ここでは、2000年11月から2002年2月までの間、アメリカ合衆国テキサス州プレノ市って所に 住んでた時の話をお届け致します。(下図はGoogle Maps Apiによる地図表示。ドラッグできます。)
PlanoはDallasの北部の郊外に辺り主に住宅が多い街です。Dallas近郊はテレコムコリドーと呼ばれており、 Nortel,Lucent,Nokia,MCI,Alcatel等の電話関連の大企業やそこをスピンアウトした ネットワーク関連のスタートアップなどの会社が多数あります。あのドリトスのフリトレイ社の本社もあったりします。
それでは、開始。(注・以下の内容は私が滞在した2001年辺りの情報です。内容が古くなっている可能性もありますのでご了承下さい)
渡航準備編
VISA
アメリカに3ヶ月以上滞在する場合にはVISA(査証)必要です。私は企業内転勤という形でL-1 VISAを 取得しました。これは3年間はアメリカに滞在できるという物で、延長すれば最大5年まで滞在できます。 VISAは企業内転勤ではなくアメリカ企業に直接就職して働く場合にはH-1 VISA等、目的に応じて様々な VISAがあります。ちなみに私の家族はL-2 VISAとなりました。VISAはアメリカの移民法に従って発給され、 ただ住みたいという様な目的だけではアメリカにとってメリットが認められないため、明確な目的、 その人の能力等、私がアメリカに住んだらこんなメリットがありますよというような物がないとそう簡単 には発給されません。当時は関西に住んでいましたので、アメリカ本社からVISAの申請に必要な書類が届くとそれを在大阪米国 総領事館に提出しに行きました。
駐大阪・神戸アメリカ総領事館
提出した書類は大学の卒業証明書(専門分野の知識をもっている事の証明だと思います) とアメリカ本社側で用意してくれたpetition(懇願書?)です。このpetitionには私のアメリカにおいて の役割の様な物が書いてあり、この人物はものすごく優秀で能力があり、この人物がアメリカに行く事に より、わが社は多大な利益を被ると言った様な、お世辞が並べられた文書で、えーおれってそんなん ちゃうのにーと思いつつ提出しました。
領事館の前は警察のバスを改造したような警備車両が止まっていたり、入るときにはカバンの中身 をチェックされたりとそれなりにセキュリティーチェックがありました。書類不備でVISAが貰えない という話をよく聞いていましたし、職員の人と英語で面接があるかもという話もあり、内心ドキドキで 書類を係りの人に提出すると(書式が違うんだよねー)と軽く文句を言われ、ヤバイと思いつつも 受け付けて貰え3時間後くらいに出来上がるからまた来てねといわれるだけで、あっけなくゲットです。
国際免許
VISAも取れたし、次は運転するための国際免許です。これは免許更新センターに行って所定の 料金を払えば作ってもらえる、厚紙でできたどうってことのない、でかくてカッチョワルイ物です。 アメリカに住むのあれば、現地の免許を取得し、それを使った方がよいです。この国際免許自体 アメリカ本土での認知度は低く、(まぁ我々も普通知りませんしね)警官に止められた時に見せても 信じて貰えないという話もあります。私も、まだ現地の免許を持つ前にスーパーの割引の メンバーシップになるために、パスポートの代わりに、これを見せたのですが、バイトのにーちゃん にハァ?って感じで見られました。スーパー程度ですから、名前さえ確認できればどうでもよいのですけどね。
引越し
さて、お次は荷造りです。荷物は手荷物、航空便、船便と3種類に分けます。航空便は約1週間くらい で、アメリカに到着です。手荷物で持っていけない衣類や、その他船便が着くまでに必要な物等は これです。家具やその他大きい物はコンテナに積み込んで船で約1ヶ月くらいかけて送ります。 アメリカに持っていかない物は(でかいタンス、自転車等)今回は倉庫に保管してもらう事にしました。 アメリカではタンスは備えつけのクローゼットを使っていましたが、当然入りきらないので、 引越しのダンボールを使ったダンボールタンスを嫁さんは使ってました。うーむスマソ。
