Narita〜Moscow
today's key word
囚人監視
today's photo
  なし
today's hotel
  NOVOTEL
Moscow airport
Shermetyevo 2

いざ行かん。
   本来なら、本来ならあと3日後、母と母の友人とエールフランスで南仏への旅路と洒落込んで居た筈だった。しかし手違いとタイミングの悪さで急遽其の話が流れた。正確には二名分でしか予約しておらず、しかも其のツアーは大人気で飛行機自体がオーバーブッキング、キャンセルが出たところで追加は不可能という事態だったのだ。 
 しかしここで療養計画が頓挫したら何の為確保した時間であろうか。その夜、pcの前でツアー旅行を検索。予算と日程が同程度であれば・・・と。翌朝旅行会社に申込む。
 申込んで6日目に旅立つ今回、普段は割合優柔不断で、ぼおっとしているが殊海の外となるとどうも別人になる(と言われている)らしい。今回逃すと遠出は暫し出来なくなる。今までもそれでずっと我慢してきた。
 特に惚れこんで憧憬募らせて行きたくて行きたくて、というほどの熱情は無い。しかし、「機会があったら一度は」と、恋愛感情で言えば淡々とした好意というレベル、そういう気持ちを抱いていたこの国へ向かう、機内の人となる。

機内の人。
   SU576便、アエロフロートは初搭乗。「キャビンアテンダントが髭の生えた男女」「軍人上がりのパイロットの強引な操縦」「機体は何処其処罅割れている」と噂は聞いていたがまさにその通りだった。見るからに骨太の強靭な体躯のキャビンアテンダントは、笑っては損だと認識しているらしい。今更なのだが日露戦争、負けなかったのは奇跡かもしれぬと思う。
 だが、ここでもエコノミーがオーバーブッキングだったらしく、我々のシートはどう見てもビジネスクラス。でも番号は間違えていないし、とシートベルトを締めた途端、睡魔に襲われる。前日は準備で一時間半しか睡眠していなかった。くうううううう。

 気が付いたら離陸していた。

NOVOTELにて。
   それから眠っては起き起きては食べ食べては眠りの9時間40分。video上映もなかった。
 モスクワにトランジット。トランジットで一泊は初めてだったので、わくわくしたが期待に違わぬ経験であった。開戦直後厳戒令下の敵対国在住一般市民は斯くの如しであったかと。トランジット客はホテルのワンフロアに軟禁、或いは護送途中の囚人だ。
 階下への移動も許されないモニター及び監視員付。部屋はだだっ広く殺風景。仕方なくtv付ければドラマ、ブルック・シールズがロシア語で話している。勿論吹替版、口の動きは全く合っていない。とりあえずシャワー浴びて眠る。


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