目指せ!山菜100品種
    現在のトライ数 57/100品種
渓流の山菜図鑑


渓流釣りを始めた頃は、単純に釣りをする事自体が楽しくて、それだけで満足していました。しかし、回数を重ねていくと、釣り場に付いたら大増水で釣りにならなかったり、先行者に先を越されて行き場がなくなったりと、何もせずにただのとんぼ帰りした事って皆さんも経験ありますよね?でも、釣り以外にも目を向ければ、色んな楽しみを見つける事ができます。鹿角や鉱石探し等‥その中の一つが山菜採りです。毎年、5月の中頃になると、釣りをしているより山菜採りの方に夢中になる事もしばしばです。そこで、これまでに採った山菜の知識や感想等を織り交ぜながら、紹介していこうと思います。
            
雑キノコ狩りのレポートはこちら  @初の雑キノコ狩りに挑戦   A晩秋の雑キノコ狩り
根こそぎ採ることはやめましょう

写真 説明
名前 ヤマブシタケ(山伏茸)サンゴハリタケ科サンゴハリタケ属のキノコ
評価   ★★ 収穫期 9月〜11月
おすすめ料理

@キノコ汁

   
地方名で「ハリセンボン」と呼ばれているように、白いボールの周りにいっぱい糸が生えているような構造なので、誰でも簡単に見分ける事ができます。
中国ではこのキノコを四大山海の一つとして宮廷料理で珍重したようですが、このキノコ自体に全く味はないので、また食べたいとは全く思えませんでした。
個人的に、
見て楽しむキノコとして位置付けています。
名前 ヒラタケ(平茸)ヒラタケ科ヒラタケ属のキノコ
評価   ★★★★ 収穫期 晩秋〜春
おすすめ料理

@ホイル焼き
A炊き込みご飯
   
普通にスーパーにも流通しているメジャーなキノコです。肉質はしっかりしていて弾力があるので、どんな料理にも合う万能キノコです。このキノコもツキヨタケと間違える可能性があるので、そんな時は石突きを割って黒いシミがないか確認しましょう。
名前 ムキタケ(剥茸) ガマノホタケ科ムキタケ属に属するキノコの一種
評価   ★★★ 収穫期 10月〜11月
おすすめ料理

@すき焼きの具
Aキノコ汁
   
呼んで字の如くキノコ表面の皮を剥いて食べた事から、この名前が付けられました。
肉質は水分が多くツルンとした喉ごしなので、汁を良く吸う料理に合います。
場合によってはツキヨタケと見た目が似ている事があるので、そんな時は表皮が簡単に剥けるか・石突きを割って根元に黒いシミがないか確認すれば間違いないでしょう!
名前 ナラタケ(楢茸) ハラタケ目キシメジ科ナラタケ属のキノコ
評価   ★★★★★ 収穫期 9月〜10月
おすすめ料理

@キノコそば
Aキノコ汁
   
キノコ狩りの中でもかなり人気のあるキノコの一つで、「ボリボリ」とか「サワモダシ」などと呼ぶ地域もあります。但し、人間には人気でも樹木にとってはナラタケ病を引き起こす寄生菌として知られています。
見つけると大量に収穫できますが、食べ過ぎると消化不良を起こすので、一度に食べるのは程々にしておきしょう。
名前 ミョウガ(茗荷) ショウガ科ショウガ属の多年草
評価   ★★★★★ 収穫期 5月〜6月
おすすめ料理

@ミョウガのゴマ油和え
A赤だしの具
   
完全な野生種はなく、かつて民家があった跡地なんかに自生している事が多いようです。個人的に大好物なので、見つけた時は大量に持ち帰りますが、ミョウガには稀に肝蛭という寄生虫が寄生しており、肝蛭症を発症する場合があるそうです。
そうは言っても、そんな事お構いなしに採ってしまうんですが、くれぐれも自己責任でお願いします。
名前 ギョウジャニンニク(行者葫) ネギ属の多年草
評価   ★★★★ 収穫期 5月〜6月
おすすめ料理

@醤油漬け
A炒め物
   
名前の通り、修行僧がこれを食べると、滋養がつき過ぎて修業にならないため、食べることを禁じられていたとも言われています。別名「アイヌネギ」とも呼ばれ、北海道ではポピュラーな山菜ですが、本州では中々見つける事のできない山菜の王様です。ちなみに、自分はこれを見つけるのに10年以上掛かりました。
また、毒草のスズランと非常に良く似ていますが、ニンニク臭の有無で簡単に見分ける事ができます。但し、実際のニンニク以上にアリシンを大量に含んでいるので、食べ過ぎると腹をこわすので注意が必要です。
名前 サンカヨウ(山荷葉) メギ科サンカヨウ属の多年草
評価   ★★★ 収穫期 初夏
おすすめ料理

