| バイアスロン バイク購入から3週間が過ぎた頃、自転車屋のおやじから、「チーム姫路しらさぎ」の練習会に誘われた。
バイクを連ねてのツーリングを想像していたら、バイアスロンタイムトライアルだった。
要するにレースだ。せっかくだし、面白そうなので、参加することにした。
1991年5月26日のこと。バイアスロンの中身はこうだ。第1ラン…5キロ、バイク…40キロ、第2ラン…10キロ。
「チーム姫路しらさぎ」というのは、姫路を拠点にする本格トライアスロンチームのことだ。
全くの手作りの大会だが、ボランティアの方が数人いて、サポートしてくれている。
場所は、姫路の白浜あたりだったと記憶している。バイクコース(8k×5)を、経験者(チーム部員)に、
教えてもらったが、折り返しが多くて、いまいちコースを把握できなかった。
そうしているうちに、ちょっと早いけど、ぼちぼちスタートしよか…の声。手作り大会の良いところだ。
第1ラン5キロ、何にせよ初めての体験なので慎重に、おさえ気味にスタートする。
皆、ワイワイ言いながら走って行く。ほぼ中位あたりで第1ランを終了し、いよいよバイクだ。
ヘルメット(ペダルの構造によってはバイクシューズに履き替える)をかぶって、バイクにまたがる。
このつなぎ時間をトランジッションタイムと言うらしいのだが、慣れていないと、結構もたつくものだ。
あれよあれよと言う間に、追い抜かれる。ギアの選び方さえ知らないので、適当に変速して、ただひたすら、
ペダルを回すのみだ。一人で、気ままに転がしているのとは違って、3周目くらいから、かなりバテバテになる。
途中、唯一マウンテンバイクで参加のランナーを抜いた。しばらくすると、自転車屋のおやじを発見。
バイクがパンクしたらしく、タイヤの交換をやっているようだ。さすがプロだ。手際よく処理している。
5週目になると、尻は痛いし、脚は痛いし、腰は痛いし、もうバテバテで、危うく、サポートの人に、よろけて、
ぶつかりそうになったり、給水を落としそうになったり、やっとのことでバイクの終了だ。
第2ラン10キロ、尻にサドルが挟まっているみたいだ。なんとも情けない感覚だ。それを我慢しながら、
徐々に上げていく。一人、ひとりと、ランナーをかわして行く。皆、かなり参っているようだ。
抜かれることはなく、抜くばかりなので、気分がいい。海岸沿いの岸壁(だったと思うが…)を走るので、
潮のにおいが心地よい。いっぱしのアスリート気分で快走だ!!程なく、ゴールテープが見えてきた。
ボランティアの人が、テープを切らしてくれて、写真まで撮ってくれる。
その日知り合った人達と、参加賞のビールと弁当を食べながら、マラソン談義、バイク談義に花が咲いた。
この練習会、毎月やっているとのことなので、これからも参加しようと思いきや、次回からはトライアスロンに、
なるそうだ。第1ランが1.5キロスイムになるらしい。
結局、最初で最後の体験となったが、今では楽しい思いでのひとつだ。
2000年7月1日記
参 考
1991年白浜バイアスロン・トライアスロン第2回大会 参加48名中33位
第1ラン5キロ 20’36
バイク40キロ(8k×5) 1=15’57 2=15’49 3=16’27 4=16’36 5=16’44 平均29.43km/h
第2ラン10キロ 44’02
優勝者のタイム
第1ラン 16’19
バイク 1=12’32 2=12’26 3=12’17 4=12’16 5=12’26 平均38.74km/h
第2ラン 37’31
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