渡米直後
家の手配
到着したら、なにはともあれ住む場所の確保です。私の場合は到着直後はファーニッシュドアパートメント
という家具付きのアパートに3ヶ月間住む事が許されていたのでその間に本格的に住む家を探す事になりました。
家の探し方は日本と同じ様な感じで不動産屋(Realtor)に行って探している物件の条件を告げ、マッチした物を
不動産やと一緒に見に行くという形です。アパートの場合はLeasing Officeというそのアパートの事務所の様な物が
各アパートの敷地内にありますので、このアパートで開いている部屋はあるか?といきなり尋ねていき、部屋を
見せてもらうという方法もあります。私が住んでいた場所ではアパートでも4階建てくらいが最高で、ひとつの敷地に
100部屋以上あるような物件ばかりでした。大都市ではまた違うと思います。家賃はもちろんピンきりですが、だいたい
$700-$2000くらいで日本とあまり変わらない感じです。私が決めた所は築5年の$1500の一階建ての家で、プールは無し、
庭はフロントヤードとバックヤード、車庫2台分、。バスルームは2つあり、リビングが2つ寝室が3つ付きのごく普通?
の家でした。こちらでゲスト用と住人用にバスルームが分かれている物件がほとんどで、高級な家になるとバスルーム
3つとか3.5とかもありました。2階建ての家は高級な家という感じで、ほとんどが平屋でした。あとプールも結構普通に
家にあるみたいです。私の隣人の家にもあり、嫁さんと子供が夏にお世話になっていました。$2000も払えば
プール付きの家に住めると思います。敷金礼金ですが、敷金が一ヶ月分とられ、礼金は無かったです。
不動産屋には手数料は必要かどうかは会社経由だったので判りません。
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)の取得
アメリカ版の年金手帳番号みたいなもので、将来年金を受け取るために必要な物です。私は永住する訳でもないのですが、
税金を納めるために必要で、取得しました。アメリカではこのSSNがやたら重要で、銀行口座の解説や、病院、
子供を入学させる際など、あるとあらゆる場合で必要となります。私の場合は働く事が明確でしたので簡単に取得
できますが、妻や子供のL-2 VISAでは取得できません。書類を1通社会保険事務所みたいな所に行ってVISAを
見せると共に提出すると数週間でペラペラの紙切れが郵送されてきます。銀行口座開設等に必要なので、
番号自体は申請後数日で事務所に電話すると教えて貰えます。http://www.ssa.gov/
ITIN(納税者用の番号)
妻、子供はSSNが取れませんが、代わりにITINという番号が取得できます。これはアメリカ版確定申告の際に必要で、 確定申告用の書類に書くだけだったのですが、取得しました。これも書類をIRS(Internal Revenue Service)に出すと数ヶ月くらいで紙切れが送られて きました。http://www.irs.gov/
銀行口座の開設
アメリカの銀行口座は一般的にChecking AccountとSaving Accountがあります。Checkingの方は普段の支払いに使う 口座で、Savingの方は貯金用で、2つの間の利息や、引き出し回数の制限など条件が異なります。 アメリカの銀行は口座に一定残高がないと口座維持手数料がとられ残高が減っている事を忘れて放置すると $3くらい取られてしまいます。(日本でもシティバンクなどはそうですが)。キャッシュカード も作れますが、これにデビットの機能を持たせる事ができて、これでクレジットカードの用な使い方 が出来ます。デビットカードにVISAとかMASTERがついていますので、キャッスレスで買い物等ができます。 あとは特徴的な物はなんといってもpersonal check(個人用小切手)でしょう。スーパー等の支払いに現金ではなく checkが使えます。レジで清算の時にいくらいくらだとキャッシャーが言うと、おばちゃん達はサラサラサラと 小切手を切って支払いをするのです。