@生食
A果実酒(現在作成中!)
    果実酒漬け初めの写真
    漬けてから3日後の写真
花が咲く時期に見掛ける事が多かったのですが、今回はフルーツ畑を彷彿とさせる大群落を見掛けたので、あっと言う間に大収穫する事ができました。一見すると、ブルーベリーにとても良く似た実を付け、ヤマブドウと同様に白い粉が吹いています。肝心の味もヤマブドウと同様にほのかな甘みと酸味がします。
名前 グミ(茱萸) グミ科グミ属の落葉低木
評価   ★★★ 収穫期 初夏
おすすめ料理

@生食
A果実酒

一般的に日本のグミは十数種類あると言われ、そのどれもが食べる事ができます。この写真は恐らく夏グミと呼ばれる品種で、完熟すると爽やかな甘酸っぱい味が口の中いっぱいに広がります。早熟だと渋みが強いので、食べれるか食べれないかは見つけた時のタイミング次第でしょう。
名前 ミツバ(三つ葉) セリ科多年草
評価   ★★★ 収穫期 4〜7月
おすすめ料理

@お吸い物
A茶わん蒸し

江戸時代から栽培されているメジャーな薬味です。野生のものは栽培ものに比べて、香りや歯触りなど全く違います。但し、あくまでも薬味なので、好んで採る事はありません。見つけたら、茎をかじって春の香りを楽しむ程度です。
名前 イワガラミ(岩絡み) アジサイ科イワガラミ属の落葉つる性木本
評価   ★ 収穫期 4月〜5月
おすすめ料理

@お浸し
春先になると、渓流沿いの木に絡み付いているので、簡単に見つける事ができます。少し、きゅうりに似た香りがして、お浸しにすると結構いけました。但し、若芽を1枚1枚摘むのがとても面倒なので、好んで採る事はありません。
名前 ヤマボウシ (山法師) ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木
評価   ★ 収穫期 9月〜10月
おすすめ料理

@果実酒


秋になると渓流沿いでは赤い実が一際目立ち、比較的どこでも見る事ができます。最近になって食べられる事を知ったので少し調べてみると、熟した実はほのかに甘いと書かれていたので、一度生食してみましたが、ハズレだったのか決しておいしいとは感じませんでした。
名前 サルナシ (猿梨) マタタビ科マタタビ属のつる性植物
評価   ★★★★ 収穫期 9月〜10月
おすすめ料理

@生食
Aジャム
B果実酒
あのキウイフルーツの原種と近縁種なので、熟した実はまさにキウイそのものの味がします。秋口になると渓流沿いで良く見掛けるので、見つけると大抵つまみ喰いします。また、一度にたくさんの実を付けるので、見つけると大量に収穫する事ができます。
ちなみに、このツルは非常に丈夫で腐りにくい事から、祖谷のかずら橋にも使われているようです。
名前 マタタビ (木天蓼) マタタビ科マタタビ属の落葉つる性植物
評価   ★ 収穫期 9月〜10月
おすすめ料理

@果実酒
昔から疲労回復や滋養強壮に利くという事で人気があり、漢方薬として利用されています。山菜というより、生薬といった感じでしょうか?正常な実はドングリ型をしていますが、かぼちゃ型に変形した実も良く見掛けます。これは、虫が寄生して虫こぶ状になったものであり、「虫えい」と呼ばれ効能もより高いとされています。
なお、「猫にマタタビ」という言葉がありますが、これは猫はマタタビが大好きで、マタタビに含まれるマタタビラクトンとアクチニジンという成分がネコ科の動物に作用して、恍惚状態にさせる為です。
名前 ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
評価   ★ 収穫期 4月〜6月
おすすめ料理

@天ぷら
時に大群落を形成し、源流域では比較的なじみの深い野草です。但し、猛毒のトリカブトと非常に似ている為、好んで採る事はまずありません。特に初心者が手出しをするのは控えた方が良さそうです。名前の由来は、葉の中心から二輪の花が対で咲く事から付けられたようですが、実際は一輪の花や三輪の花があったりします。味の方は食べられる野草という程度で大した事はありません。

