アメリカのバンド。ジャンルとしては、なんと表現していいかよくわからない。プログレの範疇で語るべきではないと思うけれども、プログレ的でもある。音は、屈折したUnderground感が煙り立っている。基本的にはヘヴィーロック的なのだが、音作りが非常に凝っていて、普通に変拍子を交えるし、各パートの入りのタイミングのずれ感が非常に難しい。そのずれ感が全体的な音の中にある重さ・暗さと相まって、とても不思議で陰鬱とした世界を描き出す。地の底からの叫びというような印象が残る。全体的にもスローなパートとスピードパートを使い分けたり、ボーカルも柔らかい声からシャウト系の声までも使い分けていて、とにかく音の作り込みがすばらしすぎる。やんちゃな印象だけが選考してしまいがちではあるが、音に対する真摯さは化け物級。個人的にはこのバンドを支えているのはリズム隊だと思っている(勿論、フロントマンMynard
James Keenan
のカリスマ性は当然のこととして。)。完全に支配したリズムをベースにボーカルとギターが好き放題に装飾する。だから、自由度があり、とても複雑怪奇で聴いていて飽きることのない世界を構築できているのだと思う。個人的には、もっとも期待するバンドの一つ。
ちなみに、King Crimson をリスペクトしているらしく、かつて、King
Crimson の前座を志願してやっている。
(バンドのホームページ; http://www.toolband.com/)
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