カードの方が遥かに便利なのに、なんでCheckなんて使うのか 理解できませんが。電気代等の公共料金の支払いにもこのcheckは活躍します。郵送で請求書が送られてくるので、 返信用の封筒にこのcheckを入れるのです。最近では日本と同じ様に口座から引き落としが出来るみたいですが、 月額いくらという様な手数料が取られたりします。ちなみに、アメリカでは口座振込みでなくcheckが送られて 来たりもします。例えば電気製品の割引の仕方でcash backという方法があり、店頭で購入の後買いましたという 証拠をメーカーに送るとcash back分の金額をcheckで貰う等です。医療保険の支払いもこのcheckでした。 checkを銀行に持って行くと現金化や、口座に預け入れる事ができます。personal checkと似た様な物に、 money orderという物もあります。スーパー等で$100分くれというと、このmoney orderを作ってくれこれで支払いも 出来ます。銀行口座を持っていない人用や、personal checkでは不渡りの恐れがあるので、money orderでないと 支払いはだめだという場合もあります。(私の場合はスピード違反の罰金の支払いに一度だけ使いました)
車
車は会社が用意してくれたレンタカーをずっと使っていたので、購入のポイント等は判りません。 相場は日本と同じ様な感じです。ただ、トヨタの高級ブランド Lexusや、日産のInfinity、ホンダのAcura等、 海外用ブランドの車があったりしてへぇーとあんな車出してたんだぁと言う様な事もしばしば。Texasでは 田舎なためかSUVやトラックの割合が多くてFordやGM等の日本のハイラックスよりもかなり大きいトラック もごろごろ走ってました。ガソリンはセルフがほとんどで、レギュラーやハイオクの間にミドルなんてのも ありました。1ガロン(3リットルくらい)で$1以下ですので、ガソリンは安いです。カリフォルニア等では もっと高いみたいですが。
クレジットカード
アメリカのクレジットカードは日本みたいに誰でも申し込めば発行されるという物ではなく、 クレジットヒストリーというものがないと発行されません。これは今までちゃんとクレジットカードを 使って返済をしているかという記録です。クレジットカードを作るためにクレジットカードを使わなけ ればならないと矛盾が発生します。ではどうするのかと言うと、最初はクレジットの上限の低い、 お試しカードみたいのを作って、それでヒストリーを築き上げて行くようです。私はクレジットカードは 作らず、銀行のデビットカードでずっと過ごしました。レンタカーを借りるとき、高額な商品($1000以上?)を 買う時以外はクレジットカードは必要ないと思います。どうしても必要な時は日本で発行したカードを使いました。 為替のコストが結構かかるので、
使わない方が良いです。現地の友人もクレジットではなくデビットしか持っていない人も多々いましたので、 やはりアメリカではクレジットカードを持っている事は信頼性の保障になるみたいです。
ライフラインの開設(ガス、水道、電気、電話、CATV)
ここら辺は日本と変わりません。引っ越したから請求書回してくれという様な事を各会社に 連絡するだけです。最初に$50ほどのDepositが必要な物もあります。これは敷金で解約すると 戻ってきます。異なる事と言えば、たぶんアメリカはどこでもだと思うのですが、住民票 という物がありません。つまりどこどこの市民であるという証拠を役所は発行してくれないのです。 で、その証拠の代わりになるものが、水道会社からの請求書だったりします。水道は市が運営 してるのでという事もあるのかもしれませんが、ちょっと不思議な感じです。子供を小学校に入学させる 時に住民の証として必要となりました。日本では引っ越したらまずは市役所に行って、転入届だの 印鑑登録だの、住民票の取得だのありますが、アメリカでは市役所には結局一回も行ってないですね。
運転免許の取得