名前 ノビル   ユリ科ネギ属の多年草
評価 ★★★★   収穫期 春
おすすめ料理

@軽く湯がいてマヨネーズ
A生味噌を付けて生食

人里付近の畦道などで見かけることが多く、源流域では見た事がありません。見た目は細いネギみたいなもので、玉ねぎみたいな小さな球根ができます。食べ方はエシャロットやアサツキと同じ扱いで良いと思います。手間要らずでかなり好きな部類です。
名前 アケビ(木通、通草)アケビ科の蔓性落葉低木の一種
評価   ★★ 収穫期 9月〜10月
おすすめ料理

@生食
A挽肉を詰めて、油で揚げる
渓流沿いの林道脇等で見る事ができます。成熟してくると、外皮が割れて中の果肉がむき出しになるので、その頃が食べ頃です。種には強い苦味があるので、白い果肉部分だけを食べると、素朴な甘みがあります。外皮の方は未経験ですが、果肉の部分に挽肉を詰めて油で揚げると結構いけるらしいです。また、新芽も山菜として扱われているようなので、春に見つけたら挑戦しようと思っています。なお、晩秋に茎を採取し乾燥させた物を生薬で木通(もくつう)、実を乾燥したものを木通子(もくつうし)と呼び、薬効があるとされています。
名前 カヤ(榧)    イチイ科カヤ属の常緑針葉樹
評価   ★ 収穫期 9月〜10月
おすすめ料理

@アク抜き後、煎って食べる
野山で結構普通に見る事ができます。ちょうどアーモンドと同じ位の種の部分を食べます。1週間ほどアク抜き、天日干しが必要で、その後ピスタチオに似た殻を割り、渋皮を剥くと、やっと食べる事ができます。実を剥く時はヤニ臭くて、手がベトベトになってしまいます。味は結構いけますが、結構手間暇が掛かるので、好んで採る事はまずありません。また、この材は美しさ、水や湿気に強い事から色んな用途に利用されていますが、碁盤や将棋盤等は特に有名です。なお、近似種のイヌガヤ(食用不可)は葉を触っても痛くないので、容易に区別する事ができます。(殻を割った写真
名前 ムカゴ(自然薯)   ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草
評価   ★★★ 収穫期 9月〜11月
おすすめ料理

@塩を振ってフライパンで炒める
Aムカゴご飯
皆さんご存知の自然薯(ジネンジョ)に成るムカゴです。至る所に自生していて、秋が深まってくると、独特なハート型の葉は黄葉するので、簡単に見つける事ができます。但し、注意しておきたいのは、近似種のオニドコロと間違えやすい事です。オニドコロにはムカゴはできませんし、もちろん根っこも食べられません。違いを見分ける方法は色々ありますが、最も簡単な見分け方は、自然薯は葉が対で出ているのに対して、オニドコロは葉が対では出ない事です。(自然薯の葉オニドコロの葉)間違っても、オニドコロの根っこを掘って喜んだりしない様に。
名前 ヤマノイモ(自然薯)  ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草
評価   ★★★★★ 収穫期 11月〜12月
おすすめ料理

@トロロご飯
Aヤマイモの短冊
名前の通り、自然に生える薯です。スーパーで売っているナガイモと違い、粘りが強いのが特徴です。ナガイモは皮を剥いて摺り下ろしますが、自然薯は皮ごと摺り下ろす事ができます。また、この方が風味を強く感じる事ができます。取れる場所によってはアクの強い物もあり、そんな自然薯は摺るとすぐにドス黒く変色します。全体的にアクの強い割合が多くなると、おいしくなくなるので注意が必要です。ちなみに、手に触れると痒くなるのは、自然薯に含まれるシュウ酸カルシウムの針状結晶がいっぱい手に刺さるからだそうです。
名前 ワサビ(山葵) アブラナ科ワサビ属
評価   ★★★★ 収穫期 ほぼ1年中
おすすめ料理

@根ワサビをすりおろして薬味に
A葉ワサビをお浸し
種類は赤茎種と緑茎種の二種類があり、沢伝いによく群生しています。ワサビの辛味成分であるアリルイソチオシアネートは殺菌作用があり、酸素に触れる事によって、辛みが出てきます。
また、冷蔵庫に入れておくと、アリルイソチオシアネートの殺菌作用及び植物の老化を早めるエチレンガスの発生を抑制する作用がある為、食品・野菜用の抗菌・消臭・鮮度保持の効果があるようです。年中利用していますが、辛み成分は揮発性が高いので、お浸しにした時は密閉容器に保管しています。
名前 コゴミ(クサソテツ) イワデンダ科の多年生シダの一種
評価   ★★★★★ 収穫期 4月〜5月
おすすめ料理

