■トリガーガードの製作■



■トリガーガードの取り付け

サクラ式拳銃

銃にトリガーガードがないと、何となく間の抜けた物に見えます。
簡単に製作する方法として、3mmのプラ板で製作しました。
実銃にも多用されていますが、片方はヒンジ方式にします。
PPK等では、銃把側にヒンジが使われています。

プラ板を適当に熱して、軸になる丸棒を芯にして包みします。
(左赤矢印)
実寸図などに重ねてカーブを成型すれば完成です。
ヒンジの反対側(右赤矢印)は、銃把に10mm程度の溝を彫って
差し込むだけです。

トリガーガードは、トリガースプリングゴムやトリガーの調整には
邪魔になりますが、プラ板は弾性が有りますから、必要なときには
銃把の溝から引き抜けるように調整します。
従って、銃把側のトリガーガードの溝に差し込む長さは、プラ板の
柔軟度によって、抜き出せる長さで抜けにくい適当な深さを検討して下さい

トリガーガードを取り付ける場合には、トリガーと銃把の間隔が
出来るだけ狭くなるようにデザインすべきだと思います。
トリガーガードは、出来るだけ小さい方が格好が良いと思うのは
制作者だけでしょうか?

トリガーガードは、出来れば茶色のプラ板で作りたいのですが、
適当なものが見つからないので、現在は我慢して透明プラ板を使って
います。

プラ板の折り曲げには、ライターやろうそくを使った方法しか
おこなっておりません。余り熱するとプラ板が溶けてしまいますので
やや固い状態で折り曲げる方が良いと思います。
プラ板を加熱する時、柔らかくなってからは、一瞬で溶けてしまいます。
(柔らかくなる温度と、溶ける温度がほとんど同じ?)
炎にプラ板を近づけすぎない様に、遠火の強火を使って気を許さずに
加熱して下さい。
曲線は、予め同じ厚さの板で型板を作っておくと、きれいに作れます。
修正は失敗のもとです。一度でキメましょう。

※  直火を扱う際には、火災や火傷にご注意して下さい。




■竹を使った積層成型トリガーガードの製作

木材や竹材の積層成型は、家具やヨットの製作で良く使われる工法です。
大型クルーザーの自作建造を紹介したサイトには、もっと大がかりな 曲げ材加工の手順が紹介されていました。

1)竹板を曲げる
サクラ式拳銃
・孟宗竹から、厚さ1-1.5mm、巾10mm、長さ100-150mm程度の竹板を作ります。

・竹材は、予め2−3時間水に浸しておくと曲げ易くなります。
(水よりも熱湯やお風呂の浴槽の中につけると更に早く曲げ易くなります。)

竹材が充分に水分を吸ったら、ロウソクやライターで焙って、曲げ癖を 付けます。
(この時に、竹板の周囲にアルミホイルを巻いておくと効果的です。これは、 TVで放映された竹とんぼのサークルが使っていたテクニックです)

竹材の厚さや材質によっては、充分に湿らせるだけで、 曲がりやすくなりますので、そのまま治具を使って乾燥させるだけで済む場合も あります。

※  直火を扱う際には、火災や火傷にご注意して下さい。


2)湿らせた竹板を乾燥させる
サクラ式拳銃
・薄い竹板の場合は、加熱しなくても丸棒(金槌の柄)などに巻き付けて 乾燥させれば、そのまま使える場合もあります。
(この他に、重い工具などで挟んでも曲げ癖が付けられますが、正確な形状に 曲げるには、下記の治具を使うと便利です)

3)乾燥・積層に使う治具
サクラ式拳銃
サクラ式拳銃
・トリガーガードの形状(内縁)に合わせて治具を作ります。

・10mm程度の木板を整形して、竹棒を通します。
(竹棒を通す穴は、木目が重ならない様にしましょう。竹棒にはかなり 力を加えますので、なるべく太いものをつかいましょう。=太さ3-4mm、 長さ25mm程度で充分です。)

・この治具に、輪ゴムや強い綿糸などで竹板を密着させて乾燥させます。


・トリガーガードの製作は、他の製作工程とは異なる作業になるので 治具を2ー3個用意しておくと、効率のよい作業が出来ます。
(巾10cmの孟宗だけから、4−5個のトリガーガードが作れます。)


3)加工に失敗した竹板も利用します。
サクラ式拳銃
・竹板を作る際に、短く切って(割って)しまった竹板もトリガーガードの 末端を厚くする時に使えますので捨てないで下さい。
4)乾燥−積層加工 サクラ式拳銃
・竹板が充分に乾燥したら、接着剤を塗って竹板を重ね合わせてから、 もう一度、治具に固定します。
(接着剤は、合成ゴム系でも充分ですが、エポキシ系の接着剤などの 強力なものを使いましょう。)

※ 乾燥が不十分だと、接着剤が効きませんので 充分に時間をかけて乾燥させましょう!

・重ねた竹板は、ハンマーで叩いたり、ペンチで圧着して隙間の 出来ないように密着させて下さい。

・もし隙間が出来てしまった場合には、最後の整形時にパテを詰めて 補修します。
(パテは、木工ボンドに、細かいノコギリ屑の粉を練り混ぜたもので 充分です。爪楊枝の先などで隙間に詰め込んで下さい。)


・銃への取付は、プラ板製トリガーガードの様に弾力性が無いので 側板を外して取付・取り外しを行います。 ・銃身側は、銃身に溝を切って鋏むか、取付部品を使って取り付けます。 ・グリップ側は、グリップ芯材に溝を切って差し込むだけで 充分だと思います。

※ トリガースプリングに輪ゴムを使っている場合は、 トリガーガードの取付が制限されますので、作業前に取付方法を十分検討して 下さい。
5)銃への取付
サクラ式拳銃

サクラ式拳銃
・銃身側の取付部品にトリガーガードを接着する場合には、 トリガーガードにノコギリなどに溝をつけてから、楊枝などの クサビを挟むと確実に固定できます。

・グリップ側は、グリップ芯材に溝を切って差し込むだけでも 充分だと思います。
(取付部分がガタつく場合は、接着剤をつけないクサビを挟んで 固定しても、銃把(グリップ)測板に隠れるので目立ちません。)

サクラ式拳銃
竹材の末端を、逆クサビ型にすると、外れにくくなります。






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