局の効率化施策が非人間的職場を作りだし、さらに、サービス残業、サービス労働に拍車をかけることは明らかです。
 労働時間は一日8時間、週40時間と労働基準法で決められています。その例外規定として「過半数の労働者を組織する組合もしくは労働者の過半数を代表するもの」と使用者が時間外協定を結ぶことではじめて時間外労働ができることになっています。今、私たちの職場は、「郵便局を守る」「職場を守る」「雇用を守る」ということをいいことに、この労働基準法さえ守られない無法地帯になっています。労働者のための法律さえ活かされない職場でいったい何が守れるでしょうか。
 いまの職場の現状は、かつて労働者の先人たちが8時間労働制を要求し生死をかけて闘った時代と同様に、8時間労働をはるかに越え、サービス労働をせざるを得ないような長時間労働が押しつけられています。いま、私たちも先人たちと同じように一日8時間労働を要求し闘いを始める時期にきています。 こうした立場から、私たちは、今日的なサービス残業・サービス労働の拡大状況に対して、8時間労働をめざす闘いの一つとして、サービス労働の是正に向けた具体的な取り組みを行うこととしました。
 サービス労働(=賃金不払い労働)是正について労働基準監督署(以下、「労基署」)の方に聞いたところ、厚生労働省・労基署は、現在、企業・事業所への立入調査の実施や是正勧告など、サービス労働是正について本腰を入れて取り組んでいるとのことです。
 そして、サービス残業、サービス労働是正のためのアドバイスでは、@不払い残業支払い勧告は記録がはっきりし事実が明らかな場合、過去2年間まで補償する、A情報・申告があれば、一般調査という形で立ち入り調査する。できるだけ詳しい情報を教えてもらいたい。申告者の氏名を明らかにすることはない、Bサービス残業を裏付ける資料が必要。記録でも良い(複数の方が良い)、といった内容でした。
 私たちは、サービス残業是正のために、まずは、先の労基署の方のアドバイスに基づき、サービス残業・サービス労働の証拠資料づくりとして、別紙「サービス労働チェックシート」による事実関係の記録をとる運動を進めることとしました。
 つきましては、趣旨に賛同していただけるより多くのみなさんにご協力をお願いするものです。 なお、記録した案件については、ケース・バイ・ケースで労基署への情報提供・申告も含めて対応していくこととしています。

 1.方法
    添付の「サービス労働チェックシート」(PDFファイル)を活用して記録してください。
 2.記録した場合の扱い
   サービス労働の実態があり、実際に記録したものは、郵送もしくはファックス等で返送してください。
    以下のように活用します。   
 3.記録の活用 ア)組合を通じた改善の取り組みに活用します。
    イ)悪質なものは、確認者(記録者)と相談の上、労基署への情報提供、申告に使用します。         

                2004年4月 労働者ねっと(職場の民主化を勝ち取る労働者ねっとわーく)



 ホームへ