@天ぷら
A湯がきたてにマヨネーズ
Bお浸し
源流域でもよく見かけます。アクがなく調理に手間が掛からないので重宝します。群生しているので大量に採取できますが、採取する時期は比較的短いほうです。1週間過ぎると、ぼうぼうになっている事もあります。くせがないので何にでも合います。ちょっとした粘りがあるので、コゴミをベースにしたかきあげなんかいけます。
名前   ウド(独活) ウコギ科タラノキ属の多年草
評価   ★★★★★ 収穫期 4月〜6月
おすすめ料理

@若芽を天ぷら
A皮をむいて生食(酢味噌)
B油炒めやキンピラ等
C味噌汁の具
源流域の沢沿いの斜面でよく見掛けます。雪渓跡の腐葉土に生えるウドは、極太のものが多いです。採りたてのウドを皮を剥いて、何も付けずにかじると1番風味が味わえます。市販のウドよりややアクが強いですが、捨てる所がなく調理に手間が掛からないので、最高ランクです。個人的に全ての山菜料理の中で、若芽を天ぷらにしたものが最高に好きです。タラの芽なんかよりはるかに上を行きます。最初はずっとシシウドをウドと勘違いしてて、一度間違って家族全員で食べました(笑)
名前 ワラビ(蕨) コバノイシカグマ科 シダ植物の一種
評価   ★★★★ 収穫期 4月〜6月
おすすめ料理

@お浸し
源流域では見かける事はあまりありません。日陰で育つ太くてやわらかい黒ワラビが極上品です。食べる為には灰汁抜きが必要ですが、重曹を入れすぎるとくたくたになってしまうので、注意が必要です。アク抜きせずに食べるとワラビ中毒を起こします。また、ワラビには発癌性物質プタキロサイドが約0.05〜0.06%含まれており、調理済みでも大量摂取は控えた方が良さそうです。ちなみに、ワラビでがんを発病するためには、1度にトラック1杯分のワラビを摂取しなければならないと言われています。
名前 フキノトウ(フキ) キク科フキ属の多年草
評価   ★★★★ 収穫期 3月〜6月
おすすめ料理

@ふき味噌
A刻んでから味噌汁の上に散らす
山菜のなかでは1番早く顔を出し、どこにでも生えていますが、標高が高くなるほど、芽吹きは遅くなります。6、7月くらいに雪渓跡から出てきたフキノトウを見つけると、すごくうれしくなります。味付け次第ですが、ふき味噌があればご飯が何杯でもいけます。焼きおにぎりなんかにすると最高です。ちなみに、昔から苦味健胃薬(くみけんいやく)として胃のもたれ、胃痛にもちいられてきました。 また、咳を止めて痰(たん)をとることにも効き目があるとされます。
名前 ミズ(ウワバミソウ) イワデンダ科の多年生シダの一種
評価   ★★★ 収穫期 4月〜9月
おすすめ料理

@根元を摩り下ろしてミズトロロに
Aお浸し
沢伝いでよく見掛けます。アカミズとアオミズがありますが、一般的にアカミズの方が美味しいと言われています。くせがなく山菜シーズンが過ぎても労せず入手できるので、ありがたい存在です。また、秋にできるミズコブは食感が最高です。
名前 フキ       キク科フキ属の多年草
評価  ★★ 収穫期 4月〜9月
おすすめ料理

@キャラブキ
アクが強く、茎の皮を剥くのも面倒臭いので、ほとんど持ち帰ることはありません。でも、味は結構好きです。
名前 シドケ(モミジガサ) キク科コウモリソウ属
評価   ★★★ 収穫期 4月〜6月
おすすめ料理

@お浸し
A天ぷら
釣行先が北陸より西が多い為か、源流域で見かける確率はウドより少ないように感じます。東北地方では大変人気があるそうですが、強い香りにキド味が強く(渋みと苦味)好みがはっきり分かれるところです。見つけてしまうとつい採ってしまいますが、独特のくせのある味はあまり好きではありません。いつも、少し採っては旬を味わう程度です。
名前 ネマガリダケ    イネ科ササ属のタケノコの総称
評価 ★★★   収穫期 5月〜6月
おすすめ料理