国際免許ではダサいので、現地の運転免許を取ります。ドライバーズライセンスはあらゆる所で身分証明書に
なりますので、取得が必須と言えます。酒を飲む時、アメリカ国内線に登場する時、その他いろんな会員証を発行
してもらう時等々、何にでも必要です。日本で免許を持っている人ならまぁ問題なく取得できるでしょう。試験は、
学科試験と実技試験があります。パスポートを見せ、最寄の免許センターみたいなところでコンピュータ式の
学科試験を受け、合格すると実技試験です。学科試験を受ける時に受け付けのおばちゃんに、
「あんた中国語で受ける?」と聞かれ、「いや日本のパスポート出してるんですけど」って言ったら、
「あっはははー」と言って、無事英語で受ける事ができました。その他スペイン語でも受験できるみたいです。
学科は無事一発合格ですが、実技は2回目で合格しました。アメリカの田舎では必要があるとは思えない、縦列駐車と、 免許試験場の周りを軽く一周しておしまい。スクールゾーンでの減速具合、ブレーキのタイミングとかを見られる様です。
生活編
病院
病院で診察してもらう際には保険が使えます。この保険がアメリカではややこやしく、日本の様に国民健康保険と 会社の健康保険みたいにどこでも使える訳ではないのです。大きい組織としてPPOやHMOという組織に属した保険 に入るのですが、これが使える病院と使えない病院等があり、保険が利かないとう事があります。また診てもらう 内容で、普通の内科外科等と、歯科、眼科で、分かれている物が多い様です。つまり内科では使えますが、 歯科はだめですよという事です。私は自分の会社独自の物で、一応どこでも使えるという物だったのですが、 一度歯科を受診した時に歯の掃除してもらったのですが、それは保険ではカバーされず自腹で$700くらい払わされ ました。注意が必要です。眼科も対応のプランですと一年に一回メガネがただで作って貰えるという様な物も あるみたいです。
しかし、病気関係の英語って知らない単語ばっかり。おしっこって言えます?うんちって言えます?
薬
日本でも医薬分業が進んでいますが、アメリカでも同じです。病院でprescription(処方箋)を貰いPharmacy (薬局)に行きます。ただ日本みたいに病院には隣接しておらず(大きい病院は病院内にあります)、 スーパーの中や、コンビニ兼薬局みたいなところで薬を貰います。このprescriptionが医師の人が、走り書きで 書いたメモの用な物で、最初はこれがわからず、薬局に行き、診断書を出したら、prescriptionをくれと薬剤師が 言います。当時英単語の意味がわからず数十分くらい????はぁ???プレスクリプションってなんやねんと やり取りをし、紙切れみたいなものを貰わなかったかと聞かれ、これっすか?って出したらそうだーって事で ようやく薬が貰えました。そういえば薬用の保険も、診察用の物とは別の取り決めになっていまして、使える使えない がある様です。
スーパー
アメリカのスーパーはでかいです。オレンジジュースなんて何十種類も売ってます。つぶいり(with pulp)つぶなし(no pulp) ホームメイド、ナチュラルスタイル、選択肢がたくさんあります。冷凍ピザだっていっぱーいあります。バカデカイ牛肉や スイカみたいな大きさの冷凍ターキーなんかごろごろしてます。絶対おもしろいです。観光でアメリカに行った人でも、 是非スーパーに行ってみて下さい。
どこにでもあるアルバートソンズ
お勧めのトムサム。寿司売ってます。
ややマイナーなクローガーショッピングモール
アメリカはモール王国です。日本の様な個人の商店が多く並ぶアーケード付きの商店街なんてみた事ありません。 買い物はモールが基本でしょう。Planoの周辺にも5,6くらいのモールが乱立しています。スケートリンク付きや、 高級ブランドの店が多く入るモールとか、ありますが、まぁどのモールも同じ様な感じ。暇つぶしに最適です。
なにかの参考に何件か列挙しておきます。
Collin Creek Mall(庶民派)
Willow Bend(比較的新しくて綺麗なモール)
DALLAS GALLERIA(高級モール。ティファニーとか入ってます。)
