広島湾で一番綺麗な横島の磯

2005,6,5


島に着くと海岸植物が…


ツルナ↑


クサスギカズラ↑


スイカズラ↑


ハマボッス↑


 オカヒジキ↑

   快晴の6月5日(日)広島で一番綺麗な海であり、広島県が発行す
 る磯の生物調査マニュアルの中で公開されている横島に出かけま
 した。
 指標生物による水質判定100点の基準点になった場所が、本日訪れ
  た、この無人島『横島』なのです。
 この水質による判定法は綺麗な海の生物をケガキから汚れた海に
  棲むタテジマフジツボまでの20種の生物を綺麗な海に棲む生物か
  ら順に並べ、確認できた生物をカウントすると言う簡単な方法なの
  で三年前から、広く広島県下で生物調査に活用されています。

  本日はその考案者であり、海岸生物の大先生の今村さん、色々の
 会で付き合いのある写真家の脇山さん、海洋調査会社M社に勤務す
 る若い社員の方も二人加わり総勢五人で出かけました。
 広島市内からクルーザーが置いてある倉橋島までは高速道路を走
 り、一時間かけて到着。早速、船に乗り込み、目指す横島に向かった。
 今日のように穏やかな日に瀬戸内海の島々を眺めながらのグルー
 ジングは最高である。15分くらい島々の風景を眺めていると早くも
 目指す横島に到着した。この島は周囲4kmくらいの無人島で接岸の
 為の桟橋はない。磯からは手漕ぎボートで島に渡る。
 島に着くと写真家の脇山さんが見事に白い花を咲かせているハマ
 ボッスを撮り始めた。それでは、植物観察から…と、全員が植物を見
 つけてはカメラに収める。ツルナ、ホソバノハマアカザ、オカヒジキ、
 ハマエンドウ、ツワブキ、キケマンに続いてクサスギカズラまで生え
 ている。
 少し離れた崖にはボタンボウフウの茂みが見える。ヒョットしたら
 ツメレンゲがあるのでは…と探すが残念ながら見つからなかった。
 樹木では海岸独特のトベラ、ウバメガシ、マサキ、ツルグミ、ヤマモモ
 スイカズラなどが沢山見られた。
 磯の高い位置にはスナガニの穴も見られ、ここでも棲息しているら
 しい。兎に角100点満点の海は素晴らしい。海の綺麗さ、生物の豊かさ
 そして、山口県から四国まで瀬戸の島々が一望できる場所はここを
 除いては他には見つからないと思う。

  この時期、海藻類は特に豊富でイロロ、イシゲ、ミツデソゾ、ヒジキ、
 ワカメ(芽カブのみ)、マクサと、きりがないほど生い茂り、ケガキ、
 カメノテ、イワガキなども多い。ムラサキインコガイ、アオガイは思っ
 た程は見つからなかった。いずれにしても、この近くの海には再度
 訪れてみたくなり、また、この島に住んでみたくもなりました。

    横島とその周辺の島々             


コデマリウニ↑


カメノテ↑


クロフジツボ(大きい方)と
ミナミクロフジツボ(小さい方)


一望できる瀬戸の島々↑


マクサ(テングサ)↑


ユカリ↑