@採りたてをたき火で素焼き
A味噌汁の具
主にチシマザサを指しますが、豪雪地帯ほど太く上物が収穫できる雪国の代表的な山菜です。見かけると、つい採ってしまいますが、嵩張る割に皮を剥くと半分位になってしまうので、評価3です。採りたてをたき火で焼くとトウモロコシのような味になります。但し、家に持ち帰って普通に食べると、タケノコの小型版と言ったところです。
名前 ヤブレガサ     キク科ヤブサガサ属
評価   ★ 収穫期 4月〜6月
おすすめ料理

@お浸し
食べれる山菜と言う事で、一度見かけた時に持ち帰り、お浸しで食べてみたのですが、「ふ〜ん」と言う感じで、あまり記憶に残っていません。味は大した事はなかったのでしょう。個人的に好んで採ることは、まずありません。シドケよりランクは下です。
名前 トリアシショウマ   ユキノシタ科 チダケサシ属 
評価   ★★ 収穫期 4月〜6月
おすすめ料理

@味噌汁の具
山菜の紹介本でもあまり評価が高くない山菜ですが、群生しているのを見つけると、つい採ってしまうのは、かさばらないのが1番の理由かもしれません。日陰で育つ、茎が太くて柔らかいのが美味しいと思いますが、基本的に味は大したことありません。
名前 ツクシ(土筆)   トクサ科トクサ属のシダ植物
評価   ★ 収穫期 3月〜5月
おすすめ料理

@卵とじ
どこにでも見かけます。はかまを取るのが面倒なので、釣りの最中に採ることは滅多にありません。里山にバーベキューに行った折に持ち帰る程度です。少なくとも、犬の散歩をしているような場所で採る事は控えましょう。
名前 ゼンマイ     ゼンマイ科ゼンマイ属のシダ植物
評価   収穫期 4月〜6月
おすすめ料理

・・・
源流では近似種のオニゼンマイ(ロールオーバーで見れます)と共によく見掛けます。しかし、食べるまでの処理が大変だし、1度もうまく処理できた試しがありません。うまく処理すればおいしいのは分かっていても、手間ひま掛ける価値があるか?といえば、ありません。
注)2009年までは、「オニゼンマイ」の事をヤマドリゼンマイと呼び、区別していましたが、どうも普通のゼンマイの事を「ヤマドリゼンマイ」と呼ぶのが一般的らしい事が最近になってわかりました。ちなみにオニゼンマイは食用不可だそうです。
名前 ウルイ(オオバギボウシ) ユリ科ギボウシ属の多年草
評価  ★★★ 収穫期 4月〜6月
おすすめ料理

@お浸し
A味噌汁の具
沢沿いのどこにでも見られます。若芽は猛毒のバイケイソウと似ているので、注意が必要です。以前、間違ってほんの少しだけバイケイソウのお浸しを食べて、自分は夜中に気分が悪くなり、娘は吐いていました。全ては後で分かった事ですが・・・
くせがなく独特のぬめりもあって、かなり好きな部類ですが、過去のトラウマが邪魔をして・・・初めての方は単独の採取は控えましょう。
名前 アイコ(ミヤマイラクサ) イラクサ科イラクサ属の多年草
評価  ★★ 収穫期 4月〜9月
おすすめ料理

@お浸し
沢沿いのどこにでも見られます。茎にトゲがあるので、軍手が必要です。このトゲには有機酸最強の蟻酸が含まれているので、刺されるとしばらく痛痒くなります。トゲの付いたまま茹でると、なぜか消えてなくなります。くせはないですが、面倒臭いので好んで採る事はありません。
名前 タラの芽     ウコギ科タラノキ属の落葉低木
評価  ★★★★ 収穫期 4月〜5月
おすすめ料理

@天ぷら
Aお浸しや胡麻和え
Bバター炒め
タラの芽は山菜の王様と呼ばれていますが、個人的にはくせが無さ過ぎて、何か物足りないです。赤っぽいのと青っぽいのとありますが、赤っぽい方がトゲが多く、細くてややくせもあり、どちらかと言えば、こちらが好みです。青っぽい方の極上品をバター炒めにすると、アスパラと感じが似ています。
名前 コシアブラ    ウコギ科ウコギ属の落葉高木
評価  ★★★★ 収穫期 4月〜5月
おすすめ料理

