2 Troy〜Bergama〜Izmil
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うさぎ負いしかの屋は。
today's photo
 仔兎は客引き。おじさんの撫でている兎が御神籤を引いてくれました。 
today's hotel
  KAYA PRESTAGE
Sair Esref Blv 1371 No 7 Izmir 


ベルガモン遺跡 アクロポリスへ
 トロイから三時間。ベルガマはアレキサンダー大王の遺産ともいえる都市である。B.C.323大王の死により、家臣リシマコスがベルガマの地を治め、その部下のフィレタイロスがBC281年にベルガモン王国を築いた。その首都ベルガマは第2のアテネと称される程の繁栄であったが、8世紀にはアラブ人による侵略などから、衰退していく。アクロポリスはアテナの神殿、ゼウスの祭壇、大劇場、トラヤヌス神殿などであったが、アテナの神殿は回廊のみ残存、当時の面影はない。
 野外劇場の写真はピンぼけでお見せする事が出来ず残念。斜面が急で、高所恐怖症の方には堪えられない場所であると思う。
右はペルガモンのシンボルであるトラヤヌス神殿。2世紀半ばに感性。コリント式列柱とアーチ。背後はイオニア式の列柱。
角度を変えて。個人的に気に入ったので。
ゼウスの祭壇他、この遺跡のメインとなるものは発掘者のフーマンが自国に持ち帰ってしまった。
現在の展示場所は此処、ベルリンのペルガモン博物館。

ベルガモン遺跡 アスクレピオン

 アクロポリスの丘を降り、市街地から別の丘に登るとアスクレピオンがある。ギリシャ神話の医学の神であるアスクレピウスに捧げられたこの場所は、当時最先端の医学技術を集積した総合病院である。聖なる道(現存150m程度だが当時はおよそ850m)を歩行して辿り着けた者だけが、アスクレピオンでの治療を受けることが出来た。病院といっても、緊急を要する重病傷ははなから受け付けない、いわば高級サナトリウムとでも言おうか。聖なる泉はラジウムを含有しており、現在も湧き出ている。古代は入浴及び飲用して治療に当てたらしいが我々は手を清めるに留める。
 此処には劇場、図書館、散歩用の地下道、回廊などがあり、地下道は治療棟と泉を、つまり俗世と治癒の場を結んでいる。天上には小窓。そこから医師達が地下道を歩く患者に小声で「貴方の病気は良くなる 良くなっている・・・」と暗示をかけていたらしい。患者にはこれが「神のお告げ」だったとか。治療棟には病気回復の神テレスポロスを祭っていた。治療方法も、薬草やマッサージに拠り、うとうとしながら神のお告げを待つというもの。すなわちサイコテラピーである。確かに「病は気から」であるし、患者自身の治癒力を最大限に引き出すことも治療法として正論であろう。在る意味で医療の原点なのかもしれない。 

 近くにはトルコ陸軍の演習場があった。山肌にトルコ国旗の月と星。戦車もちらりと見えた。撮影はさすがに憚られたが、気になって気になって仕方なかった。遺跡の傍に演習場。違和感というより面白さが先立つ。(注、軍事マニアではありません。) 

前庭のあたり。左手の白い石柱に蛇とお皿が記されている。
回廊(コロネード)当時屋根があり、床は泥。治療の一環として患者を裸足で歩かせた。
地下棟から上を見上げる。天井の石、奇妙な趣がある。

イズミールの夜は兎占い

 イズミールのホテルは市街地中心部にあり、港沿いに山下公園のような、ベンチが適度に配置され芝を敷き詰めた、気持ちの良い広場がある。自転車の後部に緑色の箱を載せ、兎二匹を差し出す老人を尻目に、夕食前1時間散策する。夕食はホテルで。チキンのソテーとチーズパイ。夕食後又散策。マイアミビーチをもう少し欧州風にした感じ、らしいけれどマイアミに行ったことがないのでなんともいえない。(笑)地中海沿岸の小さな避暑地の街っぽい。opencafeが夜はbeerを出すところ、もう少し暑かったら気持ちよく酔えただろう。たまたま呑まないメンバーだったが。
 後、その兎は売り物ではないと判明した。草を黙々食べて居るウサギの顔前におじさんが箱を突き出す。箱は縦15cm横20cm強、白い紙切れが1cm平方のスペースに小さく畳んで入れられている。兎はそのうちの一つを口に咥える。つまり、兎が籤を引くのだ。選ぶ頭はなさそうなのに、籤箱を向けられると「ドレニシヨウカナ」とばかりに躊躇することもあった。私のときはあっさりと咥えていたけれど。占料は100万トルコリラ、日本円にして130円程度。
 当然ながらトルコ語、全く判らない。居合わせたトルコ人夫婦の(写真中央)が英語を話せたので、英訳して貰うが彼の意訳も入っているので、後にガイドさんにもう一度訳して貰う。すると・・・とても意外な内容でありました。帰国後宝くじを買おうと思っていたのに忘れてしまったから、あれですけど。あの、どなたか、トルコ語判る方訳して頂けませんでしょうか?

このホテルのアメニティーグッズはよかった。シャンプーはオリーブオイルが配合だったのか、髪がきしまず艶やかになったし、石鹸もこの手のホテルのものは洗浄力だけ異様にあるものであるが、肌も荒れず程良かった。超高級ホテルではないが、この点、お気に入りである。 



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