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可能性

 

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(Contents)

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 点が置かれる。その点の持つ可能性について。

 点から、線が延びる。有限の。その線が持つ、可能性について、例えば、振動の特性、例えば、その長さが届くところ。線が、やがて、平面を放出する。いや、その可能性を持つ。平面が広がる。線のどこからか。線とは点で接触していて。とても不安定で。振動の特性。そこで終わってしまうのだろうか。可能性の限界について。

 点であるという状態。線であるという状態。面であるという状態。それぞれは、並列にあるわけではなくて、階層の中にある。

 点が、だから、置かれるわけではない、必ずしも。もしかすると、面が、置かれるのかもしれない。そして、その可能性について、論じるべきなのかもしれない。

 面を立体にふくらませる。それは、可能性の拡大なのだろうか、それとも、可能性の縮小なのだろうか。ベクトルによって表現される。実部と虚部。

 つまり、可能性以前の可能性、メタの可能性について、まず、考えなければならない。最初に置かれるものの可能性。つまり、点であるのか、線であるのか、面であるのか、立体であるのか、超立体であるのか、どこまでも。それは、ある瞬間に規定される。全ての可能性を内包しながら、それは、やがて、固定される。そこから始まる。いや、始まったときには固定されていなくて、やがて、固定される。そして、そこで、メタの可能性は停止して、可能性が駆動されはじめる。さて、ではどこからはじめた方が良いのだろうか、可能性について。

 恐らく、立体からの、それ以上の次数からの可能性については論じる必要がないだろう。点からの可能性について、もしくは、線からの可能性について、いずれかについてしかあり得ない。なぜなら、ここで論じる可能性とは、そういうものであるから。

 線が、平面を形成しようとする、点が、線を形成しようとする。さらにその先に。いや、そろそろ明らかになってきたような気がする。可能性という意味合いについて。可能性の固定の方向性について。可能性だけの状態で放置された場合。一方で、可能性を失うことの意味合いについて。点が持つ、振動特性、線が持つ、振動特性、面が持つ、振動特性、立体が持つ、振動特性。

 立体でなければならい訳で、その時点で、可能性が停止する。例えば、点から出発したならば、立体までたどり着かなければならない、もし、そこまでたどり着く事が出来ないのであれば、再び、点に戻るしかない。立体と擬似的にであれ対峙できる状態は、可能性を失っているかのように振る舞う点でしかない。そして、それらの差異は、きっと思いの外、容易には判別できない。それらが、いずれも、擬似的であるにせよ、可能性を失った状態であるが故に。

 より、鮮明になってきているに違いない、可能性という意味合いについての可能性が。

 

(Contents)

 

創作作品について
   <中編>

多重性

切り身

   <短編>

夕立過ぎ
目の取り替え
始まりの時

   <短文>

移転しました
崩壊しそうなそれ
可能性
眺める人
放り込む、穴
箱を運ぶ

堂々巡り
薄板
鼓動
扉と四次元目
終わり、続き
二つの家
いくつもの丘
極限値
再び、再び
窓と椅子
遅刻
小さな壺
モデル
軌跡と膨らみ
穴の前後
機能
ねじり込み
手探り
共犯者
水平
循環参照
時間
伸びる
転回の場
暗い穴
平面考
風吹く丘
状態変化
環境と乱れ
追跡
四角
敷き詰められて
脈拍の乱れ

転がり
劇場
靡く風
躓き
薄氷に対して
その間
固まり
樹形図の杜

石の固まり
待ち合わせ
主語
インサイドアウト・・・
湖畔に辿り着くこと
平地
炎天下
ペンとノートを
風景画
耳元のささやき
掴みかかる意志
生活
部屋の中の椅子
握手した人
木陰
余白における
棒の先端
積み重なり
集まる
ボールペンを握って
抵抗する感覚
逃げようとする感・・・
寒空の下
二日酔いのように
四次元の二次元の・・・
電車にて
倒れた枯れ木
扉とひもについて
あちらとこちら
隊長の物語
空についての対話
植物学者の新たな発見
接続面の考察
標的巡り
痕跡
解読
表現手法の崩壊と・・・
映像の乱れ
拡散性と水玉と針
防寒着を着た人形
壁の中へ
鞄の完成
礼拝堂

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