@炊き込みご飯
A天ぷら

低山の林の中など、どこでも見掛けます。新芽を摘みます。少し香りがきついですが、人気が高い山菜の一つです。収穫期はかなり短いですが、旬の大木を見つけると、大収穫できます。かなり好きな部類に入ります。
ちなみに、樹脂から採る油を濾して塗料として使っていた事がこの名の由来です。
名前 銀杏    イチョウ科イチョウ属中国原産の落葉高木 
評価  ★ 収穫期 10月〜11月 
おすすめ料理

@炒り銀杏
A茶碗蒸し
街路樹でもよく見掛けますが、あの果実はなんとも言えない臭さです。果実には皮膚炎を引き起こすギンコール酸が含まれているので、触れる場合はゴム手袋が必要です。また、食べ過ぎると銀杏中毒を引き起こします。稀に死亡例も報告されていますので注意が必要です。ちなみに、中毒の原因は銀杏に含まれる4-O-メチルピリドキシンという物質が、ビタミンB6の作用を阻害して、ビタミンB6欠乏症状を引き起こす為だと言われています。
でも、おいしいんですよね。
名前 クレソン   アブラナ科・オランダガラシ属の多年草     
評価  ★  収穫期 4月〜6月
おすすめ料理

@サラダ

さわやかな辛みと香気が食欲をそそり、肉料理の付け合せなんかに良く付いてくる香味野菜です。辛味成分の基は、ダイコンなどと同じように配糖体のグルコナスルチンが含まれていて、これが加水分解して、辛味成分のクエニルエチレン辛子油に変わるからだそうです。茹でても、辛味成分は消えないので汁の実なんかにも使えます。もともと、ヨーロッパから持ち込まれた帰化植物ですが、ヨーロッパでは昔から薬効があるとされ、解毒作用、利尿作用、興奮作用の他に、糖尿病、神経痛、通風に効くと言われており、消化、解熱等にも利用されています。
名前 ノアザミ   キク科アザミ属の多年草
評価   ★ 収穫期 5月〜6月
おすすめ料理

@天ぷら?
A味噌汁の具
B根をキンピラ
日本には約100種類近くが自生していると言われており、種類によって味に良し悪しが分かれるようです。そのほとんどは葉に鋭い棘がありますが、茹でると気にならなくなります。また、一般的に売られているヤマゴボウとは、アザミの根っこの事を指し、この根っこを乾燥させたものを生薬では薊(けい)と呼び、美容と健康維持、ダイエットなどに効果があると言われます。東北地方では売られているほど、おいしいらしいのですが、一度若葉をお浸しにしてみたら、決して美味しいとは思えませんでした。採った種類が悪かったのかもしれません。
名前 セリ       セリ科セリ属の多年草 
評価  ★★★  収穫期 4月〜5月
おすすめ料理

@鍋もの
Aサラダ
Bおひたし

春の七草の一つで、古くから鍋物の主役としても珍重され、香りが強い事でも知られています。注意点として、「5月のセリは食べるな」と言葉があります。これはこの時期に猛毒のドクセリが伸び始め、間違えやすいからだと言われています。また、乾燥したものを、生薬で水芹(すいきん)と呼び、食欲増進、解熱、神経痛、リューマチ、黄疸等に効果があるとされています。ちなみに、1箇所から競(せ)り合って生えるということが、この名の由来だそうです。
名前 サンショウ(山椒) ミカン科サンショウ属の落葉低木
評価 ★   収穫期 4月〜10月?
おすすめ料理

@木の芽に使用

薬効として、成分のサンショオールやサンショウアミドは大脳を刺激して、内臓器官の働きを活発にする作用があるとされていて、胃腸の働きの弱くなった消化不良や消化不良が原因の胸苦しさ、みぞおちのつかえ、腹の冷え、腹部のガスの停滞、それに伴う腹痛に効果があるとされています。
自分は好きじゃないので持ち帰る事はほとんどありませんが、釣りの最中に見掛けたら、葉を手の平でパンと叩くと、アロマな香りに少し癒されています。

しばらくお待ち下さい
名前 シャク(杓) セリ科シャク属の多年草
評価 ★   収穫期 4月〜7月
おすすめ料理

@天ぷら

Aお浸し
渓流の側では雑草のように群生していて、身近な山菜として親しまれていますが、好んで採る事はありません。通常は春の若芽を食べますが、結構シーズンは長いです。
名前 カタクリ(片栗) ユリ科カタクリ属の多年草
評価 ★   収穫期 春
おすすめ料理

