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the music that died alone
a place in the queue

・the music
that died alone (2003)
もともとは、Andy Tillison
のソロとして企画されたさくひんがいつの間にかバンド形態になってしかも、かなりのメンバー構成になってしまったというのがこの作品。Keyboardの細かいフレーズを特徴をしながらも、David
Jackson
によるブラスが結構いい味付けになっていて、個性を増している。それが故かJAZZ色も持ちながらの、しかし、メロディーラインもきれいなボーカルを主軸にした、しかし、十分すぎるほどのインストパートといういい意味でのごった煮状態になっている。Roine
のギターが響き渡ると思えば、Andyのキーボードもうなるそして、リズム隊ZoltanとJonasがかっちりとはじけるのだから、聴いていて面白くないわけがない。
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・a place
in the queue (2006)
Roine Stolt, David
Jacksonが抜けてしまっての3作目。Andy Tillisonによるライナーノーツには、なぜか海洋地形学の物語をYESが創作したときのインスピレーションへの源泉に対する言及がある。この作品自体も緩やかなコンセプトアルバムであるというようなことが書かれているので、Andy
Tilsonの思い入れが詰まった作品ということなのだろう。
音的には、前作からおおきな変化はないといっていい。軽めの疾走感と緩やかなチューンを織り交ぜるところは、確かにYES的でもあるし、こまかいパーカッションの音の入れ方や、コーラスの入れ方もそれっぽい。きっとかなりYESの音がすきなのだろう。ブラス系の使い方はYESにはないものではあるが。全体的には、結構JAZZ感が強い印象もある。それと、やはりVintage
Keyboard郡が随所に見せる音の絡まりが特に70年代のバンドから聞き込んでいるファンにはたまらない。
全体的に音としてもまとまっているし、細かいところまでしっかりと作り込まれている快作。強烈なインパクトは残さないが確実に聴ける作品である。
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