Stonebriar Center(スケートリンク付き)
Grapevine Mills(大型モール)
その他日本関係
ダラス近辺在住の日本人コミュニティです。 ダラス日本人会
餅つきとか、剣道とかいろんなイベントをしています。 ダラス・フォートワース日米協会
アメリカのお祭り
ニューイヤー
バレンタインデー
イースター
独立記念日
労働祭
ハロウィン
サンクスギビング
クリスマス
ファイアアント
アメリカ南部の方、テキサス、テネシー、フロリダ辺りにはファイアアントと呼ばれる、非常に攻撃的なアリが居ます。 色は赤みがかかっていて大群で庭の芝生の中等にいます。さされるとむっちゃイタくて数日間は痒いです。うちの庭にも 大量にいて庭の水まきの時に数箇所刺されました。巣の辺りに踏みこむと瞬く間に足に登ってきてソッコウ刺されます。 特に子供を外で遊ばせる時には十分気をつけてください。育児編
幼稚園
チュータータイム
アメリカでは日本で言う幼稚園の年中さんの途中から義務教育が始まります。Kindergarten classです。 その前までは私立のnurseryやPre-schoolと呼ばれる所に通わせる事になります。ウチの長男は以下の TutorTimeというところに半年ほど行っていました。いろいろ見て回ったのですが、家から近いのと建物内に 結構大きな遊具があってそれを長男が気に入ったので決めたのですが、なんと昼寝が3時間もあるんですね。 8時から15時までくらい預かってもらうのですがその内3時間は昼寝なんてまるで詐欺です。しかも料金は一ヶ月$350 くらいしました。日本でこの値段出せば結構いい幼稚園に行けると思うのですが。。。。
やる内容は言葉の勉強や音楽などで日本の幼稚園とそんなに変わらないと思います。
http://www.tutortime.com/home.html
ハーリントン小学校
8月前半くらいでPre-Schoolは終わり後半からは義務教育の幼稚園が始まります。義務教育なだけあってやる内容は立派です。コンピュータを使った学習、図形、アルファベットの勉強などから 始まります。成績表の様な物もあり、それを基に先生との懇談会もあります。 面白いと思ったのは親がランチをいつでも子供と一緒に食べられる事です。カフェテリア形式になっていて 子供たちは ハンバーガー等を食べたりするのですが、親もマクドを持参したり、カフェテリアの物を 選んだりしてランチタイムを楽しむ事ができます。アイスなんかもデザートで買えたりします。
http://k-12.pisd.edu/Schools/Harrington/index.htm
ダラス日本人学校
ダラスには全日制ではありませんが、毎週土曜日に開校される日本人学校があります。 ここで子供がいる方は日本人同士の仲間を作る事ができるでしょう。 アメリカの学校にはない、運動会や日本語関連グッズ(本とか、ビデオとか)のバザーもあったりと 日本を忘れたくない人にとっては貴重な場所です。
ダラス日本語補習授業校
出産
なんと妻が、アメリカで次男を妊娠したため、1年ちょいという短い期間にも関わらず、出産までして来ました。 アメリカ人の息子のおまけつきとなりました。色々と語学の面等、大変でしたが、無事帝王切開で誕生。医療システムは 日米変わらないので、技術的には特に問題ありませんでした。病院は現地在住の人達の話を聞いて、プレスビテリアン病院 にオフィスのあるハーゾッグ先生(Dr. Briant Herzog)に決定。今までも何回か日本人の出産を手がけた事があるという事で、全く 問題ありません。病院のスタッフもキビキビとしていて信頼できる人達でした。
出産後の話なのですが、請求書がいろんな所から送られて来てさっぱり良く分かりませんでした。 どうも、病院に払うお金と、麻酔医に払うお金、検査機関に支払うお金、ハーゾッグ先生に払うお金等々、色々個別請求されてくるみたいです。 まぁこれもアメリカ独自のシステムなんでしょう。総費用は$10000くらいかかっていますが、会社の医療保険が使えたため 本人負担は2割程でした。