@お浸し

美しい花を咲かせる事でも有名ですが、独特の甘みは個人的にあまりおいしい山菜とは思えませんでした。最近は乱獲などにより、生息地は減少しているので、見て楽しむ山菜として位置づけています。
ちなみに、昔はこの鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていましたが、近年は片栗粉というとほぼジャガイモから抽出したデンプン粉のことを指すようになってしまったようです。
名前 ヨモギ(モチ草) キク科ヨモギ属の多年草
評価 ★   収穫期 3月〜7月
おすすめ料理

@ヨモギ団子
A天ぷら

皆さんもご存知のポピュラーな山菜です。どこにでも生えていますが、ほとんど採る事はありません。ちなみに、日陰でよく乾燥したものを艾葉(がいよう)と言い、数々の薬効がある事でも知られています。
やはり、あの独特の香りや風味は、ヨモギ団子が1番かと思います。
名前 タマゴタケ(卵茸) ハラタケ目テングタケ科テングタケ属のキノコ
評価   ★★★★ 収穫期 夏から秋
おすすめ料理

@素焼きにバター醤油

   
見た目は毒々しく、一見毒キノコと誤解されがちですが、実はかなりおいしい食用キノコです。味はバターとの相性が良く、キノコの中でもかなり美味な部類に入ると思われます。なお、猛毒のベニテングタケと間違えやすいので、素人の方は特に注意が必要です。
名前 マイタケ(舞茸) 担子菌門サルノコシカケ科のキノコ
評価   ★★★★★ 収穫期 9月〜10月
おすすめ料理

@天ぷら
Aホイル焼きにしてポン酢
Bマイタケご飯
渓流沿いに広がる原生林の主にミズナラの根元や倒木に生えるものの、滅多に見つからない希少価値の高いキノコです。しかし、近畿地方では東北ほどキノコ狩りの人気がないのか、いつも通っている滋賀源流へ初めてキノコ狩りに行った時に林道沿いの倒木に生えているのをあっさり見つけてしまいました。とにかく、天然ものは栽培品に比べて味、香り共にはるか上をいきます。
名前 ナメコ (滑子) モエギタケ科スギタケ属のキノコの一種
評価   ★★★★★ 収穫期 9月〜10月
おすすめ料理

@味噌汁の具
Aナメコそば
Bナメコと大根おろしのパスタ
いつも通っている滋賀源流へ初めてキノコ狩りに行った時至るところで広葉樹の切り株や倒木に大発生していたので、場所と時期さえ間違えなければ簡単に見つける事ができるでしょう。天然ものは栽培品とは比較にならないほど大きく、味の違いにもびっくりさせられます。但し、ぬめりのある表面にはゴミがいっぱいくっつくので、採る時には十分注意しましょう。雑キノコの中では最も簡単に見分ける事ができるキノコの一つです。
名前 シイタケ(椎茸) ハラタケ目キシメジ科シイタケ属のキノコ
評価   ★★★★★ 収穫期 春と秋
おすすめ料理

@素焼きにポン酢
A素焼きに焼肉のたれ
B天ぷらなど
滋賀源流で春先に初めて見つけました!手の平もある大きさで、見た目ですぐに判断できました。名前からもわかる通り、椎の木などの広葉樹に生えますが、稀にスギなどの針葉樹などにも生えるようです。
一般的に毒キノコのツキヨタケを誤食する事があるようですが、ツキヨタケは石突きを割くと、中に黒いシミがあるので容易に判断できます。でも、素人の方は安易に手を出さないようにするのが賢明でしょう。
名前 ヌメリスギタケモドキ
評価  ★★  収穫期 秋
おすすめ料理

@味噌汁の具

自分自身が初めてチャレンジしたキノコです。帰ってからネットで散々調べても、やっぱり自信がないので、家族に「生死を共にしよう!」と言ったら、ちっとも相手にしてくれませんでした。味はまあまあでしたが、口に入れた時のスリルなんか最高でした。皆さんは真似しないように。

名前 ブナハリタケ   
評価  ★★★  収穫期 秋
おすすめ料理

@炊き込みご飯

2回目にチャレンジしたキノコです。外観が真っ白であることや、傘の裏が針状なので、初心者にもわかりやすいキノコです。独特の甘い芳香を嫌う方も居るらしいのですが、歯ざわりもしゃきしゃきしているので、個人的にはかなり好きな部類に入ります。
雨上がりに見つけたので、水分を含んでいるものが多く、乾いたのだけ持ち帰りましたが、水分を含んでいるものでも、絞ってやれば問題なく食べられることを、後になって知りました。

