I. はじめに 去る7月22日、2510地区ローターアクト委員会においてROTEXへのRAC入会働きかけの件が了承されたが、それを踏まえて直近の交換学生会合である歓迎会にアクターと共に参加した。 以下に当日の報告と今後の課題を検証する。
II. 概要
日 時 :
2001年8月25日(土)16:00〜18:00 会 場 : 札幌サンプラザ 主 催 :
2510地区青少年交換委員会
【主な出席者】 ガバナー,地区幹事,来日交換学生,ホストファミリー,受入クラブ関係者,日本語教育の先生方,帰国派遣学生,ROTEX
【RAC関係出席者】 矢橋(地区ローターアクト委員) 及川(地区幹事),石田(副幹事),尾形(札幌北RAC会長),宮本(札幌北RAC副会長),渡辺(ROTEX/札幌北RAC国際奉仕委員長) 〔村野地区代表は当日欠席〕
今回参加した会合はアメリカ・カナダ・フィンランド・メキシコからの来日学生歓迎会(米国3名他1名ずつ)並びにそれらの国から帰国した派遣学生の報告会。ROTEXは、帰国直後の学生を含めて13名。懇親会中、アクターが地区パンフレットを使ってRACの説明をして回り、最後に及川地区幹事が壇上に立ち、RACについての宣伝をした。締めの挨拶では奥貫地区新世代委員長からもROTEXに対しRACへの参加を呼びかけていただいた。 出席ロータリアンには矢橋から逐次アクターを紹介し、特に岩城ガバナー・加藤地区幹事には及川地区幹事から挨拶させ、少なからずお話できる時間をいただいた。
III.
当日の様子と問題点
1. ROTEXの分布対応 参加アクターは札幌での活動紹介を取っ掛かりとして説明に回り、地方在住のROTEXにはその地域に近いRAC紹介という形をとった。しかし偶然にもRACが提唱されていない地域ばかりで、具体的な進展には至らなかった(表-1)。当初は地区役員を抱える札幌北RACからの参加者が偏ってしまったため札幌北優先の会員増強策に映ることが危惧されたが、結果としては動員したほどの成果は得られていないようである。交換学生の集まりは札幌での開催となるので、RACの宣伝を札幌で行い、地元に帰ったら地元のRACに入っていただく、またそのための情報を各地のRACに流す、という当初の構想は次の機会に検証したい。
進学・就職で札幌に出て来た際には在札2RACで引き受けられる。ただ、以前にもあったケースだが、札幌北・幌南共に同じ水曜例会のため、水曜は都合が悪いという会員候補を逃していることが多々ある。受け皿の基盤整備が必要であろう。
表-1 00-01年度派遣学生
| 派遣国 |
男女 |
スポンサーRC |
在籍高校 |
| Australia |
女 |
由仁 |
札幌日大 |
| 女 |
小樽 |
聖心女子 |
| 女 |
恵庭 |
恵庭北 |
| 女 |
札幌北 |
札幌北 |
| 女 |
札幌幌南 |
藤女子 |
| 女 |
長沼 |
北広島 |
| America |
男 |
札幌東 |
立命館慶祥 |
| 女 |
札幌はまなす |
北星女子 |
| Canada |
女 |
札幌モーニング |
札幌北 |
| Finland |
女 |
札幌西北 |
札幌山の手 |
| Mexico |
女 |
札幌手稲 |
札幌手稲 |
|
|
 写真-1 帰国報告をするROTEX
2.
未提唱RCへの拡大働きかけ 及川地区幹事を小樽南RCの直前会長に紹介する際、小樽にはRACが無いという点から拡大の話題になった。新世代に熱心な方であることは存じていたが、提唱の見込みとなると言葉を濁されてしまった。小樽近郊のRACとなると岩内RACが出てくる。実際に岩内RACは小樽商大の留学生との交流など小樽方面でも活躍している。大学生を中心とする会員候補、小樽市内の活動の場と小樽でのRAC提唱の余地は充分にある。在樽3RC(小樽・小樽南・小樽銭函)による共同提唱の可能性も含めて現実的な提案はできないものだろうか。
休会RACの提唱RCから来ている地区青少年交換委員からもRACの見直しに触れる言葉が漏れたが、小樽南同様結局は財政的な点で復活が難しいという結論に行き着く。また、人的な問題(面倒みるのが面倒臭いと信じる方が多いこと)も大きな要因のようである。複数提唱から一歩踏み込んで活動費ゼロのモデルRACの提案も必要かと思われる。 今回の参加者の大半はRACを知らない、または間近で見たことがないという方ばかりである。ROTEXへの働きかけの一方で、ロータリアンにも積極的に挨拶をして回るよう指示したが、この世代はRCの中ではせいぜい財団学友か米山の外国人奨学生しかいないため、新鮮さを感じている方も多いように見受けられた。RACを再認識または知ってもらうためには、ロータリアン側から話すよりも実物のアクターを見てもらうと効果がある。かといってRACの活動しているところにロータリアンを引っ張り出すのはなかなか難しい。今回のようにアクターからRCのいるところへ出張ることによって、強引にRACを認識させるということもひとつの方法である。但し、参加費用の面で予算化が必要であろう。
3.
未提唱RCの子弟 今回は帰国直後の学生に対し、組織化されるROTEXよりも先に唾をつけるという趣旨で参加したが、規模は歓迎会よりも送別会の方が大きく、またホストファミリーが総出となるためホストブラザー・シスターにあたる若い年代の参加者も多い。そこではROTEXのみならず未提唱RCのロータリアン子弟への宣伝も可能となる。また受入高校の先生方も出席されるので、IACだけで限定される高校生との交流にも幅を持たせることが期待できる。これらも今後の課題としたい。 IV.
おわりに RACのPR下手なのは不慣れなためであり、場数を踏めば良い誘い文句も口にできるであろう。RC地区大会以外ではこのような会合に出る機会がないことも緊張につながったかもしれない。また、ROTEX側も事前にRACという団体に関する知識がなかったため困惑した表情が目立ち、例会への誘いに対しても「強制参加か」という反応さえあった。帰国後間もない学生には、悪く言えば「海外かぶれ」が残っている場合が多く、日本人が集まっていることにさえ嫌悪感を抱く学生も稀にいる。そのような態度を誤解することなく粘り強く勧誘することで会員増強を図れるよう、今後の展開に期待したい。
参考文献
[ 2001.8.28 受稿
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