あと驚いたのは、出産して子供が病室にくるとすぐにカメラマンの女性がやってきました。なんかのサービスだろうかと思って 話を聞いていると、一枚はタダで写真を撮ってくれるといいます。まぁ記念だしいいかと思って撮ってもらうと、後で その女性が家にやって来た、写真を買えと言ってきます。確かに一枚はタダなのですが、色々と違うアングルで撮ってすでに 現像プリントまでして持ってくるので、なんか買わないといけないのかと思って、買ってしまいました。 ここでも商業主義のアメリカです。
出産した病院
プレスビテリアン病院(Presbyterian hospital of Plano)
バースデーパーティー
アメリカではどうも小さい子のバースデーパーティが盛んな様で、幼稚園や、小学校のクラスメイトから誕生日会のお誘いを良く 受けます。それも自宅ではなく、外のショッピングモールや、ピザ屋に併設されているパーティスペースで行うのです。 大体$10くらいのプレゼントを持ち寄り、誕生日の子に贈ります。誕生日を向かえる子は友達が多い程、超大量のおもちゃを 貰う事になります。さすがは消費大国アメリカです。トイザラスなんかに行くと丁度$10くらいのおもちゃが大量に売っています。 そして、赤、青、黄色等の原色の毒々しいケーキを食べて、騒いでおしまいみたいな感じです。 うちの長男も行ったり、スケート場で開いたりと満喫してました。
代表的なパーティープレイス
プラネットピザ(Planet Pizza)
チェッキーチーズ(Chuck E. Cheese's)
会社編
アメリカの会社で働くって???キューブ
自分のデスクのスペースはパーティション(壁)で区切られていてプライバシーが守られます。
会社に来ていなくても、来てフリーセルをやっていてもあんまりバレない訳です。キューブの
大きさは社員のランクによって変わり。ぺーぺーが一番狭いスペースで3人入るとちょっときつい
くらいで課長クラスでドアつきの個室型になります。部長クラスだと完全な部屋になり、プリンタも一人一台占有です。
まぁここらへんは当然会社の規模によっても変わってくるとは思いますが。。。また、アメリカでは他の人にかかってきた電話は他人がとらないため、”誰々さん電話でーす” という様な事を大声で言う必要もないため、パーティションが高くても問題ありません。
かーちゃんエンジニア
働き初めて、まずなにより驚いたのがかーちゃんエンジニアが多い事。日本では主婦のエンジニア なんてほとんどいなかったのに、こっちでは30代中盤くらいの人が結構プログラマ、ソフトウェアテスタ として活躍しています。さすが共稼ぎの国です。学校が終わった後の子供を自分のキューブに連れてきている 人もいました。子供は宿題、おかーちゃんは仕事です。でも、これはいいんですかね?企業秘密とか関係ないん でしょうか?アジア人、インド人
IT業界では中国、インド等へのアウトソージングが話題になってますが、私がいた会社でも中国人が
すごく多かったです。次にベトナム人、インド人でした。とあるグループなんて10数人のメンバーのうち、白人は一人
で、あとは全員インド人なんてのもありました。とにかく昼時は同じ言語を話す人が集まって
食べたりしますので、中国語、ベトナム語、ペルシャ語が飛び交う環境で、中でも多数派の中国語は
ほんとよく耳に入ってきます。やつらが何言ってるのか知りたいため中国語をまじめに勉強しようと思いました。アメリカの大学も同じ様なもので、コンピューターサイエンスだと、周りはほとんどが中国人の様です。 中国語できないと、まわりについて行けないから大変だと現地の大学を出た日本人の方が言っていました。
残業、フレックスタイム
残業はOverTimeといってちゃんと申請すれば残業手当も出る様でしたが、タイムカードなんて物が 無いですし基本的にみんな8時〜17時勤務で18時くらいにはオフィスには殆ど誰もいないという状況です。 残業なんかしていると奥さんに斧で殺されるという冗談を言っている中国人もいました。会社のポリシー にもよりますが、私のボスはグループミーティングの時以外は、仕事の期日さえ守れば会社にいても いなくてもいいという様な状態でしたので、完全フレックスでした。なので勤務中、子供を学校に迎えに いったり、病院に行ったり、そのまま午後はサボったりという感じで過ごせました。これはこれで非常に良いのですが、急遽ミーティングをやろうという事になっても、 全員が揃わないのが難点です。