名前 キクラゲ(木茸) キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコ
評価   ★★★★ 収穫期 春から秋
おすすめ料理

@ワサビ醤油で生食
A中華料理のトッピング

一般的に言われるキクラゲはキクラゲ類の総称で、どれも食べる事ができます。
また、キノコの中では極めて稀な生食が可能で、キノコ自体に味はありませんが、栄養価は高くビタミンDが豊富に含まれています。
(ロールオーバーはアラゲキクラゲ)
名前 マスタケ(鱒茸) サルノコシカケ科アイカワタケ属のキノコの一種
評価   ★★★ 収穫期 8月〜10月
おすすめ料理

@テンプラ
Aバターしょう油炒め
見た目が鱒肉のように鮮やかなオレンジ色な事が、この名前の由来です。サルノコシカケ科なので、老菌になるとコルクのようにボソボソして食べられなくなるので、若い幼菌の頃の耳たぶ位の硬さのものを選んで採ります。鶏のササミのような触感なので、特に油料理に合います。ほのかに酸味があって自分は結構好きな部類ですが、一般的には人気がないようです。
注)以前は食用になると言われていましたが、生食すると中毒するので、最近は毒キノコとして扱われています。食べるか食べないかはあくまでも自己責任でお願いします!
名前 山栗(柴栗)    ブナ科クリ属の落葉高木
評価 ★★★   収穫期 9月頃
おすすめ料理

@焼き栗
A茹で栗
丹波栗などに代表される栽培品種に比べて、小粒でしかも、食べられそうな栗が落ちている事は、極稀です。でも、落ちたてのイガが落ちていると、つい探してしまうんですよね。(ほとんど虫食いなのに・・・)
一生懸命拾って、ちまちま食べるのも、たまには良いものです。
名前 オニグルミ(鬼胡桃) クルミ科クルミ属の落葉高木
評価 ★   収穫期 9月〜10月
おすすめ料理

@炒って後はそのままで
通常食べる菓子グルミと違い、非常に殻が固いのが特徴です。食べ方は、熟した果実を採取して、土中に埋めて果実を腐らせてから水洗いします。それからフライパンで炒ると、簡単に殻の合わせ目に隙間が出来るので、ドライバーなんかでこじると簡単に開きます。実は小さくても、自分が拾ってきたのを食べたという充実感は感じる事ができます。(殻を割った写真)ちなみに、樹皮や葉の煎じ汁、外果皮のすりおろし汁には、発毛作用があるとされていて、発毛薬やその煎じ液で髪を洗うと黒くなるといいます。 薄毛が気になる方は、一度お試しを。
名前 ヤマブドウ   ブドウ科ブドウ属の蔓(つる)性植物 
評価 ★★ 収穫期 秋
おすすめ料理

@生食
A持ち帰ってジャム

秋に渓流沿いの山地でたまに見掛けます。 以前、行動食が切れてシャリバテした時に、鈴なりのヤマブドウを見つけたのでむさぼり喰ったら、後になってしばらくの間、舌がピリピリした記憶があります。外れを引いたのかも?
ちなみに、普通のブドウに比べ、約8倍のポリフェノール、3倍の鉄分が含まれているそうです。また、ヤマブドウを使った果実酒を作るのは、個人消費でも違法行為だそうです。気になる方は国税庁のHPをご覧下さい。
名前 クワの実      クワ科クワ属の落葉高木 
評価 ★★★★   収穫期 初夏
おすすめ料理

@生食
A持ち帰ってジャム

初夏に黒褐色の実をつけますが、ドドメ色というのは、この色が由来です。横文字ではマルベリーと呼ばれ、高い抗酸化作用のあるアントシアニンやポリフェノールを多く含有します。
ちなみに中国の古書には、蚕(かいこ)が葉を食べる神木として、桑の漢名があてられていたことが名前の由来です。
名前 キイチゴ      バラ科キイチゴ属の総称
評価 ★★★★★   収穫期 6月〜8月
おすすめ料理

@生食
A持ち帰ってジャム
種類に関わらず、見つけたら大抵つまみ食いします。いつか、安物のケーキの上にてんこ盛りに乗せて食べてみたいと思っていた夢がとうとう叶いました!

写真はエビガライチゴ
(ロールオーバーはクマイチゴ)
てんこ盛り写真
大量採取の写真
ちなみに、フユイチゴは冬に採れます。




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