レイオフ
外資系といえばレイオフです。レイオフとは正確には一時解雇ですので、会社が一時解雇した従業員 を呼び戻す事もできるのですが、実質クビでしょう。ITバブルがはじけ、私がいた会社でも数回 レイオフがありました。日本のマイクロソフトでも同様らしいのですが、レイオフを言い渡された従業員は 会社の機密などを持ち出さない様、マネージャーや警備員がそばにつきその場で荷物をまとめなければ なりません。昼ぐらいにレイオフを言い渡され夕方には会社を去らねばなりません。退職金等の手続きは、 後日改めてという事になります。私の友人は別の友人にランチのハンバーガーを買っておいて、と頼んでいました。 ランチタイムになってもその友人はランチルームに来ません。どうなってるんだろうとその友人のボスに聞くと ”彼はレイオフされた”です。それくらいあっけないものです。
アメリカでは退職金は401kなので、正確には退職金ではないのかもしれませんが、 退職パッケージとしていくらかのお金が貰える様です。月給の6ヶ月〜12ヶ月分くらい私の友人は貰っていたようです。 その後は再就職の斡旋やよいResumeの書き方講座などが会社の中であったりしました。ここら辺は日本も同じですかね。
つかえる?英語編
まぁ、幼児英語なんですが。。。学生時代習ったことなかったので。。おいしい(yummy)
おしっこ(pee-pee)
うんち(poo-poo)
トイレ(potty) おまるですね。partyと最初聞き間違えていて、 さすがアメリカ人の子供はよくパーティに行くんだと思ってました。
かわいい子!(sweetie)
旅行編
せっかくアメリカに住んでいるんだからという事で旅行も一杯行きました。お金使いすぎ。。。ダラスからは日帰りで行ける観光地はほとんどありません。一泊覚悟で行きましょう。
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日帰りコース
- フォートワース ダラスのお隣です。カウボーイの町。
- オースティン テキサス州の州都。日帰りはきついですが、州議事堂だけ観て帰ってきました。
- ターナーフォールズ お隣オクラホマ州にある滝で、夏は滝壷で泳ぐ事ができます。
- ヒューストン、ガルベストン
- アマリロ(Amarillo)〜パロデュロキャニオン(Palo Duro Canyon)
- サンアントニオ
- フロリダ オーランド〜キーウェスト
- ニューメキシコ エルパソ〜ホワイトサンズ〜カールスパッド〜グアダルーペ
- ニューオリンズ
- グランドサークル アリゾナ隕石孔〜グランドキャニオン〜ザイオン〜ブライスキャニオン〜キャピトルリーフ〜
アーチーズ〜キャニオンデシェイ〜VLA(Very Large Array)〜ロズウェル - カリフォルニア ラスベガス〜セコイア〜ヨセミテ〜サンフランシスコ
1泊コース
連泊コース
そして帰国
サンフランシスコからユナイテッドのビジネスで関空着でした。まぁ、帰ってきっちゃた訳なんですが、関空に着いた後電車内でなんだか自分が外国人の様な気になりました。 周りが全員日本人で、日本語が飛び交う世界。しばらくの間は、なんだかみょ〜な気分でしたね。 あとはコンビニのおにぎり一個からしてやっぱウマイのなんのって。幸せを感じました。やっぱり自分は日本人です。
期間が短かったので機会があればまた住んでみたいですね。もっと語学力を向上させて、もっともっと旅行をしたいです。。
後日談
2002年夏にNASAのスペースシャトルの爆発事故がありましたが、あれはテキサス州上空だったんですね。 現地の友人にメールで聞いたところやはり爆発音が聞こえた人もいたみたいです。宇宙飛行士の方のご冥福を お祈りいたします。